2009年5月12日火曜日

本「スラムダンク勝利学」

著者 : 辻秀一
集英社インターナショナル
発売日 : 2000-10-05
25万部売れた、大ベストセラーらしいっす。
全然知らなかったんで読んでみたんだけど、すごいおもしろくて一気に読んじゃいました。

この本、いいっすよ!おすすめです。

<本の紹介>
ただ、がんばるだけでは意味がない!超ヒットバスケ漫画『スラムダンク』のなかに必勝の秘密があった。スポーツで勝つ、人生に勝つ。

俺たちの世代でバスケをやってて、スラムダンクを読んだことがないって人はおそらくいないと思う。そんな国民的漫画であるスラムダンクの数々のシーンに散りばめられた勝利とか人生で重要なエッセンスが、漫画のシーンと一緒に語られてて、すごく記憶がよみがえるし納得しやすくて。

「ヤマオーは俺が倒す!(花道)」→「これで勝つしかなくなったぜ」:有限実行
「今年の目標は全国制覇だ!(ゴリ)」:チームの目標を明確にする
「なんで俺のファウルなんだよ!?ちゃんと見てくれよ審判!(魚住)」→5ファウル退場:怒りのコントロール
「俺は『今』なんだよ!(花道)」:「今」に集中すること
「敗因はこの私!陵南の選手たちは最高のプレイをした!!(田岡)」:コーチとしてあるべき姿(自分に責任を置き、選手を責めない)
「はいあがろう 『負けたことがある』というのが いつか大きな財産になる(堂本)」:結果の捉え方

多分、セリフを読んだだけでどんなシーンかみんな想像できるんじゃないかと思います。
こんな調子な本で、仕事に活かせる部分もたくさんあるし、スラムダンクも読みたくなるし、何より、日本語がうまい。だらだら書くんじゃなく、吉川英治の三国志じゃないけど文章にリズムというか大河のようなゆったり心地よく流れる感じがあって、読んでて疲れないの本当にすごいなと、そりゃ25万部売れるわなと思いました。

こういう文章が書けるようになるといいんだけどなぁ。。。
読んだことない人、ぜひぜひ読んでみて下さいな☆

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