2026年5月13日水曜日

【散策】安野光雅美術館

津和野町日本遺産センターを後にして、いよいよ来ました「安野光雅美術館」。

この日は5月10日だったんだけど、奇しくもこの日は立川のPLAY! MUSEUMでやっていた「生誕100周年記念 安野光雅展」の最終日。

先日立川の展示で見たばかりの安野光雅作品の本拠地・津和野の「安野光雅美術館」に展示期間中に来ることになるとは、不思議な縁ですね。



展示室内の展示作品は光に弱いことから残念ながら撮影禁止だったので、入口のものだけ写真に納めました。


「た」のベンチ。


なんと、こちらの美術館でも立川の展示のチラシを貼ってくれてました。
地味に嬉しい。


こちらでの展示は、PLAY! の展示とはかなりテイストや見せ方が違っていて、、2つを見比べるとこんな感じで違いがあったかなと。

PLAY! の展示は津和野の話は冒頭に少し出てきた程度で、安野さんの視点や人となり、作品世界にフォーカスした展示。世界を旅する話や「母の友」の表紙として書いた草花の展示も多く、見せ方も壁一面をつかったものやフォトスポットとして大きなお皿を置いたり、ナレーションつきの動画で天動説の話を投映したり、「誰でも楽しめる」ことに主眼が置かれていたかなと。

それに対して、この美術館では津和野での話にかなりの割合が割かれていて、また戦争で従軍していた頃の作品もあったり平家物語の作品だったり、PLAY! では見なかった一面も多く紹介されていた。見せ方としては一般的な美術館同様、絵に対して解説をしていくスタイル、それとアトリエの紹介。変わったところだとプラネタリウムがついていて、これは時間が合えばぜひ見たかった(見れず)。

この2つから、PLAY! での展示が訪れるターゲットに合わせて「津和野にルーツを持たない人でも楽しめるように」「来た人が作品の世界により入り込めるような演出も」ということを意識して展示を設計していることがよくわかりました。
コンテンツのチカラもあるけど、それにターゲットに合わせた設計や演出が加味されている。
いつもPLAY! の展示にあれだけの人が訪れているわけがよりよくわかった、という感じもありましたね。

もちろん、ここに来なければ見れないものも楽しませてもらいました。




こちらは入口フロアの魔法陣。

この時期にここに来れて安野作品に触れられて、津和野らしさや地域が育んだ優しいまなざし、小さな幸せの見つけ方みたいなものが受け継がれていることを改めて感じられたのもよかったなと。

駅の一番近くにある理由もよくわかる。
津和野に来たら、まちとしてもまず訪れてほしいスポットということなんでしょうね。