2008年10月31日金曜日

本「勝間和代の日本を変えよう」

相変わらずカチンと来る言い方もあって絶対この人好きにはなれないと思うけど、読むと勉強にはなる人ですね。

男性と女性が教育を平等にされているのに、女性が下手すりゃ大学卒業前に家庭に入ること、これって教育費の無駄遣い。そう言われると、「確かに」って思いました。もっと働けるのに、働かない。女性の方が能力が高いとこもあるのに、子供育てながらだったりすると働きにくさも相まって全然そういったとこが活かされてない。で、正社員で働けずめちゃめちゃ頭の切れる人が弁当屋のおばちゃんになってたりする。それじゃ日本は良くならない、と。
ただ、そんなことばっか言ってたらピリピリしないかなぁ、とも思いました。本の中で、「女性をこき使う戦略」を進めるべきだって筆者は言っているけど、それが女性が望むことなの?ってのも思います。べき論は適材適所ってことでそうかもしれないけど、女の子はフニャーってしてくれててもいいとも思う。男側が、そうさせてあげられる自分であればいいわけだから。

男が家事を「手伝ってあげようか?」って言う。
これが違うのはそうだよな、と思いました。手伝うんじゃ、まるでやらないことが前提になってるみたいじゃんか。1人暮らしをしてれば「自分の生活の中で家事なんてやって当たり前」で、仲間内もそういう認識の奴の方が多いように思うけど、世の中的には違うのかな。でも、これって大事なことだと思うんで自分も気をつけておきたいと思いました。

あと、高齢者対策費と家族対策費の差。政治家にとって、自分たちの周りみんなが高齢化してって他人事じゃない高齢者対策と、一通り自分達の世代は終わってる家族対策で、高齢者対策が優先されるのはわかるし、そっちも大事な問題だろうからしょうがないのかもしれないけど、このまま若者にそのしわ寄せが来るってんじゃ若者はボロボロだ。労務管理がキツくて生活残業ができない人と、全く逆に残業させられまくりで会社の歯車としてラットレースを死ぬまで続けざるを得ない人と、働けない人。
どう考えても今のままじゃ改善される兆しは見えないし、何年か後が正直怖いです。このまま何年も何も考えずに親のすねかじって暮らしてる人が、あぶれてくる世の中になる。格差がどんどん広がって、競争し続けないと、学び続けないと何も前に進まない、どんどん追いてかれる、働いても働いても出口の見えない世の中になる。でも、家族もいたりするし目の前の生活を維持する為に働かなきゃいけない現状を甘んじて受け入れざるを得ない、そんな状況になるんじゃないかって思います。それはわかるし、認識しておかなきゃいけない現状だとも思います。

ただ、やっぱり書き方がなんか好きじゃない。
「○○と言うと、△△と言う方がいるのですが、、、」っていうのが多すぎる。勝手に仮想の敵を作って頑張って戦ってるような印象があって、誰もそんなこと思ってないんじゃん?とか思えるような反論もあったりして違和感がありました。自分の考えはこうです、だけでもいいのに。
あと、「自分の本の宣伝をするつもりはないのですが」って言いながら他の本からの引用や「詳しくは○○の本で」的な表現が多いのも読みにくかったです。じゃぁ、言うなよ。この本だけ読んでもわかんないじゃん、とか。
なんか、読みやすい文章を心がけてるようには思えず、相手の目線がどこに向いてようが自分の言いたいことを言う、宣伝宣伝、て印象が強かったです。そんなに売りたいのかなとか思って心から納得はできなかった。

いいこと言ってるとは思うんだけど。
もうちょっと読みたい書き方なら、もっといろいろ読むんだけどな~。
そんな本でした。

2008年10月30日木曜日

映画「少年の町/感激の町」

著者 :
ワーナー・ホーム・ビデオ
発売日 : 2005-11-25
<映画の紹介>
38年のアカデミー賞を受賞した人間ドラマ。殺人犯が死刑執行される直前に吐露した“あるひと言”を聞いたフランガン神父がその言葉を発端に小さな孤児院を設立する。

