2014年8月11日月曜日

本を読むということ

■最優先にはしないこと

  • 何よりもまず自分の仕事を果たす。そしてその上でなおゆとりがあったら、そこで初めて本を読む。これ実に人生の至楽というものでしょう。自分のなすべき仕事をほったらかしておいて、ただ本さえ読んでいれば、それで勉強や学問かのように誤解している人が、世間には少なくないようですから、そこで実行ということを力説されたわけで、実際には仕事をなるべく早く仕上げて、そして十分の余力を生み出して、大いに読書に努むべきでしょう。

■なぜ読書は必要なのか

  • 単純に、「読むのがおもしろいから」とか「楽しいから」とか「ためになるから」とか、そういった理由もそうだけど、個人的にはそれだけじゃなく読み方についても考えていくべきかなと思います。本を読むことは、以下の点で効果的なのかなと思います。
  1. 知識を増やすため。
    • 仕事をする上で必要な知識があることは必須。それを全て仕事しながら学ぶのでは効率が悪いし、お客様に失礼。その仕事に取り掛かる前に、その仕事はできる状態にしておくべき。であれば、形式知については押さえておくのが自分のあり方として望ましい。
    • すべて読書研究というものは、必要が起こってから始めたのでは、すでに手遅れです。必要が起こってから始めた読書では、決して真の力の得られるものではありません。
    • Twitterと読書を比べると、やっぱり読書から得られることの方が大きいように思う。熟慮を重ねた時間の長さも、「伝える」ことと「伝わる」ことの違いからくる気がする。
    • 読書は人をより賢くし、歳をとっても鋭敏な感性を保ってくれる。
    • やりたいことがあるにせよ、なりたいものがあるにせよ、知識がなければ達成できないことも多い。読書は、自分が望むところへたどり着くための素晴らしい手段。
    • 1人の人間の持つ世界の広さ深さは、要するにその人の読書の広さと深さに、比例すると言ってもよい。
    • 真の読書というものは、自己の内心の已むにやまれぬ要求から、ちょうど飢えたものが食を求め、渇した者が水を求むるようであってこそ、初めてその書物の価値を十分に吸収することができるのであって、もしそうでなくて、研究発表だとか、あるいは講演に行かねばならなくなったからなどといって、急にあちこちと聞きまわって読んだような本からは、同じ一冊の本を読んでも、その得るところは半分、否、三分の一にも及ばないでしょう。
    • 自分の知識が増えることは自分を助けるのみならず、周りのみんなを助けることにもつながっている。
    • 車を運転している人がながめるものは、本のページでないどころか、ほとんど景色でさえもありません。たいていのくだらない本でも、信号や前の車のテールランプよりは読者の知能を開発し、情操を養うために役立つはず。
  2. コミュニケーションの手段として。
    • また、「知識がある」と思われることで相談してくる人もいたり、新しい知識を得る手段を教えてくれる人がいたり、「学ぶ意志がある」ことを伝えられるだけでも有意義だと考える。
    • 読書好きな人とのコミュニケーションの手段としても、極めて有効であり、そして「読書好きな人」のカテゴリーには著名人や有識者が多く、自分のチャンスも広がる。
  3. ストレスを軽減できる
    • 本を読んでいて、意識がギアチェンジされる間隔を覚えたことはないか?イライラする日でも、本があれば簡単に気が紛れる人は多くいると思う。特に気分転換に適しているのは、フィクション。寝る前に名作フィクションを読めばさらに完璧。本当にいい本だと本を閉じずに読み進めてしまいますが、いずれにしろリラックスできる。
    • 読書は人を落ち着かせる。毎日の読書によって、日々、平穏に過ごすことができ、心配事や心が浮つくことが驚くほどなくなるはず。
  4. 論理的思考を高めてくれる
    • 読書によって分析的思考が高まることが明らかになっている。一般知識が向上するのみならず、より重要なのは、パターンを把握するスピードが高まること。パターンをより素早く捉えられれば、分析スキルも高まる。
  5. 語彙が増える
    • 読書によって語彙は増え、スペリングの能力も向上する。口に出して話したり直接習ったりするよりも、文章を読む方が、語彙を増やすには向いている。たとえば日常生活ではあまり見聞きしない言葉も、読むことを通じて、目に入ってくる。
    • ライターでもブロガーでも、およそ物書きにとって語彙を増やすのは大切なこと。成功している作家は、口を揃えて「ライターは文章をうまく書くために、読む必要がある」と指摘している。大事なのは毎日続けること。そうすれば自然と、自分の書く文章に言葉が組み込まれていくだろう。
    • 語彙を増やすメリットは、ライターだけが享受するものではない。相手のいわんとしていることを表現するためにより適切な言葉を使う方法や話す術を知ることは、人間にとって大切な要素のひとつ。よりよき聞き手になることは、よりよい人生につながる。
  6. 記憶力が向上する
    • 朝食に何を食べたかすら思い出せず、名前や住所もうろ覚えだが、読書を続けるようになってから、もの覚えが良くなったとか。このことを証明する科学的なデータはないが、記憶力を向上させる秘策として試す価値がある。
  7. 書くスキルが向上する
    • 読書によって5.のとおり語彙が増え、4.のように論理的思考が高まるならば、それに伴って書くスキルも向上するのは、不思議ではない。読めば読むほど、いい書き手になることができる。
  8. 目標の優先づけに役立つ
    • 誰しも、自分が人生において何を求めているのか、自身できちんと理解していると信じ込んでいるもの。しかし読書は、それまで自分が知らなかった自分を知るきっかけを与えてくれる。読書をしている間に、自分の頭の中で、本当にやりたいことがグルグルと巡り始め、次第にそれが見えるようになる。
    • たとえば、今の仕事から離れたくなって本当にやりたいことが何か探し出した経験はないか。そんなとき、読書は意識を自由に解放し、様々なことに思いをめぐらす機会を与えてくれるだろう。
■読書により自分の得るもの

  • 知識の向上
  • ビジネススキルの向上
  • 自信の向上

■他者に話すだけでも自分の得るもの

  • 説明(プレゼン)スキルの向上
  • 反復による学んだ知識の深耕
  • コミュニケーション機会の創出

■もしかしたら他者から得られるもの

  • 評価の向上
  • 新たなアドバイスの提供
そして、そんな読書からのリターンを最大限得ていくには、以下の4つの観点で定期的に
振り返ってみる必要があるのかなと思います。
  • どれだけ効率よく本を読めたか
  • どれだけ多くの必要な情報を得られたか
  • どれだけ情報を長く記憶できたか
  • どれだけ読んだ内容をアウトプットできたか
どれか1つじゃない。この4つのレベルをそれぞれ上げていくべきだ。

■経緯

  • 読書は新しい知識を得る、という点で意味があるしおもしろいからやっていこうと思うが、読み終えた本を使って別の価値が生めればいいなと考えている。
  • 本を媒体にして、世代や業界をまたいだ人の交流をしたい。まず、読み終えた本の付箋を貼った場所を知識としてマージする。これが完了して初めて読了本。

■読書の良さ

  • 娯楽としてのテレビと映画とはたいへんよく似ています。見る方が受け身で、座っていれば画面の方がこちらを適当に料理してくれます。それほど似ているから、どちらか一方でたくさんだという考えの起こるのも、むしろ当然のことでしょう。
  • ところが本を読むのにはいくらか読む側に努力がいります。また読む速さをこちらが加減することもできるし、つまらぬところを省くこともできる。おもしろいところを二度読むこともできるし、昔の人の言ったようにしばらく巻をおいて長嘆息することもできます。そういう本を読みながらできることは、映画やテレビを見物しながらは、どうしてもできません。要するに本を読むときの方が、読む側の自由が大きい、自分の意志や努力で決めることのできる範囲が広い、つまり態度が積極的だということになるでしょう。
  • 荒れていた時代には図書の紛失が年間に400冊もあったのに、生徒たちが熱心に本を読むようになってからは、紛失がゼロか1冊になり、読まれると本はなくならないことがわかった。治安を測るバロメータにもなる?

