2017年12月14日木曜日

本「首都防空網と“空都”多摩」

立川近辺に散在する軍事施設や、大きな存在感を放つかつての航空機産業の歴史を頭に入れておきたくて読んでみた1冊。読んでみて、今のこの特殊な土地柄やその成り立ち、まちの共通理解の一端に触れられた気がしました。かつて祖父母が生きていたときに、もっとちゃんとこのまちの歴史を聞いておければまた違った話も聞けたのかもなとも思ったりしますた。歴史のなるべく詳細な記録を残したい、という意志を感じる1冊で、興味のない人には読み飛ばしたくなるくらい細かい記述も多かったものの、16号がどんな意味合いの道路だったのかとかなるほどと思う話も多く、大いに勉強になる1冊でした。

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