これも奥トレで交換してもらった1冊。実は三島由紀夫の本を読んだのはこれが初めてだったかもしれないんですが、日本語のうまい人だなぁと思いました。この本は登場人物同士が手紙を通してやりとりしながら物語が進んでいくんですが、その手紙が実は日本語の例文集になっているっていう変わった1冊で確かにこんな言い回しの手紙だったらテンポもいいしわかりやすい、と思うことが多かったです。すぐに自分で活かせるかはわからないですが、やっぱり頭でいくら勉強してもコミュニケーションが取れるようになるわけじゃなく、場数というか、たくさんいろんな人とやりとりをして、失敗しながらいい文例なんかも身につけて、コミュニケーションのレベルって上がってくのかなぁと思いました。
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