■読書していることを見せる

  • 徒に本を読んでもそれを他の人に知られなければ効果は半減する。本を読んでいることの成果は第3者が判断するべきであって、自分で判断するものではない。

■本にだまされるな

  • マーケティングのことを書いた本は無数に出版されています。しかし、その本を扱っている世界の人たちが、マーケティングのことをまったく考えていません。それが現実。
  • 社会科学のもっともらしい言葉が無数に繰り出されてきて、それぞれの言葉の定義が明らかでなく、整理もつかず、つじつまも合わず、何を言っているのか誰にもわからないというのは、筆者の頭の混乱を示していても、 決して読者の頭の混乱を示しているのではない。
  • 自分のわからない本はいっさい読まないということ。誰が読んでもすぐに意味のはっきりしないような文章はへただ。これは著者の責任であって、読者の側でわからないことに劣等感を感じる理由は少しもない。
  • 本を読まずにすます法も、広い意味での読書法の一つになる。

■学習効果を上げるために

▼必要なのは「目的」と「テクニック」
  • 本を読んで学習効果を上げる為には、「目的」と「テクニック」が必要。「目的×速読テクニック=学習効果」。目的を実現する為には、どんな本を読んで自分の知識レベルを高めていけば良いか。そこをしっかり考えることが必要。
▼どんな本を読むのか
  • どういう本を読んだらよかろうか、ということは、一般的には決められません。どういう女を口説いたらよかろうか、という、誰にも通用する標準などあるはずがないのと同じこと。
  • ビジネス本には「すぐに解決できる問題」が、小説には「解決できない問題」が書いてある。表現方法として、そういった形式になる。だからどちらかに偏るのでなく、バランスを取りながら読み進めていくことも必要。
  • 私にとってむずかしい本は、私にとって必要でなく、私にとって必要な本は、私にとって必ずやさしい。
  • 古典文学に対する興味は、どうも現代文学を読み漁って、いくらかそれに飽きてきたときにはじめて出てくるのではないか。
  • 私のこれから会う人がたいていの偉い人でも、鴎外ほどではないのが普通です。待たせられるのが残念などころか、かえってその人が現れて鴎外の語るところを中断されるのが、残念なくらいになってきます。
  • 自分の興味のあるテーマに関する本
    • 多摩地域を舞台とした本
    • 多摩地域の人物が書いた本
    • 自転車・サイクリング本
    • 地域づくり
    • ビジネス本
    • 新技術
  • 自分の周りの人が読んでいる本
    • 誰かのオススメ(交換した本)
    • 自分に関連する人が書いた本
  • 一般的に読まれている評価の高い本
    • ○○賞受賞作品

■読書の方法

  • ターゲットリーディング。複数の質問を設定して、答えを得ることを繰り返して読むスタイル。
  • 活字を通して事実を求めようという態度で新聞を読むのと、活字であるから事実に違いないという前提で新聞を読むのとでは、読む方の側の態度に大きな違いがあり、読むことによって得られる影響や、知識の性質や、その結果つくられる意見の質にも 違いが出てくるだろうと思う。
  • 同時に読む本が違った本であればあるほど、読む側の興味は新鮮に保たれる。

■読書との関係

  • 読書と睡眠との密接な関係は、けだし洋の東西を問わず、また古今に通じる。
▼本に関する活動事例について
  • お酒を飲みながら深夜まで読書を楽しめる「森の図書室」
    • 東京・渋谷に蔵書1万冊、深夜まで開いている図書室が2014.7.1に正式オープン。

■取引相場

  • 日本の書籍流通は、約400社の出版社を出発点にして、およそ100社の取次を経由して、20000軒を超す書店に流れていく。
  • 通常、書店の取り分は本体価格の22%。直取引であれば35%程度。

メンタルの健康

■頑張ることに依存しない


  • 心の拠り所が「頑張っていること」になってしまうと、苦しんで頑張ることをやめられなくなってしまう。これは頑張ることに対する「依存」。
  • 仕事で全く結果が出ずに、上司からも怒られてばかりいる時、なぜか残業や休日出勤を繰り返していることはないか?それは、「頑張っている」ことに依存している状態かも。結果が出ていないときほど、何か目の前の仕事に追われている方が気持ちが楽になる。本人は一生懸命結果を出すために頑張っているつもりでも、それが結果に結びついていないなら、結局は自分の気持ちを楽にするための手段になってしまう。
  • 苦しむことがゴールになっていることをしたい気持ちを我慢して、チームが勝つために今の自分がすぐにできることを考えて行動を始めると、結果はすぐに出始める。

2014年8月10日日曜日

自動車業界について

■業界全体について

▼業界の特徴
  • 日本の自動車業界がトヨタ型の垂直統合型だとすれば、中国は欧米型の水平分業型だ。いずれも一長一短があり、優劣を判断するのは難しいが、水平分業型の方が自由度が大きいのは確かだといえる。
  • 中国の場合は、エンジンでさえ他社製を購入することが一般的に行われ、独自仕様は皆無に近い。そこには、汎用部品であれば、根幹部品といえども廉価に買えるものを買うといった考えが購買担当者にある。そうなると日本メーカーのような自動車産業のグループ化といったことは起こりえず、完全にオープンな形で汎用部品を購入する自動車市場が形成されてきた。
  • 概して、2000年から09年までの10年間は、自動車メーカーの社会的な評価が欧米流の価値基準で行われはじめた時期だといえる。自動車メーカーはそれまで、いい製品を大量に作り、それを売ってもうけていれば社会的にも評価されてきたが、2000年からのグローバル化の時代は、それだけでは社会的にも、株主からも評価されなくなった。そこで各社がとった広報戦略の一つが、自社がいかに「環境に優しい」かを社外にアピールし、同時に環境経営度の上位ランクインを狙うことでもあった。
  • 自動車業界はEVをきっかけに、クルマだけを売ってもうける時代から新たな時代に突入した。自動車メーカーは社会が要求するクルマを提供し、それにまつわる社会インフラ作りにも取り組むことが必要になってきた。それができる自動車メーカーがこれからの業界のリーディングカンパニーになるのだろう。
  • トヨタは技術的にもPR的にもプリウスに一極集中している。何がなんでもプリウスを守らなければといった気持ちも働く。
▼日本車の優位性
  • 自動車の環境対応の面で日本メーカーが優れているのは、①リチウムイオン電池、②モーター、特に永久磁石式同期モーター、③インバーター制御の3つの分野だ。とりもなおさず、EVやHVで最も重要な根幹部品に日本は強い。それだけに、日本がエコカーの分野で強いというのも不思議なことではない。
▼自動車工場
  • トヨタはその創立から、発展までの全過程において、多額の税金をエネルギーとして費やしながら走り続けてきた。豊田市の全工場のラインから秒単位で新しい車が街へ飛び出す。その車は、貴重な石油資源を食いつぶし、大気を汚染させてあらゆる生物の健康を毒し、年間90万人にも達する交通事故死傷者を発生させてその家庭生活を破壊し、公共的な交通手段であるバスや電車を路上から駆逐し、田畑を埋め尽くして高速道路を走らせ、自分では一切の社会的費用を負担しないままにその蓄積を続けた。どこも同じかな。
▼現状を捉える
  • 環境負荷
    • 最も環境に優しいクルマはどれか、とアンケート調査をすれば、その答えは
      1. 電池とモーターで走行する電気自動車(EV)、
      2. 家庭電源から充電できる電池で動くモーターとエンジンの両方を備えていてEV走行できるプラグインハイブリッド車(PHV)、
      3. エンジンとモーターを組み合わせて走行するハイブリッド車(HV)の順になる。
  • 米国のおかしな控除
    • 軍は石油会社のために働き、税金は自動車メーカーのために使われている。未来のためには使われていない。電気自動車への税額控除4000ドル。2.7t以上のクルマへの所得控除100000ドル
    • 石油産業や自動車メーカーは変化に抵抗する。法で義務づけなければシートベルトも取り付けない。エアバッグも同じ。法ができて初めて燃費を向上させたし大気汚染対策をとった。無公害車も自主性には任せられない。
      ⇒規則で縛って、いい未来にしていく必要がある。
  • 他移動手段との比較
    • 電車ってどのくらい電気を使ってるんだろか。一回遅延したりするとどのくらいの損が出るんだろか。
  • 走行距離
    • 三菱自動車や日産自動車、あるいは行政機関が調べたところ、日本の平均的な自動車オーナーの一日の走行距離は、20~30kmだということです。興味深いのは、米国の場合です。あの広い米国の自動車オーナーは、きっとたくさん走るに違いないとお思いでしょうが、これも30~40kmなのです。
    • 国土交通省の自動車輸送統計によると、自家用乗用車の1日あたりの平均移動距離は38.7km、軽自動車は27.8kmとなっている。三菱自動車による全国のドライバーアンケート調査の結果でも、1日の平均走行距離は、平日で約9割の方が40km未満、 休日では約8割の方が60km未満と答えている。
    • 1日の走行距離が26km以下のユーザーの割合は全体の約半分。
    • クルマの一日の走行距離の平均は、ほぼ40~50kmしかない。しかも走行している時間は平均すると約45分程度しかない。
▼基本サービスやアプリ
  • 事故、渋滞、交通規制などの道路情報や安全運転支援の情報提供サービス
  • 地域の観光情報、店舗の情報、道の駅などの情報接続サービス
  • クレジットカードによる料金決算サービス
  • 車の中からネットワーク接続して、車上オンラインショップや施設入出門管理などを行うサービス

