2006年2月24日金曜日

ミュンヘン

長編映画だったけど、あっという間に終わっちゃっておもしろかったです。
「軽くフィクション」じゃなく、事実をもとにした映画ってことでドラマチックな展開はそう期待していなかったんだけど、「事実は小説よりも奇なり」とはよく言ったもんだね、いい映画に仕上がってると思いました。

同時に、自分たち日本人は恵まれてるし平和だな、と。
生まれた時代や生まれた場所、肌の色がたまたま違っただけで、こんなにも差が出てしまうのっておかしいけどこれが世界の真実で、勝ち組の人たちが自分たちの権利を軽々と手放すことはないってことを考えるとこの差はこの先消すことができないのかもしれない。
そんな中で、自分はそういう民族紛争と無縁でも生きていける国に生まれ育って、今までリアルにそういうことを考えたことってなかったけど、多分これ書いてる今も「祖国のために」ってやってる奴らもいるんだよなって思う。
トリノオリンピックとは別のとこで「それどころじゃねぇ」って必死で。
そーいうことを少し考えてみてもいいかなって思いました。

奇しくも今年はミュンヘンオリンピックの行われたドイツでW杯がある。
優勝がどこの国になるか予想するのも楽しいし、たくさんのスーパープレーが拝めるのも楽しみにしてっけど、いろんな国を知るいい機会だなとも思うんでちっちゃくて弱い国にも興味持ってみようと思います。
サッカーやってなかったら俺こんなに世界中の国のこと知るようになれなかったしね。

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