2026年5月11日月曜日

【散策】大和ミュージアム

広島に移動してきて、 最初の目的地は呉・大和ミュージアム
一度は行ってみたいと思っていたところにようやく足を運べました。感激。


呉駅に到着。迎えてくれてありがとうございます。
(糊付けはもう少しキレイにできるとよかったかもね)


そして早速大和ミュージアムに到着!駅から歩いて5分くらい?
4/23にリニューアルしたばかりということで、続々と見学者が訪れてました。


ドーンと迫力の大和!
入ってきた人の目線で艦橋が見えるようにしつつも艦底部分も見れるようにするために、展示スペースの真ん中を掘り下げて下まで降りれるようにしてる。
ただ置くだけ、最後に上から見せればいいやという考え方もあると思うけど、最初に「大和をしっかり見せたい」という迎え入れる側のスタンスが伝わってくるようでした。
「今からこの大和を見るんだ」という気になる。

そしてこの大和ミュージアム、展示がはじまってすぐわかったけれど「戦艦大和を紹介する」ことだけを目的とした施設ではないんですね。
そこに至る第二次世界大戦および太平洋戦争の中で、呉のまちがどう変わっていったかの足取りを紹介する方を先に持ってきている。

そして読めば読むほど、ここと同じ経緯で発展したまちを知ってるぞ。。と。


「地勢的な条件がよかった」①ことで呉が軍港都市に選ばれ、軍の拠点ができたおかげで産業が盛んになり人口が増大、市街地やインフラが整備され発展していった呉。


そんな産業の発展に伴い「文化が花咲く」②。
音楽や芸術、スポーツが盛り上がりを見せる。


ただ、戦況が悪化していくと軍の拠点があったことで「攻撃目標となり、空襲を受ける」③ことに。何度も空襲を受け、市街地は丸焼けに。



そんな焼野原のなか、失業した市民たちの運動にもよって産業が徐々に「戦後の復興をたどる」④。


呉の場合は、造船業に関わる市民(人材)が多くいたことと元々の地勢的な条件の良さから、造船業の港町としての復興をたどることになった。


そして、そんな「呉の歴史」と「科学技術」を紹介する「呉ならではの博物館」として大和ミュージアムが構想され、10年以上の歳月をかけて2005年「大和ミュージアム」オープン。
来場者は初年度2005年に100万人、2015年には1,000万人を達成した。

ここまで読んで気づいた方もいると思いますが、僕はこれを読みながら
「…これ、まんま立川じゃん」
と立川を重ねながら読んでました。

① 「ものすごく平ら」という条件に恵まれて飛行場ができ、軍の拠点ができたことで製造業が集約。
② 産業が活性化し人口が増え、映画のまち・立川として文化も花開くものの、
③ 立川飛行場があったことで空襲のターゲットとなる。そして失意の敗戦
④ 敗戦後、立川飛行場は米軍基地として接収され、のちに返還。その大きな土地を昭和記念公園&広域防災基地として戦後の復興をたどってきた

違うのは、復興の仕方。
呉は元々のインフラを活かして「造船業に強みを持つまち」として復興してきたが、立川はインフラとしての飛行場&人材は米軍に接収されて活用できなかった。
そのため、返還後は別の活用方法を選ぶこととなり、今の形になった。

この大和ミュージアムの展示に、他の軍港や軍事拠点を持つまちから来た人はもしかしたら僕と同じような感想を持つのかもなと思いながら展示を見てきました。


大和の最後。ひとつの時代の終わり。


大和だけでなく、魚雷や潜航艇、ゼロ戦なんかも展示。


大和の操船シミュレーターもあって大人気。
やってみたかったけど並ぶ時間なしでできず。



その他いろんな戦時中の遺品というか歴史的な価値のある部品も細かく展示されてました。


そして見つけた!
この飛行機わかります?
「立川飛行機 A-26(キ77)」

この大和ミュージアムに、立川にも関わる飛行機模型も展示してくれているのが嬉しかった。


あと、期間限定の特別展示として、海上保安庁の展示もあったのでのぞいてきました。
(立川には、海上保安庁の海上保安試験研究センターもあるんだよなそういえば)


YS-11も。


壁一面のメッセージにも圧倒されるものがあったけれど、「これいいな!」と思ったのがそのひとつひとつに「ありがとうございます」「Thank you !」「Thanks」とシールが貼ってあって、気持ちのいいやりとりになって見えているところ。
これは、どこかで使いたい。


読み終えたメッセージに「Thanks」とか貼ってあると、「あぁ読んでくれたんだな」と思えたり、いろんな種類のシールがあるのもいろんな海保のメンバーから返しているように見えてとてもいいなと思いました。


最後、ミュージアムを出たところにあったやまとの時鐘を見つけて鳴らしてみた。
ものすごく音が響くのでご注意を。笑

そんなこんなで大きなヒントをもらった大和ミュージアムでした。
行ってよかった。それも、ちゃんと自分のまちの歴史を頭に入れた上で行ってよかったなと。
呉と立川、何か一緒にできたらいいなと。