■ガソリンカー

▼コンセンサス
  • 現時点での自動車メーカーのコンセンサスは2050年頃までに化石燃料がなくなり、最後のガソリン車として残っていたハイブリッド車やプラグインハイブリッド車も、最終的に電気自動車、それに水素と空気中の酸素を反応させて発生する電気でモーターを回す燃料電池車に取って代わられることになる。
▼ガソリンとCO2
  • 1リットルのガソリンは2.3kgの二酸化炭素を排出する。
  • ガソリン50リッターが燃えると、116kgものCO2が発生します。一般的なオーナードライバーが1年間に排出するCO2は、およそ5トンから6トンに及びます。
▼定期点検
  • 最近のクルマには200個から300個のマイクロプロセッサーが搭載され、まるで走る大型パソコンだといえる。それだけに、開発現場も超多忙で、発売日までにすべてのプログラムを組みかえるのは難しい状態だ。そればかりか、どうしてもバグが発覚する。そこで自動車メーカーは安全性に問題がない場合は、定期点検の際にユーザーには知らせずソフトを上書きするようにしている。
▼燃費と効率
  • 現在の平均的なクルマは20年前のクルマより非効率?
  • 今の自動車は発熱したエネルギーのわずか12%しか、移動エネルギーに使えていない。爆発力だけ利用しているので、熱のほとんどが無駄になっている。その効率を著しく下げているのがエンジンだ。ハイブリッドにすると倍ほど走れるようになるが、それでも元が12%しかないからさほど改善されない。これが電気自動車になると効率は改善されるが、それでもハイブリッド自動車と変わらないレベルにしかならない。現在の電気自動車の走行エネルギー効率を著しく下げているのは、発電所の発電効率だからだ。
  • 石油輸入量
    • 1977年 880万バレル
    • 2005年 1350万バレル
  • 燃費の向上による節約
    • アラスカ保護区から供給される原油の予想量は米国の1年間の必要量をまかなえるほど。しかし燃費基準をリッター17kmにあげれば、15年で同じ量を節約できる。
    • 物流業者によっては年間の燃料代が2億円近いケースもあります。この場合は2900万円ですむわけですから、なんと1億7100万円もの節約になるのです。
  • ハイブリッドカーの平均燃費の比較
    • 日本車:18km
    • 米国車:11km
  • 環境整備の推進
    • 概して、2000年から09年までの10年間は、自動車メーカーの社会的な評価が欧米流の価値基準で行われはじめた時期だといえる。自動車メーカーはそれまで、いい製品を大量に作り、それを売ってもうけていれば社会的にも評価されてきたが、2000年からのグローバル化の時代は、それだけでは社会的にも、株主からも評価されなくなった。そこで各社がとった広報戦略の一つが、自社がいかに「環境に優しい」かを社外にアピールし、同時に環境経営度の上位ランクインを狙うことでもあった。

■電気自動車(EV)