この映画、70年も前に作られてて、映像はあんまりキレイじゃない。
でも、ストーリーは素晴らしいものがある。

うまく言葉にできないけど、いい映画でした。
犯罪を犯したり、親がいなかったり、うまく生きていけない子供たちを少年院に閉じ込めて、大人の言うことに絶対服従させて体罰を繰り返したところでその子供は余計に孤独になっていくだけ。憎悪の感情が増えることはあれど、校正なんかするわけがない。
そんな思いで神父が作った少年の町。貧しかったかもしれないけど、それでも人の温もりがあれば安らげて、それが一番子供に必要なことなのかもしれない。1人で生きていけないのは、大人だけじゃない。子供の方が、余計にそうなんだと思う。

イノセンスって言葉がある。

子供がどう育つかは、その周りの環境次第。だから、環境を整えてやるだけで、子供は自然と子供社会の中で軌道修正しながら成長していくし、その器を用意してあげることが大人にできることなのかもしれない。

70年経った今でも、監督が伝えたかったことは伝わってくる。自然と2作目の「感激の町」まで見てしまった。傑作だと思います。
こういう映画は、後世まで残していきたいっすね。

本「君はピカソを知っているか」

<本の紹介>
世界の美を変えた男、ピカソ。
挑戦と破壊に満ちた絵画の裏側には、歴史と伝統も脈打っている。
華々しい革命児の人生を辿りながら西洋美術の基礎も学べる、彩り豊かな入門書。

いろんな人生があるけど、この人は人生楽しんだろうなって思いました。
若くして才能を発揮し、数々の美術学校を総なめ、亡くなってからでなく、生きているときに既に名声を得、生活に不自由はなく、周りには常に若い女性がいて、ずっと一番好きな絵を描くことを生涯通して90年。
その間、男女関係のゴタゴタもあったりしたみたいだけど、トータルで見たら他の人が羨む人生だったんじゃないかなと思います。

青の時代、バラ色の時代、キュビズム、新古典主義、、、ピカソは付き合う女性によって作風が変わっていく。
でも、女性じゃなくても誰かに出会って自分の生き方は変わっていくものだから、前向きに捉えれば次のステップに進む為のいい出会いに恵まれたんだろな、とも思います。

この本はピカソだけじゃなく、ピカソに影響を与えたセザンヌやその他の画家の話も出てきて、いろいろ勉強になりました。次にピカソの作品を見たときには、もう少し違ったとこから楽しめるといいなと思います。

絵って、ただ描かれているだけのものじゃない。
その絵が意志を持って社会に問題を投げかけることもあるし、その人の生き方やその時代の価値観を閉じ込めて後世に伝えることもできる、ある意味、その人自身とも言えると思う。

今までは、そういう風に見れなかった。
でも、少しずつそんなことも思えてきた自分がいたりします。

ちょっとずつ、アートについても学んでいけたらいいのかな、と。

2008年10月29日水曜日

本「本気論」

<本の紹介>
仕事で大切なのは才能や運じゃない。どれだけ本気になれるかだ! フリーターから東証一部上場企業の社長になった男が語る成功法。どんな逆境のときでも前向きに仕事に取り組む方法、上司との関係の築き方、人脈の作り方など。

この本は良かったです。
この人の話がどこまで本当か知らないけど、考え方とか仕事への取り組み方とか、かなり刺激になりました。

◆やる気はわかりやすい形で見せること。
  やる気があるなら、口にしてるだけじゃなくて形にしなきゃダメ。
◆一回の遅刻で熱意と本気度が疑われる
  仕事に対する姿勢は勤怠一つに表れる。
  遅刻一つにその人の仕事への取り組みの心構えが出る。
◆アイデアは仕事中に生まれるもの
  アイデアは「馬上、枕上、厠上」というが、一番のアイデアは仕事中に出てくるもの。
◆六十パーセントの力を出し続けられる人が勝つ
  常に一定のパフォーマンスを残せる人は貴重な戦力になり得る。
  逆に100%が出せても0%にもなる人はダメ(倒れたときの俺じゃん。。。)
◆十回に九回叱ってくれる上司についていけ
  叱るのもエネルギーがいる。叱ってくれる上司はいい上司。
◆どんな上司も想像以上に能力や人脈がある
  どんな会社でも上司は選べない。愚痴を言う前に、上司の力を100%活かすことを考えるべき。
◆上司は返事一つで、部下の能力を判断している
  部下に実力がついてきたら、上司はあえて「できないこと」を指示して部下を試すもの。
  上司はなんでも2つ返事に「できます」と言うことを求めているわけではない。
◆万全の準備をすれば、たとえ失敗しても結果は出る
  常に万全の準備をしておくことで結果的にプレゼンに負けたり失注しても次につながる
  鍵は見つかる。
◆人脈とビジネスを融合するキーマンを見つける
  人脈をビジネスにつなげられる人は何人もいない。キーマンを見つけることが大事。
◆パーティで出会った百人より、とことん付き合う一人が大切
  数を知り合うことより、1人の人ととことん付き合うこと。
  とことん付き合う人が1人いれば良い。
◆ビジネスでは百点満点は目指さない
  常に改善できることを意識しながら仕事に取り組むべき。
◆自分が「社長だったら」と常に考える
  経営の視点を持っている人と持っていない人では、仕事への取り組み方が全然違ってくる。
◆評価には「いいか」「悪いか」の二通りしかない
  曖昧な評価は部下の信頼を落とすだけ。シンプルに、わかりやすく。
◆日報はA4二枚で収める
  だらだらと書かずに、相手に読んでもらうことを前提にシンプルに書くこと。

