2003年7月7日月曜日

千夜一夜

せっかくの七夕の夜だったってのに、あいにくの天気んなっちゃったね。
星見をしようと外に出ても雲しか見えないし霧雨降ってっし。

でも、ものは言いよう考えようってね。

雲の上はるか彼方じゃ織姫と彦星が一年に一回の逢瀬をしてる。
そんな2人にとって特別の時間を、神様は地上の人間には見せたくなかったのかもしんないよ?
「まぁまぁせっかく会ってんだからさ、野次馬なんて野暮なことすんなよ」なんてね。
まったく神様って奴ぁ、粋な演出してくれるもんだぜ。

この雨も今日だけは天の川の水かもしんないって思えたら、霧雨ってのもちょっと神聖な感じじゃん?
なんか水のカーテンみたいでさ。

昔の人は七夕のとき何してたんだろ?
今の俺と同じように星見を楽しみにしてたんかな?

そんなことを考えながら、七夕を過ごした俺でした。

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