  • 特徴
    • EVにはガソリン車とは違ういくつかの特徴がある。
      1. 従来車のエンジンに相当するのは電池だが、その分野を牽引するのは自動車メーカーではなく電池、電機、化学メーカーである。
      2. 従来車のトランスミッション(変速機)に相当する電機モーターも、同様に電機メーカーが得意とする領域である。
      3. コア(中核)技術の一つであるインバーターなども電機メーカーが得意とする。
      4. EVになるとクルマが情報通信ネットワークに常時接続されるため飛躍的な拡大が見込まれるサービス領域にも通信、電機メーカーの参入が起こる。
  • ハイブリッドは確実にCO2削減が期待できる技術。つまり現実の世界でコスト削減ができ、技術的にも実現可能な領域に入っている。実現性が高い。
  • 富士重が東京電力などと共同で行った実証実験のデータも貴重。近々、トヨタと富士重が手を組んでEVを共同開発するといったニュースが流れる可能性も高いといえる。
  • 実際にEVで公道を走っていると、自分はガソリン車じゃないクルマに乗っているといった優越感のような、自己満足のフィーリングがある。HVが出始めたころも、やはり同じような気持ちを感じ取っていた。エコカーは世代変わりしたといえる。
  • クルマというのはA点からB点へ走って価値を生み出します。しかし、EVは移動するときにインフラのようなものが必要になってきますが、EVは止まっていても価値を見いだすことができます。EVのバッテリーは、出し入れができるすごいエネルギーを持っているわけです。社会システムとかクルマの価値を含めても、ガソリン車とは全然違うものです。
  • 将来的には排ガスのない救急車で医者のそばまで搬送できるようになるだろう。
  • 日産がリーフを出すことによって関係する人々に刺激を与えながら、われわれの知識なりアイデアを関係政府とか地方自治体とか民間団体と共有することで環境保全がどんどん育っていくのだろうと考えています。そうすることによってEVが受け入れられるような社会ができてくると思うのです。
  • 世界で最初に時速100kmの壁を破ったのは電気自動車でした(1899年)。
  • そのうち日産は電池部分を切り離して車体本体を販売する。この方法は日本では認められないが、考え方自体が自動車業界の常識を超えるもの。
  • 大雑把に言えば、電気自動車はエンジン自動車の10分の1しか二酸化炭素を排出しない。一方、世界全体の約2割を排出しているのは自動車からの二酸化炭素。
  • 電気自動車は正当にも大好評を博した。予約が殺到し、数千人が予約リストに並ぶほどになった。これに危機感を覚えたのは、石油業界と、他ならぬ自動車メーカーだった。石油会社は石油の時代が終わることを恐れ、自動車メーカーはエンジンという技術的優位を失うことを恐れた。そして彼らは結束して、リース契約扱いになっていた電気自動車を一斉に回収し、試験すると言い訳しながら実際には叩きつぶした。
  • 電気自動車は将来、現在のエンジン自動車の10倍も効率的になる。クルマは電気自動車になるしかない。しかもその発電方法も、従来の枯渇するエネルギーではダメで、更新資源である自然エネルギーに依らなければならない。そうでなければ効率が低くて、人類の生存を困難にしなければ実現できない。
▼モーター
  • インホイールモーターを開発している会社として、日本にはダイレクトドライブ方式を採用するシムドライブや、ギアリダクション方式を採用するNTNがあり、世界的にも高い技術力を誇っている。
▼電費
  • 電気代は昼間電力で1kmあたり2円、深夜電力で1kmあたり1円と考えておくとよい。では、東京から大阪まで京都回りでおよそ600km、電気代は?昼間電力で1200円、深夜電力で600円です。もし4人で乗っていたとすると、1人150~300円という安さです。電気自動車の燃料代はかなり安いことがお分かりいただけたでしょうか。
  • こうした燃料代の安さは、物流を根底から変革するに違いありません。たとえば4トン積みのトラックに4トン積んで時速90kmで走ると、高速道路での燃費はおよそリッター8kmです。このトラックを電気自動車に改造した場合、i-MiEVの2倍のエネルギー消費率として燃費ならぬ電費を1kmあたり200ワット時としても、東京~大阪600kmの電気代は深夜電力で1200円です。一方、ディーゼルトラックの場合、燃料代は軽油1リッター110円として8250円です。およそ7分の1ですむことになります。
▼電気自動車の取り組み
  • 可能性
    • 2年に1度、オーストラリアで行われる世界で最も過酷なソーラーカーレースで東海大学のチームがダントツの強さで優勝したのだ。東海大のマシンはこのレースのために新たに製作したものだ。ソーラーパネルはシャープ製で、日本の人工衛星でも使用される、変換効率が30%と最高率のものを使用している。搭載電池の重量制限がある中で電池はエナジー社の18650、モーターはミツバ製のインホイールモーターを使用した。ミシュランのタイヤ以外はすべて日本製で日本の環境技術の最高峰を結集したものだった。
    • 「iPod」などの携帯ツールの価値は、端末そのものよりも、その端末を使うための通信環境、それにダウンロードできるコンテンツ(情報の内容)によって決まってくる。将来的にはクルマもそのような商品になることは確実だ。特に今後EVが普及するとライフスタイルがガラッと変わる。よくいわれることだが、EVは排ガスがゼロなので、クルマがリビングルームの一つに変わる可能性がある。クルマ自体を自分の個室、あるいは隠れ家として使うことも可能なのだ。
    • リーマンショック以降、景気の刺激策としてグリーン革命が出てきたわけですが、これが予想以上の展開を見せた。その影響で環境関連産業やEVは早く進化しています。だからといって、いま市場にEVがあるかといえば、そうではない。
    • EVがブームになっていますが、台数的にはほとんど意味がないですね。消費者に渡っている台数を見ると、その数はほとんどない。市販という形で買うことができるのはアイミーブとステラだけでしょう。消費者にとって、いま現実的にエコカー(環境対応車)といえるのはハイブリッド車(HV)だけです。あるのはEVへの関心とか環境保全を盛り上げる政府の話だけです。
    • 中国では電気自動車だけでなく、農業用の電気自動車のような性能が低いレベルでの「電池の乗り物」が増える可能性があると考えている。小野は日本と中国の違いを他のところにも見る。日本メーカーは、バージョン1.0にならないと商品を売らないという。それと比べると、中国や米国のメーカーは未完成のバージョン0.3でも売ってしまう。これは中国や米国のメーカーが不良品を売るということではない。少しばかりの課題があっても、とにかく商品を市場に出して、問題があればそこで解決をしながら商品に磨きをかけていく方法。
  • 問題点
    • 電気自動車は寒いらしい。本当のところはどうなんだろう。
    • エンジンが不要と言っても、容易には自動車は開発、生産できません。自動車メーカーの買収が絶対的な条件となります。電機メーカーや家電メーカーが電気自動車を生産するようになるというのは、あまりにも自動車開発、生産の実情を知らないことによる妄想にすぎません。
    • 電気自動車が高価なのは事実です。しかし、いつまでも高いというのは誤解です。電気自動車の価格は急速に低下する一方で、たとえばEUではCO2排出量規制による税金が高くなり、CO2排出量の多いエンジン車は50万円もの税金を払わなければならなくなる場合さえあります。また、1リッター400円とガソリン代の高騰が深刻なものになるでしょう。エンジン車の維持費は急速に高くなりますから、高価になるのは電気自動車ではなくエンジン車なのです。
    • 電気自動車が最も問題なのは、通常のモーターを使用する限りではまったく空気を汚さないわけではないことです。道路上での排気ガスは出なくなりますが、バッテリーを充電する際に、その分余計に発電所で排出されるからです。汚い部分は、どこかにある火力か原子力発電所に隔離されて、目の前からはなくなるだけです。エネルギー源は基本的に化石燃料か原子力ですので、廃棄ガスと放射能を排出して環境を汚染します。ちなみにスイスは国家として、「電気自動車は大気汚染に対して無効である。」というオフィシャルな見解を発表しています。世の中では、このあたりのカラクリを理解していない、いわゆる「電気自動車の信者」も増えています。
    • 電気自動車実はガソリン自動車が世に出る以前に製作されている。
    • 排気ガスを出さないことからクリーンカーだとも言われる、間違い。確かに走行中は排気ガスを出さないが、エネルギー源であるバッテリーを充電する際に電気の大元である火力発電所で排出される。
    • EVになり、集まった膨大な情報は、地形と航続距離の関係、アクセル開度が電費に及ぼす影響など、次世代の電気自動車を開発する際の競争力の源泉となる。グーグルが電気自動車で使うソフトのノウハウを手に入れることで、自動車メーカーの新たな競争相手になるかも。
  • リース契約
    • ロサンゼルス・タイムズによると、EVのリース価格は現在、最低月199ドルまで値下がりしている。フィアットの「500e」はディーラー入荷前から順番待ちの状況となっており、ホンダ系ディーラーでは、月259ドルでのリースが始まった「フィットEV」が既に売り切れ。
  • システム連携
    • リーフにはITといった日産が得意とする技術が盛り込まれている。iPhoneなどの携帯端末から充電やエアコンの管理ができるようになる。なかでも役に立つのは、ナビゲーション(経路誘導)システムとの連動で周囲の充電ステーションの場所が分かり、そこへ誘導してくれること。
    • たとえば、蓄電量が減ってくればクルマが自動的にその情報を情報センターに送り、センターは自動的に最寄りの充電ステーションを紹介し、そこまでナビゲーション(経路誘導)システムで案内するといったことも将来は可能になる。当然支払いも自動的に決済され、ドライバーはその間、自由に時間を使うことができるようになる。
  • 配送トラック
    • ヤマト運輸の配送トラックがEVになっていくらしい。何台くらいあるんだろ、影響はどのくらいあるのかな。。
  • PHEV
    • エコカー候補の筆頭に挙げられているのが、プラグイン・ハイブリッド(PHEV)である。これが普及すると、家庭やオフィスでグリッドからの充電が行われることになるが、分散的に増大する電力需要をどのように供給するか、発電所建設は間に合うかという問題が出てくる。
    • 車は駐車していることが多く、バッテリーに溜められた電気の有効活用も課題。PHEVとグリッドを連結し、双方向で電気のやりとりをすることが不可欠と見られ、注目されている。これは、V2G(Vihcle to Grid)として、多くの関係者が取り組み始めている。
    • 車の電池から電線へ逆に供給することができるシステムはネット・メータリングといわれ、需要側は電力販売収入が得られる(差し引きされる)ことになる。この仕様とするコストは、現在の米国では300ドルまで低下している。
    • 充電時間は、家庭ではオフピークが多いと考えられるが、パブリックではピークアワーでチャージされる可能性があり、これへの給電は大きな課題。
  • アルコール混合ガソリン
    • 普通のガソリン車でも、エタノールを混入するとエコカーに変身する。ガソリンとエタノールを混入した燃料は、かつてはエンジントラブルの原因になると懸念されていたが、技術進歩により克服できた。
    • GMやフォードは85%エタノール混合(E85)が可能な車を積極的に販売しており、それを提供するSSを支援している。世界の乗用車はアルコールを10%混合できるものが標準となっている。
▼電池
  • 電気自動車の価格を決定している電池価格は、現在の100万~150万円から2015年近傍では30万~40万円に低下するでしょう。電気自動車の価格は、エンジン車と同等か、それよりも安くなると考えられます。現在の価格がもっとも高く、これからさらに高くなる要因は全くありません。一方で、エンジン車の実質的な価格はこれから高くなります。
  • 電池には充電の終期になると電気が入りにくくなる特性があります。満腹に近くなると、食べるスピードが落ちるのと何か似ています。
  • リチウムイオン電池にはこれまでの電池と比較して優れたところが多い。その一例をあげると、電池が充電状態を記憶するため継ぎ足し充電をすると容量が減ったように見えるメモリー効果がないので小刻みな充電ができたり、急速充電ができたりする。大型のリチウムイオン電池は衛星や潜水艦などにも使われてきた。しかし欠点がないわけではない。「熱暴走」といって、熱を帯びると燃える可能性があるのだ。それだけにいかに安全を確保して性能を上げ、廉価に作るか、という開発競争になる。
  • 消費者がバッテリーと運命をともにしないような方法を考えてあげないといけません。毎日バッテリーを交換するシステムではなくても、新型のバッテリーが出たら自動的に交換してあげるとか、そうした方法です。そうやって古い技術に消費者が縛られないですむ方法をなんらかの形で提供してあげないと、消費者はEVを買い控えると思います。
  • 家に太陽電池と充電池のある世界だと、EVは充電池の一部として存在し、家庭の必需品となる。夜は電気をEVにため、昼はEVを使うといった生活。EVを止めても排ガスを出さないので、駐車場にEVを止めて、電気を使って何かができるといった形でライフスタイルを変えることもありうる。
  • 同じリチウムイオン電池でも携帯電話用と自動車用では必要とされる電気の量(容量)が何十倍と違う。その技術は一度の発明で逆転するものではなく、長年の積み重ねがものをいう世界。
  • 大手バッテリーメーカーのGSユアサ。
  • リチウムイオン電池の2次使用。クルマで要求される電池の耐久性は一般的には10年、15万キロだが、それを過ぎた場合でも高い残存容量を持つ電池を再利用することは可能。だいたい、EVでの使用後でも70~80%の容量の再利用が可能。日産はそこに目をつけて補修部品として使ったり、太陽光や風力発電の蓄電用に使う目的で再販することを検討している。
▼充電設備
  • 充電は、インターネットで「コンセント・サポーター」を募集し、その方の家あるいは事業所のコンセントをお借りしておこないました。なるべく多くの方に電気自動車を知ってもらおうと、621ヶ所に立ち寄りました。
  • 神社に限らず、寺社、コンビニ、交番、タイヤ販売店、カーディーラー、、など、たくさんのネットワークがあり、それらはきっと充電のネットワークに早変わりするのではないでしょうか。何も"充電スタンド"などを新たに建設しなくとも、充電のネットワーク=充電インフラを持っていることを、私たちはこの充電の旅で知ることになりました。
  • この人の白馬村までのルートは、充電施設を吟味したものになるはずです。宿泊が必要であれば、その宿にもきっとコンセントがあるでしょう。そうした宿舎を選ぶはずですから。すると、この人の走った跡には充電施設が生まれます。宿舎の人、コンビニの従業員、公共施設の職員なども、充電施設を貸すという練習ができます。そして充電を通じて、私たちが見失いがちな知らない人とのコミュニケーションが生まれるでしょう。
  • 1000台の電気自動車が白馬村に集まれば、1000の充電街道が生まれます。彼らのルートをたどれば、たとえ航続距離が短くとも誰でも電気自動車で旅ができるわけです。
  • 充電インフラさえ十分に整備されれば、EV自体にそれほど大量の電池を積む必要はなくなる。クルマが軽くなると同時に値段も下がる。つまり、インフラが整備されればEVはいろいろな意味で軽くなる。インフラによって小型化されたEVが特定の地域内を自由に走ると、それは公共の交通手段と同じになり、これまでのCO2(二酸化炭素)を排出して走るクルマとはまったく違った世界が誕生することになる。
  • ルノーと組んでベタープレイスはイスラエル、デンマークで充電装置を備えたEVのインフラを構築する。電池の交換ができるルノー製のEVも市場に導入する計画だ。日本ではこの試みはあまり大きく報じられていないが、実はEVが普及するブレークスルー(突破口)になる可能性を秘めている。
  • 日本では、14年春までに全国に10万基のEV用充電器が整備されることになっており、それだけで1000億円以上の税金が投じられる。
  • EVインフラの整備は2008年あたりから神奈川県や東京都を中心にやっと始まったばかり。急速充電器の費用は1台300万円前後と高く、地方自治体の補助がないと普及は難しい。
  • 1億台の電気バイクを保有する中国では、バイクを家で充電するという電気バイク文化を持っています。電気バイクの置き方、コンセントの設置の仕方、ブレーカーが落ちないような工夫、充電を開始する時間、終了する時間、誰がコンセントにプラグを入れるのか、途中で電気がなくなったときの対処の仕方、救援方法(電池交換など)、その組織、システム、、。電気バイクの普及といっても、これだけの生活習慣の構築とインフラの整備が必要なのです。文化がなければ電気自動車は普及しないのです。
  • EVで長い距離を走るときには道すがら充電することになるので面倒くさいという人がいるが、急速充電ならば15分から20分止めるだけですむ。1時間運転したら手洗いにいったり、休憩をとったりする。こうしてちょっとだけ余裕を持てばいい。会社からの帰宅途中にガソリンスタンドに寄らずにすむ快適性もある。家に帰ってからプラグを電源に差し込むだけですむ。

