2023年7月7日金曜日

【読了】奥多摩殺人渓谷

奥多摩が舞台だったので読んでみた1冊。一見何のヒントもないような事件に違和感を見つけ、そこから確認を進めて見つかっていく真実のかけらを集めて全体像を暴き出す、よく練られたストーリーだと感じました。奥多摩のよく知っている地名もたくさん出てきて、「あぁあの辺か」と頭の中で描きながら読めるところも楽しめました。でも1つの事件の解明に何人・何十人もが数か月かけていく、という労力の使い方は必要なことはわかるけどちょっと発生頻度に比べて解決スピードの方が滞留しがち、そうなると総力的にはどうしても、(やればできても)解決できない事件の方が増えてしまうだろう、とそんな気もする1冊でした。