こういう人は、世間的には目立たないかもしれないけど、こと職場の中では仕事にドライブかけてガンガン進める、頼りになる人なんだろなって思います。怖いだろうけど。
60%のパフォーマンスっていうけど、絶対60%でいいと思って仕事はしてないと思う。あんまり上長の考えてることとか聞いたことってなかったけど、こうやって部下のこと考えてくれてる人が上長としていて、どんなこと考えてるか部下に教えてくれることは部下のモチベーションアップに一役買うんだろうなぁと思いました。

俺、社長の思いを聞いたことなんてないや。ってのが、率直に思った感想です。

2008年10月28日火曜日

本「川本裕子の時間管理革命」

著者 : 川本裕子
東洋経済新報社
発売日 : 2005-07-29
この本は、量が少ないんでさくっと読めましたわ。

<本の紹介>
時間を効率的に使うには、どうしたらいいのか?マッキンゼーに勤め、早大教授と母と妻という幾多もの顔を使い分ける著者が、多忙な日々から生み出した時間管理術を紹介。仕事に限らず、休みや遊びも含め、限られた時間で効率的に目的を達成するコツが記されている。

問題点と解決への仮説を30秒で説明できますか?
自分の仕事で、顧客が抱えている問題点と解決策を常に整理し、他の人に言う準備をし、30秒程度で伝えることができるかどうか。これを読んだとき、「・・・できねぇ。」と思いました。問題把握の為に、何を知らなきゃいけないのか。問題を意識させる為に、どういう表現をしなきゃいけないのか。考えれば、そりゃできる。時間をかければ、いつかはできるに決まってる。できる人ならね。でも、準備をしておけなければ、その場でまとめて話すことはできない。そういう意識を常に持つってことができてないことに気づかされました。

ただ、それ以外に目ぼしい情報はなかったな。
なんか淡々と書かれてて文章自体もおもしろみはなく、インパクトもなかったんであんまりオススメしません。少し考えてる人なら7割方は知ってる知識なんじゃないかなと。

正直、他の本読んだ方が良いと思いました。

痛恨の一撃

<火曜日>
PartyTimeを終えた次の週は、大抵俺は数日間放心状態になってしまうんですが、この日も
「ん~(いつも通り)体が重いなぁ」って思ってました。

で、帰ってきてからその日の夜、明日のアポの確認を相手方とした後のことでした。

「え、なにこの寒気???(((( ;゜Д゜)))ガクガクブルブル」
いきなり悪寒に襲われ、頭痛と腹痛、、、体温測ったら38℃超えてるし。「俺なんかした?」
そっから震えが止まらず、いろいろやったけど回復せず。ほとんど寝られず。

<水曜日>
仕事もそうだけどうつしても良くないし、、、

ってことで次の日やむなく会社を休んで、アポのキャンセルもお願いして(昨日の夜はOKだったじゃん!って思ったと思います><ごめんなさい!)、ひたすら寝てました。治らず。

<木曜日>
すこーし動けるようになって、病院に言ったら「胃腸炎」と。
(またかよ・・・まぁ予想してたけど)

で、何も食べれてない旨を伝えたら点滴することになった。あと、薬をもらってきた。
いやー、1日歩いてないと動くの重いっすね。にしても、食べれず。治らず。

<金曜日>
症状はさすがに薬飲んで軽くなったものの、衰弱してたんで休ませてもらいました。
やっと、お茶漬けが食べれた。^^

やるっつってた仕事全部ほったらかしにして、すいませんでした。
本当は研修の予定もあったのにドタキャン、すいませんでした。
せっかく遊びに誘ってくれたのに、すいませんでした。
忙しい中アポの時間作ってくれたのに、すいませんでした。
飲み会企画してくれたりしたのに、すいませんでした。
院長さん及び看護婦さん、丁寧な対応ありがとうございました。