■燃料電池車(FCV)

  • 燃料電池車は電気で作る水素が燃料。必要なエネルギーは電気自動車の3-4倍。
  • 最も重要なことは、FCVといったクルマありきの話ではなく、まず将来的に私たちが水素インフラを必要としているかどうかを論議すること。
  • 燃料電池の実用化までに必要な奇跡
    1. 製造コストが平均100万ドル。
    2. 大量の水素を積み込むだけのスペースがない。
    3. 水素はひどく高価。化石燃料で作ってもガソリンの2-3倍。
    4. 水素を補給する施設が必要。水素の補給所を最低1-2万か所造らないと関心を引かない。
    5. 市場のライバルが進歩するかも、2020年のハイブリッドカーに勝てるのか。

脱原発のために

■ゴジラ

  • 漁船の第五福竜丸がビキニ環礁で水爆実験の死の灰を浴びたのは54年3月のこと。副題に「水爆大怪獣映画」と銘打たれた『ゴジラ』の制作が具体化したのはこの事件がきっかけ。
  • 辺境の伝説としてだけ存在してきた巨大生物が、水爆実験によって突如として覚醒し、怒りにも似た凶暴さをもって人間社会を襲う。放射能を帯びた熱線を吐きつけるゴジラに自衛隊は束になってもかなわず、東京の街はまたたく間に火の海となる。
  • 映画が封切られたのは終戦からわずか9年後である。人々にはむごたらしい戦争の記憶が生々しく、平和な日本をよそに米ソは一触即発の核開発競争を続けていた。映画『ゴジラ』の時代背景には戦争と核兵器への恐怖と嫌悪があるのだ。

