2011年8月12日金曜日

町田市の話

■概要

  • 多摩第二の人口
    • 多摩地域で二番目に人口が多い自治体で約42万人が生活しています。
  • 鶴見川源流
    • 鶴見川の最源流部は町田市上小山田田中谷戸に位置し、一日約1300トンの地下水を湧出する「鶴見川源流の泉」です。この安定した清流は、源流の生き物たちの賑わいを支え、水田の用水としても大切に利用されつつ、中、下流の街にむけて、多摩丘陵をかけおります。
  • 自由民権運動
    • 町田市を含む昔の南多摩郡という地域は、明治政府の初期、強烈な自由民権運動があった場所だった。ここを訪れることはそのまま明治時代のこの地の青年たちの精神性に触れることになる。その青年たちの中には「楚囚之詩」の北村透谷もふくまれる。北村透谷は強烈な精神性の持ち主で、ついに耐えきれず25歳で命を絶ったぐらいだ。なんということだ。
  • 大学のまち
    • 多摩地域には80以上の高等教育機関(大学、高専、短期など)がありますが、町田市には桜美林大学、和光大学、昭和薬科大学、法政大学、玉川大学、国士館大学など、多くの大学が集まっています。
    • 町田市観光ガイド「大学一覧
  • 文学のまち
    • 町田は遠藤周作、森村誠一、白洲正子など多くの作家が住んだ文学のまち。
    • 遠藤周作は療養のため、町田市に移り住んでから「狐狸庵山人」と名乗った芥川賞作家です。遠藤周作が移り住んだ頃の町田は畑が多く長閑な場所だったそうです。「市民文学館ことばらんど」には遠藤周作の遺品などもあります。
  • 特産ワイン
    • 多摩地域の特産ワインとして町田市には「禅寺丸柿(ぜんじまるかき)ワイン」があります。

■主なスポット

  • 町田市立国際版画美術館
    • 日本で唯一の版画を中心とする美術館。国内外の22,000点を超える収蔵品を有しています。
  • 薬師池公園
    • 「新東京百景」「東京都指定名勝」に指定、「日本の歴史公園100選」に選定された町田市を代表する公園。
  • 武相荘
    • 小田急線北口から1kmほどの場所に、白洲次郎と正子が暮らした武相荘がある。GHQをして「唯一の従順ならざる日本人」といわしめた白洲次郎の茅葺き住居、一度見ておくのも悪くない。
  • 町田リス園
    • 町田リス園は、動物の飼育が禁じられている団地の多い町田市で、小動物とのふれあいの機会を設けるために1988年に開園しました。

■町田市ゆかりの作品

▼まほろ駅前多田便利軒
  • 町田が舞台の映画「まほろ駅前多田便利軒」。
  • 主演は瑛太と松田龍平。便利屋を軸に展開するユーモラスで温かい人間ドラマを描いています。原作者の直木賞作家・三浦しをんは町田に20年以上在住。同作品には“町田らしさ”や“町田の魅力”があふれています。
  • 「市民文学館ことばらんど」では映画公開記念の「THE MAKING OFまほろ駅前多田便利軒」が観覧できます。
  • 芹ケ谷公園から、国際版画美術館を見学。昼食後は映画の舞台になった江戸時代の二六(にろく)の市の流れをくむ町田仲見世商店街などを散策。そんなツアーもいいかも。
    多摩地区が絡む本は全部目を通してみたい、と思って本を探していたら出会った、町田駅を舞台にした直木賞受賞作品。届いたときに結構大きい本で、「げ。」と思ったんですが読み始めてみるとテンポが良くてどんどん先を読みたくなって、あっという間に読み終わっちゃいました。町田で遊んだことのある人は、きっと街並みなんかは僕よりも頭の中に描きながら読めるんじゃないかなと。おもしろかったです。
■町田市のお店について

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