良かったことと言えば、

  • 「頭いてー」と言いつつも読みたかった本をまとめ読みできたこと。
  • 一気に4kgやせた。

このくらいか。

これで、この2年間で倒れるの4回目。
さすがにもうビックリはしないけど、頼れる人がいない1人暮らしってこういうときツライなぁ~って思います。と同時に、職場に「子供が倒れたので休みます。」ってはっきり伝えて親がそばにいてくれる子供はありがたいんだろうなぁ、とかそんなことも思いました。

P.S.ちなみにまだ完治してないんで、だらだら書いてる場合じゃないですね、もう寝ます。
  おやすみなさい。

2008年10月27日月曜日

本「経済のニュースがよくわかる本 世界経済編」

日本経済がヤバイ。こんなの、今の世の中を生きてる人なら誰でも知ってること。

特に株とか手を出してる人は大きな痛手を被ってる人も多いんじゃないかなと思います。
実際俺も。。。考えたくない。^^;

日経平均7000円割り込むなんて、ヤバイとは思ってたけどここまでは想像できなかった。
でも、じゃー回復材料があるかっていうと見つからない。
選挙で自民党で決まったら普通日経平均は上がるけど(小泉さんの時は顕著だったよね)、今回は上がらなかった。大統領がオバマに決まったことも逆効果になった。日銀は金利を下げた。景気が悪くなってることの象徴。経済成長は人口増加を前提にしてるけど、日本は既に人口が減り始めてる。効果的な対策も打ててない。むしろ子供を育てにくくなってる。汚職も続いて政治不信は全国的に高まってる。消費税はまた上がるかもしれない。派遣社員は特性上今どんどん首を切られてる。ハローワークじゃ年収250万の仕事しか紹介してもらえない。ニアショア・オフショアが進んで日本人の仕事は減っていく。他にも並べ出したらキリがない。

ただ、ヤバイのは日本経済だけじゃないこともわかる。
そもそも、アメリカ経済がうまくいってないことが今回の件につながってる。

じゃ、どうすべきなんだ?
この話を、最近よく職場の投資仲間で話してて。
「ドルペッグの国はドルがダメだから全部ダメなんじゃねーの?」
「でも日本はドルペッグじゃないじゃん。」
「でも、ドルのどっ天と日経平均がどんだけリンクしてるか見ればドルペッグと同じだよね。」
「円高を嫌がらなければ海外投資もありかな。」
「うーん・・・」

そんな中、1冊の本を「これ、経済の仕組みがわかりやすいよ」って紹介されたんで読んでみました。

確かにこれは、わかりやすい。事件の名前は知ってたけど実際何が起こってたのか知らなかった「ポンド危機」「アジア通貨危機」「ロシア危機」とかについて経緯から懇切丁寧に説明されてて、全然知らなかったことがいっぱいありました。
ニューヨーク市場、東京市場、ロンドン市場、香港市場。世界4大市場の係わり合いについてもわかりやすく説明されてたし、良本だと思います。お金の回し方、今後どうやっていくのがいいのか考えていく際に知っておいていい知識が満載です。
今回の世界恐慌(とまではいかないけど)についても、参考になる話がたくさんあって、この時期に読んでることもおもしろさに拍車をかけてる感じがしました。

ヘッジファンドによる通貨の空売り防止が何故行われたのか。デフォルトになると何がまずいのか。円は世界的に見たらどう見えてるのか。

お金の話ばっかしてると引く人もいるけど、大事なことだと思います。
知らないでいちゃいけない。
お金がなきゃ、人格も歪むんだ。どんな人格者だって犯罪を犯すようになるんだ。
幸せはお金で買えなくても、幸せの土台にはある程度のお金が必要なんだ。

同じ時間を効果的に過ごせる人と、過ごせない人がいるのは何故か。
知ってることと知らないことの差だと思います。考えてることの差だと思います。
運もあるけど、それが全てじゃない。

だまされたと思って、この本は読んでみるといいかなと。
経済のニュースもわかるようになるとおもしろいと思えるかもしれないし、円だけを持ってるのは少し危険かなとも思うんで。

興味がある人は手に取ってみて下さいな。