■放射能

  • 放射能をよく集めてくれる作物
    • チェルノブイリ原発事故の後、370ベクレル/kgという輸入食品の放射能汚染基準に、シイタケがよく引っ掛かっていた。
    • 「NPOチェルノブイリ救援・中部」がチェルノブイリ現地でナタネを育てていた。ナタネやヒマワリは効率よく土地の放射能を集めてくれる。種から油を絞ってバイオディーゼル燃料に使い、バイオガスにして煮炊きに使い、その後の搾りかすだけを放射能物質として管理保管。
    • 菜種やひまわりは土壌中の放射性ヨウ素、放射性セシウムを非常に効率よく貯め込む。シイタケは高濃度に放射能汚染されることがよくあるのだが、そのことは逆に、スポンジのように周囲の放射能汚染を取り除いてくれることでもある。その結果作物を採ることで、放射性物質を土壌から取り除くことができることになる。このようにして植物に汚染された土壌を植物に浄化してもらうことができるなら、数年後にはその土地は再び作物を採ることのできる浄化された安全な土地に生まれ変わるかもしれない。
    • そうなるならば、現状のおせんされた作物というのは「一時的な現象」と捉えることができるようになる。何年か後に安全な土壌に戻るなら、この一時的な汚染作物は電力会社が賠償して買い取って保管し、電力会社や政府の支援によってバイオディーゼル油やバイオガスを高く買い、生産者を買い支えることで土壌再生までの期間を浄化の期間としていくことができる。
    • この仕組みを進めれば、土壌はいずれ回復していくことができる。
    • 汚染された土壌に自ら残って、命がけで浄化しようとする人を禁止すべきなのか。解決しながら進めるべきなのだ。社会を変えるのは学者や評論家ではない。小さな市民のたった一歩の活動。
  • ハードエネルギーとソフトエネルギー
    • 石油にしても原子力にしても、ハードエネルギーパスであり、これはエネルギーの集中化が権力の集中化を加速し、一部専門家に決定権が集中して、一般大衆の問題への接近は拒否される傾向がある。しかも建設地域と需要地域とは、深刻な利害対立を背負わされてしまう。さらに遠い大規模施設からのエネルギーの転換と輸送にはロスがつきまとい、非常に無駄なエネルギー損失が生じてしまう。
    • これに対してソフトエネルギーパスというものがある。これは自然の再生可能なエネルギー(太陽熱、水力、風力、バイオマスなど)を化石燃料資源でもって効率よく利用しつつ、需要の質と規模に合わせて、いろんな場所で自然界から獲得することをいう。
    • これには、①非枯渇で源は無料、②いろんな場所にある、③理解しやすい容易な技術である、④最終エネルギー需要の質に合っている、などの利点がある。
  • 原子力の問題
    • 電力会社は「夜間電力を使え、湯を沸かせ」というが、オール電化なんて全部原発に合わせた戦略。夜の電力需要の低下に合わせて供給をコントロールできないから夜間電気温水器などで使えということ。
    • さらに熱効率も悪いので余った熱をどんどん海に逃がす。だから原発は海のそばにある。アメリカでもそうですが、内陸の場合は必ず川のそばにある。川に余った分を流している。これは原発だろうと火力発電所だろうと、どんな発電所も60%は川か海に逃がしている。
  • 放射能の被害
    • 放射能の被害というのは、「確率的影響」という形で出てくる。どの人がガンになるかは分からないが、浴びた量に応じて、全体の中でガンになる人の数が増える。ガンになった人を調べても、「それが放射能の影響だった」と立証することは不可能。ガンになるまでには数年~10年以上かかるので、「ただちに影響はでない」。どこかで聞いた言葉。
    • ヨウ素の被害は成長ホルモンに影響を及ぼすので、大人の場合にはこの被害はずっと少ない。しかし子どもの場合には約10倍、胎児の場合には約100倍以上の被害になると見られている。チェルノブイリ原発事故ののち、周囲で大人は死なないのに子どもから先に死ぬ事故が起きている。一生懸命育てた子どもが、小学生、中学生になるとガンになって死んでしまう。大人たちが残され、未来を担うはずの子どもたちから順に死んでいってしまうという社会が生まれてしまう。
    • 被爆は伝染しない。放射線は電磁波の一種であり、それが通りすぎただけなので被爆した人が放射能になるわけではない。
    • 放射能汚染は目に見えるわけではない。汚染されたと思われる適当なところを洗い、後から計測器で測る。当然洗う人は放射能を浴びてしまう。放射能汚染という恐ろしいことが、目に見えるケガではないことで許されている。
    • 放射能のリスクについて、「ただちに影響の出るレベルではない」という言葉は意図的に慢性被害を無視している。重要な内部被爆を避けるためには、身体の内側に放射能を入れてしまうことを極力避けることが重要。
    • 自然界に昔から存在していた放射性物質を生物は濃縮したりしないが、人間が新たに原子力利用で勝手に作りだした「人工放射能」を生き物たちは知らないから、どんどん放射能を濃縮していく。
    • 放射能の危険性について補足すると、被ばくの仕方には2通りある。外から放射能という電磁波を浴びる「外部被爆」と、体内に放射性物質を取り込んでしまって内側から放射線で撃たれる「内部被爆」だ。飲食物に目がいくだろうがその前に空気だ。人は飲食物の5.5倍の重さの空気を、毎日吸い込み続けている。
    • 対策としては、水1リットルに対して1g程度でいいので木炭を砕いて入れ、かき混ぜて一晩おいてから飲むようにして欲しい。炭はヨウ素を吸着する効果を持ち、実験によればそれで翌朝にはヨウ素はすべて木炭の側に吸着され、水には残らなくなる。もちろん、そのときにつかった木炭は、そのまま捨ててしまう必要がある。捨てるのは普通のゴミで構わない。なぜなら体内に入れなければ、決して高い濃度ではないからだ。
    • 東京の金町浄水場からは、210ベクレルという非常に高い濃度の放射能の水が供給されることになった。これに対し日本政府は200ベクレルを基準とし、乳幼児の場合には100ベクレル以上の場合は飲ませるべきではない、という対処をした。しかしながら、WHO(世界保険機関)のデータでは、基準はたった10ベクレルだ。それと比較しても「甘すぎる基準」を作ったことは、逆に人々をパニックに陥れ、安心できない、信頼できない状態にする。
    • 今の放射能は気体のものなので、最も重要な情報は風向き。もしメルトダウンや再臨界で爆発が起きてしまえば、温度が高いので金属すら気体になって降り注ぐ。風向きを気にすることが大事だ。風向きに気を配り、自分のいる側に吹いているなら最低でも花粉用のマスクをしてほしい。内側に水にぬらしたガーゼを入れて。風向きと雨、この2つを常時気にしていてほしい。少なくとも原子力発電所が完全に放射能を出さなくなるまでは。
  • 電力会社のウソ
    • 地震発生後に事故を起こしている東京電力のホームページ。当日、吹っ飛びかかっていた福島第一原発の1号炉、2号炉、3号炉の稼働状況がいちばん下のところに載っている。全部ニコニコマークで表示され、稼働していると表示されたままだった。これでは、「この地震で原発は大丈夫か」と心配してこのサイトにアクセスして確認しても意味がないではないか。
    • 地震後の日本は、東北地方のモニタリングポストが全て測定ができていない。電気が断線したか何かではないかと思うが、本来こういうときのためのモニタリングなのに実際に必要になったときには役に立たないというのが現実。福島原発の周辺のモニタリングポストの放射能濃度は事故が起こった翌日、3月12日以降、一切更新がされていない。必要な時に表示しない。アメダスもまた、福島原発の上空の風向きは載っていない。このようなデータの隠滅のようなことをすることが、人々を不安に陥れているのだと思う。
    • 溶け落ちた核燃料が再度核分裂の臨界に達する再臨界という危険性も残ったままだ。その最悪のシナリオを想定してみると、仮に福島第一原発にある6号炉までの1つの炉が爆発したとしよう。すると、その近くに人間が近寄ることができなくなってしまうため、決死隊がその原子炉を止めにいきたいと思っても、原子炉に辿り着く前に放射能の急性生涯で亡くなってしまう。つまり、どこか1基が爆発を起こしてしまった場合には、残り5基に対しても何も手出しができなくなり、徐々に1基ずる爆発するのを待つことになってしまう。
    • 今回の大震災の被害は甚大なものだった。多くの人たちがその後の津波にのまれ、残った家もまた逆流してきた水の上で燃え続ける家屋からのもらい火によって焼失した。地震は天災だが、その後に起きた福島第一原子力発電所群の放射能の放出は、「東京電力原発震災」とでも言うべき人災だった。それはとても深刻で、未だに解決していない。その最悪のシナリオは、残った核燃料が溶け落ちて原子炉圧力容器を溶かすメルトダウン、さらには水蒸気爆発の危険が残っている。
▼関連ニュース
  • 「福島の子ども、12人甲状腺がん」の謎

■エコネットワーク(集団の効率化)

  • マイクログリッドが、現行流通形態の川下の一角にあり容量も大きくなるのに対して、ECOネットワークはローカルで独立し過不足調整のためのネットワークであるために容量も小さくて済む。その輪を拡大していくことで効率よく再生可能エネルギーを受け入れるインフラを形成するという考え方。
  • 最も頻繁でかつ一般的なのは、個別主体間の調整。家庭Aと家庭Bを考えると、それぞれの持つ分散電源の種類や規模が異なり、また電気の使い方(需要形態、ロードカーブ)が異なることから、電力の余りや不足の時間帯に差異が生じる。それを互いに融通し合う。地域的なまとまりの中で、複数の家庭がこの輪の中に入ることで、過不足調整効果はより大きくなる。
  • 人口減少時代、財政再建時代のまちづくりとして、街なかに生活を集中する「コンパクトシティ」を提唱する向きもあるが、里山や棚田、段々畑を維持し、水系を守る価値も見直されている。そうした地域でのインフラの持続可能性を維持するためにも、個々の需要をバックアップするのではなく、ローカルネットワークをバックアップする、という考え方もありえる。
▼co2co2プラン

■スマートグリッド(単体の見える化)

