2007年12月24日月曜日

本「いつも笑顔で Always Smile」

著者 : 伊達公子
マガジンハウス
発売日 : 2006-09-21
今日は、たくさんダイアリーを書いてきましたが、一日を通してダイアリーと日常生活の時差を埋められて良かった。

クリスマスとしちゃなんとも寂しいものだったけど、一昨日のスノボで筋肉痛の体を休めて、昨日も仕事で警備員に注意されながらリミットまで働いた頭を整理して、今までを振り返るいい機会になりました。

で、その最後に書くダイアリーが、これ。
さっき読み終わった元プロテニスプレイヤー、伊達公子の本でした。

テニスは昔テニス部のダチの練習相手になってたくらいでさっぱりやったことない俺だけど、伊達公子がすごい人だったのは知ってる。グラフに勝ったことあったよね、その後でヒンギスが出てきて、そのヒンギスももう2回引退してる、、、。それだけの月日が経ってんだよね。

でも、そんな人が伝えたかったことってなんだろって、この本が目に留まった。

読んでみると、引退して結婚して、今まで過ごしてきた時間があったからこそ書ける本なんだなと確かに思いました。
こんなに幸せにしてる女性もいるんだなと。

なんというか、伊達公子の本なんだけど、本の中でのやりとりで俺はパートナであるミヒャエルクルムさんに共感したとこがずいぶんあった。ちょっと一例を。

■食事について
「公子が疲れていても楽しんで料理ができるなら、嬉しいから喜んで食べる。けれど、僕のために作らなきゃいけないと思って無理して作る必要はない」
どんなに美味しいご飯を作っても、作らなきゃいけない義務感がストレスになったり、公子がイライラしながらだったりして、心から楽しんで作っていなければ、いい空間は生まれない。ピリピリした空気の部屋で食事をするくらいなら、簡単に外で食べて、いい空間でいられるようにしよう。

■物について
「物は大切じゃない」
「使っていれば物は壊れたり、なくしたりして当然」、そして「壊れたり、なくして目に見えなくなっても、その物を通して得た記憶や思い出も、自分の中でのその物への思い自体も変わらない」

こういうとこは、すごく似てる。俺もこういう考え方だなーって読んでて思いました。
だから、食事にも物にも執着しないのかも。^^;
心がこもってれば何だって喜べるし、感謝するし、逆にそうでないなら無理することない。
そこから何を得られるか、それを通して何を受け取ってもらえるのか、本質はそっちになくちゃダメだと思います。じゃなきゃどんなに美味しいご飯も、どんなに高いブランド物も、意味を持たない。心から大事になんてできない気がする。

そういうことを大事にしている伊達公子とパートナの関係は、自然で憧れるとこあるなって思いました。加えて言えば、クリスマスの過ごし方もね。^^;
1人で過ごすクリスマスよか、パートナと家族と過ごすクリスマス、そういう時間ってそんな大層なことをしてなくても、一緒にゲームとかしてるだけでも、大事な時間になるんだろーなって思いました。

いつか、俺にもそんな大事にできる時が来るといいけどネ。。。

ま、それはさておき、この本自体からはとっても幸せな生活を送ってる伊達公子の、そんな生活ができてる今を形作ってきた過去の全ての出来事、人との出会いに感謝している様子が感じ取れます。やっぱそういう周りへの感謝があって初めて人は幸せになれるんだろーなって、改めて思いましたとさ。

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