2003年9月29日月曜日

決めつけはよくないね

おっす、みなさんおひさしぶり。
最近何してんの?暇してんならたまにはメールくれたりしちゃうと嬉しかったり。

それにしてもさぁ、最近俺忙しんだよ、いや、厳密に言うと俺の“忙しい”は別にやめようと思えばやめれちゃう忙しさではあるんだけどねぇ・・・(^^;
断りゃ断れるし、行かなくてもいいことなんだもん。

でもそれに行って後悔なんかしてないんよ・・・なんつーか最近は自分のパフォーマンスが落ちてきてるっつぅか、へこむことが多かったり体が疲れやすくなったりってのを自分で感じるんだよねぇ~。一発どっかで休んで全快させないとだなぁって。
そーいうときってあるべ。

まぁ、倒れたらよろしく頼むわ。Yoshikiと一緒で俺あんま出し惜しみとかできない人なんで(わかる人なんかいねーかも)。

んでね、一昨日、陰陽師Ⅱを試写会行って観てきたんだけど、ちっとこれは忘れないうちに書いておきたいなぁ~と思ったんで、書いておくことにした。
俺ね、映画ってもんを大分勘違いしてたかも。

映画ってさ、ほんとはすげぇ自由なもんなんだなってのが今回わかった。
俺の中では、映画って歴史の一部分であったり、漫画や小説なんかを役者とか監督がその話に忠実につくってるもんだと思ってたんだ。
だから映画でやってることってのは大体が間違ってねぇんだろうなぁって。

でも、そうじゃなかった。いや、そうじゃなかったっていうか、そうなんだけどそうじゃない道もあった。
道が1本しか見えてなかった、てのが正確な表現になんのかな。
陰陽師Ⅱ観て、俺が今まで観た映画ではそのことに気づいてなかっただけだったんだってことがわかった。

まぁ全部が全部そうだ、とは言わないけどね。

歴史には色んな解釈があって、その解釈ってのは人が違えば違うわけじゃん?
例えば人によっちゃ信長はすごい奴だった、とか言ってる人もいりゃぁ、あいつは悪魔だみたいに言ってる人もいたりさ。

んで、その二つに分かれる人たちが同じ信長の映画を作ったら、どっちも同じ史実から映画を作ってるはずなのに印象は大分変わるよね。
そーいうのを自由に自分の想像で考えられたりすんなら、監督や脚本家ってのはすごくおもしろい職業だなぁって思った。

映画を作ってる人たちってのは、同じ出来事についていろんな見方がある中で、その一つとして「こーいう見方もあるんじゃないの?」みたいなことを言ってるだけなんだなぁって。
気づいてみれば当たり前だし簡単なことだよね。コロンブスの卵って奴。
だからみんな知ってることなんかもしんないけど、俺にとっては大きな一歩だったんだわ~。

映画が映像の芸術作品でありながら娯楽として扱われることに、大いに納得できた。
“泣ける”映画ってあんじゃん。それとかすげぇ重い映画とか。観ててあんま楽しくなんないのになんでそれが娯楽って言われんの?ってちっとひっかかるとこがあったんだよねぇ~、んでわかんないまま俺ん中でひねり出してた結論が「1シーンでも笑えるとこがあんなら、それは娯楽として扱える」っていうジャンル分けだった。笑
まぁ、こじつけだわな。

でも、なんか今回のことで多分これからほんとに映画を“娯楽”として観れるかなって思った。
なんかスッキリしたよ、肩の力抜けたっつうか。

「みんながおもしろいって言ってるから」観る。「流行ってっから」観る。「この役者が好きだから」観る。「彼女とデートできるならなんでもいいからとりあえず」観る。
色んな人がいていいと思う。娯楽としてみんな観てるんだから。

陰陽師Ⅱ観る前に、出雲大社行って、おろちって酒買ってきて、天岩戸神社行ってて良かった~。
やっぱなにかしらつながるもんがあんだねぇ~。俺って運もいいけど縁もいいんだな。

らっきー。感謝感謝だわ

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