  • グリッドポイント社は当初は需要家にメーターやバッテリーを設置して、エネルギーの効率的な使用をサポートするサービスを提供していたが次第に、供給側のユーティリティサイドに立ったエネルギー制御に軸足を移している。電気の流れを管理したり、バッテリーを介して制御するノウハウを構築しそのノウハウを売っていく。こういうコンサルティングはとってもいいし、ぜひ取り組みたい。
  • 日本での第一人者は日本テクノ。高圧電力使用者が保安の観点から義務づけられていたのは、免許を持つ専門家(電気主任技術者)による月1回の点検。ただし絶縁監視装置が設置されていれば2ヶ月に1回で済む。監視ができれば事故が防げるし点検もしなくていいなら、その環境を作っていくということに取り組んできた。
  • あってはならない事故の事前防止から、積極的なコストの削減や環境効果の創造等、顧客における付加価値を高める手助けまでを行うこととなる。さらに過去のデータの活用のためにWeb化。
  • 退出時にその時点の消費電力(kw)が表示され、通常の待機電力の水準より高い場合、居室に消し忘れている機器があることを示す。
  • 将来的には、電気自動車もスマートグリッドの一部としてスマートメーターに接続されるため、その利用情報もIT企業に流れることも考えられる。利用情報とは、走行距離、走行範囲、電費、速度超過、急加速、アクセル開度、ブレーキ量、バッテリーの劣化具合など。こうした個人の生活の様々な履歴情報が蓄積されれば、消費者の生活を推測して、様々な新サービスが生まれる可能性がある。
  • 小さなものがたくさんなら壊れても大勢に影響ないが、巨大なものが止まってしまったら大変な事態になる。だから大きな発電所は、小さなエネルギーを集めて使う「スマートグリッド」の時代にはそぐわない。
  • なぜか東京電力は、世界各国に売れまくっていて入手困難なほどのバッテリーを日本ガイシと共同開発しておきながら、自らはそれを用いるスマートグリッドを進めようとしていない。もしかしたらこの恐竜企業は、自らの利益のために、新たな仕組みのほうをつぶそうとするのではないか。
  • スマートグリッドで最も大切な装置がバッテリーだ。それを将来的には、電気自動車のバッテリーにすることを考えているが、今は電気自動車そのものが販売されていないのだからできない。そこで2年先まで販売予約でいっぱいになっているのが「NAS電池」と呼ばれるバッテリーだ。これを開発・販売したのが日本企業の「日本ガイシ」だ。NAS電池は鉛電池に比べ電力貯蔵密度が約3倍高く、貯めた電気の約80%を使うことができ、期待寿命は15年(通常のバッテリーでは約5年)と長い。
  • スマートグリッドでは、送電線と並べてインターネット回線のような情報通信網を同時に付けていく。さらに消費先の家庭には、「スマートメーター」という端末がつけられて、家庭の電気消費量が家電製品ごと、全体ともに瞬時に分かるようになる。さらに家庭にも同時に太陽光発電のような自然エネルギーを設置して、インターネットのように双方向にエネルギー情報をやり取りできるようにする。これで家庭内の家電製品を調整することもできる。ピーク時の電力消費を下げることも可能だ。
▼失敗例
  • 電力をいくらで作れるか、本当に安定して作れるかを検証せずに現在の供給会社に疑問符をつけた例。やっぱり、自由な電力を作るより、まずは節電の方法を周知徹底していくことの方が必要で取り組みやすいのかもしれない。
▼作戦
  • 日本テクノがやってるスマートメーターを各戸に設置して、ロードカーブ(使用状況)を比較検討する&より効率的な使い方を模索していくような会が作れれば、ノウハウの蓄積&積極的な節電に見える形で取り組めるのでは?
  1. 自分の電気使用量の見える化
    • スマートメーター購入
    • 定点観測
    • 削減量計算式を整備
    • 情報公開
  2. 他拠点展開
    • 友人・知人展開
    • 定期的に使用状況を報告
    • 減量事例を集める
    • エラー対応事例を集める
  3. 拡大
    • ノウハウを整備
    • 初心者向けサービスを展開
    • トータル削減量を右肩上がりで表示

■再処理工場

  • 青森県の六ヶ所村で再処理工場の建設が始まった。これは、原子力発電所で使い終わった燃料を切って溶かして、廃液の中からプルトニウムを取り出す施設です。これまでトータルで3兆円かけて作った仕組みですが、ものすごい量の放射性物質を流すんです。1年間に流すことが許される最大の放射性物質の放射線量を「致死量」で割ると、なんと5万人を超えます。5万人分の致死量の放射性物質を、排水管と煙突から流していいことになっているのです。海に流していいと設定されている量は、最大4万7千人分に相当します。太平洋全体に希釈されて濃度が薄くなるから大丈夫だ、というのが理由です。
  • この建物はアクティブ試験中にセシウムで比較して広島に落ちた原爆の2.5発分の放射能がたまってしまい、もう建物を開けることができなくなっています。この中の一番寿命が短い装置はあと1年半しかもちません。でももう放射能漬けになってどうしようもない。この施設に投じた数千億円は、アクティブ試験をしただけで捨ててしまうことになりました。もう一つの系統を使って再開しようとしていますが、実用品にはならないでしょう。施設はこのままコンクリート詰めにしないといずれこぼれてきて、重茂漁協にも放射能が流れてしまいます。
  • 総括原価方式のおかげで、高速増殖炉「もんじゅ」は1兆円かけて15年前に建てられたが、動かした途端、試運転から1ヶ月もたずに事故を起こして止まった。今、再度起動させようとしているが、危険性は老朽化した分だけ増している。1兆円をドブに捨てたのだ。しかし電力会社は1兆円×3.5%=350億円得をする。ムダ銭にも「適正報酬率」がかかるから、人々の電気料金に上乗せして人々の電気料金から取ることができる。

■R水素(再生可能水素)

R水素ネットワーク

■ソーラーエネルギー

▼エコの筆頭
  • オバマのグリーン・ニューディールでは、太陽光、太陽熱の太陽エネルギーは、特に立地上の問題がない、産業の裾野が広い、無限エネルギー源であるなどにより、チャンピオン的な位置づけ。
  • 太陽電池セルで世界最高記録の変換効率はシャープの44.4%。太陽光をレンズなどで集め、取り出す電流を増やす「集光型太陽電池」で、3種類の発電層を使い効率的に電気に変換する。光を吸収する化合物のレイヤーを重ね、太陽光を効率的に電気に変換し、より多くの光を吸収できるよう電極付近の部材を減らす工夫をしているとのこと。
▼太陽熱
  • ソーラーは太陽光だけじゃない。コスト的にもストックできるという点でも太陽熱が優位。砂漠に鏡を敷き詰めて太陽熱を集めて温度を上げ、その熱で液体を高温化し、それで水と熱交換をして蒸気を発生させる。スチームタービンで発電するので技術的には難しくなく、コストが安い。また媒体となる液体に熱を封じ込め、貯蔵ができる。液体なので、そのまま輸送も可能。
▼道路や線路や駐車場
  • タイヤの幅より狭い溝なら荷重に耐えられるのでは?コンクリートは流し込むのは周辺部だけ。あらかじめ太陽電池内蔵型で集約するバッテリーブロックもあれば、取り換えれば済むような構造になる。
▼関連記事

■風力エネルギー

  • 風力エネルギーは技術的に確立している、大容量の設置が可能で量が稼げる、電力料金と同一水準(グリッド・パリティ)に達しているところもあり低コスト。
  • アメリカでは2030年には全電力の20%を占めるという試算も出ている。
  • ちなみに、スペインでは一番発電してるのは風力発電。脱原発のために学べる点は多いかも。
  • 驚くのは千葉県の銚子沖に風力発電を並べた場合の想定発電量だ。「メソスケールモデルと地理情報システムを利用した関東地方沿岸域における洋上風力エネルギー賦存量の評価」という論文だ。結論は「海岸からの距離10kmまでの海域を対象とした場合に、風力エネルギー賦存量は年間94TWhとなり、2005年の東京電力の年間電力販売量の32%に相当する」とされている。なんとそこだけで東京電力の3分の1の電気がまかなえるのだ。
  • 風車の発電量は「風速の三乗倍、直径の二乗倍」になるから、どうしても大きなものになる。
▼WindMade
  • 事業活動において、風力エネルギーを利用している企業・団体や製品を認証する、世界初の消費者向け「環境ラベル」のこと。企業がその認証を取得するためには、電力消費に占める風力発電の割合が25%以上であることが求められている。
  • WindMadeでは再生可能電力の調達方法として、「自社の発電施設での発電」「外部からの長期の電力購入契約」「再生可能電力証書の購入」の3つの方法を認めている。
  • 再生可能電力証書には日本の「グリーン電力証書」という仕組みも活用できる。「グリーン電力証書」とは、再生可能エネルギーがもつ環境価値を、証書として取り引きできるようにした制度。自前の風車などを建てることがむずかしい場合でも、証書を購入することで、“再生可能エネルギーを使用した”とみなすことができる。
  • 2013年6月現在、世界でWindMadeを取得した企業・団体は31社。

■バイオガスプラント

  • 福岡県大木町のバイオガスプラントだ。大木町は、し尿の処理に悩んでいた。それまで海に出て流していたのだが、これが「ロンドン条約」によって禁止された。そしてバイオガスプラントを実現した。し尿だけではなかったので町民に向けて生ごみの回収を呼びかけた。町ぐるみの生ごみの回収が始まり、なんと実に44%のごみが減ったのだ。大木町は現在、「ゼロ・ウェイスト(ごみゼロ)」運動を始めている。半分近くまでごみが減れば、残るごみの分別は難しくなくなる。あと紙ごみがきちんと分別されれば、リサイクルで解決に近くなる。
  • 「NPOふうど」では地域の団地から生ごみを集め、それを空気に触れない状態で発酵させて、メタンガスを取り出している。メタンガスは別名「都市ガス」だから、そのまま煮炊きに使えるガスになる。これを取り出して発電し、自然エネルギーとして東京電力に高く売っている。さらに最後に取り出せる液体は、液体状の肥料「液肥」として地域の有機農家に売っている。ここから作られた作物は「液肥豆腐」「液肥米」としてブランド化している。
  • 日本はバイオマス資源である森林率は先進国最大で68.2%あり、木材を用いた技術はかつて世界で最もすぐれたもののひとつだった。
  • 再生可能燃料。ブラジルのサトウキビを原料としたエタノールは、補助金なしでガソリンよりも安い価格で流通している。新車販売の9割以上が、エタノールを100%使用できるフレックス車。

■水力発電

  • 日本に向いているのは小規模水力発電だろう。急峻で降水量の多い国土だからだ。ダムでなければ発電できないと思っている人もいるかもしれないが、水力発電の発電量は「水量×高さ×重力」だから、流れる水量と高さが同じであれば、小規模な発電機の連続でも大規模なダムでも発電量に変わりはない。

■地熱発電

  • 地熱発電だけでも、日本に導入すれば現在の電力消費量の30%をまかなえると計算されている。

システム運用のメモ書き

■Office365

▼Teams

■VMware


■Linuxサーバ

▼時刻同期
  • 時刻同期の状況を表示 ntpq -p
▼ログ
  • ログ経過監視 tail -f [ファイル名]
  • ログからIP一覧抜き出し
    • cat /var/log/squid/access.log |grep ptnr | cut -c23-36 | cut -d " " -f1 |sort | uniq
    • less /var/log/squid/access.log.3.gz | awk '{print $3}' |cut -d "." -f1-3|sort | uniq
  • squidログの時刻を正常表示に変換
    • perl -pe 's/\d+\.\d+/localtime &/e' /var/log/squid/access.log > squid2.log
▼viエディタ
  • yyp:対象行をコピーして貼り付け(設定変更時に便利)

■Windows(コマンドプロンプト)

▼Windows7でスタートアップに登録する方法
  • スタートメニューのボタンを押す→全てのプログラム→スタートアップのフォルダの上で右クリックして「開く」(※ここで開かれたフォルダがスタートアップのフォルダ)→開かれたフォルダの中に、スタートアップさせたいプログラムのショートカットを置く。
    • パスは C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\Microsoft\Windows\StartMenu\Programs\Startup
▼Windows 7のSendto
  • 以下に存在するので、そこに格納する。
    C:\Users\ユーザ名\AppData\Roaming\Microsoft\Windows\SendTo
▼Windows 7のフォントインストール
  • 「%windir%\fonts」にコピーしてインストール
▼ファイルサイズ一覧の取得
  • echo off & ( for /f "delims=" %i in (' dir /a /s /b C:\Users\ASUS ') do echo %i^|%~zi >> filesize_b.txt ) & echo on
▼ショートカット一覧の取得
  • dir /a-d /b /s "S:\" > 20151207_s.txt
    →このあと「.ink」と「.url」を抜粋
▼AD設定情報一覧化
  • ユーザ情報出力
    csvde -r "(objectClass=user)" -l sAMAccountName,memberOf -u -f C:\group_20120523.csv
  • グループ情報出力
    csvde -r "(objectClass=group)" -l memberOf -u -f C:\group_20120828b.csv
▼辞書変換
  • ツリー記号:「けいせん」で変換。└┌├│┬

■インターネット検索

▼ファイルタイプの指定(個人情報へのアクセスも)
  • @yahoo.co.jp filetype:csv
    これで検索すると、ネット上に転がってるいろんなCSVファイルにアクセスできる。

■スイッチ(cisco)

▼よく使うコマンド
  • en(enable) 有効化
  • wr mem(write memory) 記録
  • sh run(show runnninn-config) 設定情報閲覧
  • sh int status(show interface status) インターフェイス情報閲覧
  • sh log(sh logging) ログ閲覧

■SaaS

  • ASP・SaaS型で提供するのであれば、ユーザ側から見て以下のリスクについては公開/考慮されているべきである。
    • どの程度の顧客と契約済みか(契約実績が多ければ事業継続性について若干安心できる)
    • いつ開始され、どの程度の期間提供されているサービスか(長期の実績があればサービスの継続性について安心できる)
    • 昨年と今年の財務状況(公表されている情報だけでも、ないよりはまし。財務状況が悪い場合には事業継続性が心配)
    • 株主は誰か(社会的に信用のある企業や銀行が株主なら若干安心できる)
    • 「ベンダが倒産したときにユーザはどうなるのか?」と質問する(回答できるベンダはほとんどいないが、対応を考えているベンダがあれば安心できる)
  • 契約に以下が明記されているか
    • データはユーザ側の財産であること
    • サービス停止の際にはユーザに返却すること
    • その際の返却手順
    • 日常的にバックアップを取得するサービス内容

■機器の購入手順について

  1. 台数・型番を決める。
  2. 金額をFixする。
  3. 進達資料を作成する。
    ※構成、金額、特記事項や考え方、選定理由(セキュリティや保守)、障害時対応
  4. 進達稟議
  5. 発注(間に合わない場合は先行手配依頼)
    ※まずPDF送付⇒原本
  6. 発注機器の送付先の提示
    →設計は並行して行っていくこと。

■パフォーマンスチューニング

  • Diskの単体性能を測るには、外部のDiskから大きいファイルをコピーしてみれば測定できる。

■バックアップ

  • 3-2-1バックアップ
  • システム
    • オンラインバックアップか、オフラインバックアップか。オンラインバックアップの場合、データベースのコミットされたデータだけならできそうだけど、負荷との兼ね合いで考える必要があるかな。。バックアップ領域にどうオンラインで渡すか。変更されていた場合の挙動とリストアのやり方。
  • 各アプリケーションのバックアップ
    • @wiki
      • ここからバックアップがtxtデータで取得できる。
        http://atwiki.jp/backup.php
    • twitter
      • xxxでのバックアップを定期的に取得する。設定>ユーザ情報>全ツイート履歴をリクエストする>ダウンロードの準備ができましたら、リンクを記載したメールをお送りします。>メール受信>リンク先からダウンロード。

■セキュリティ

  • セキュリティシステムは厳しければ厳しいほど、実は人間に対し親切なシステム。仲間に罪をつくらせないために管理していることを忘れてはいけない。

■シャットダウン

▼PCを定期器にシャットダウンする
  • メリット:
    • 節電効果/特にハイエンドパソコンを使っている場合、結構な電力を使用します。使っていない時にパソコンをシャットダウンしておくことで不要な電力使用を避けることができ、電気代も節約できる。
    • 一時的なシステム問題の回避/常にパソコンをオンにしている状態が長い間続くと小さな問題が生じ始めます。これらの問題の多くは再起動をかけることによって修復されます。毎日再起動をかけている状態であればこれらの問題が起きることは少なくなり、マイナーなシステム問題を避けることができます。
    • ノイズのない環境/パソコンは起動していると、常に音を発します。ファンの音だけでも同じ部屋で寝ている場合はなかなか悩ましく思えることもあります。突然なんらかのファイルが再生されたり、アラートが表示されたり、アラーム音がなる、ということも考えられます。寝る前に音をミュート設定しておくことでこれらの問題は解決できますが、忘れてしまう、というリスクを伴う。
    • パソコンが長持ちする/パソコンがいつ故障してしまうのか、というのは予測不可能なことではありますが、かけられた負荷が少ない状態を保つことでパソコンを長持ちさせることができます。埃などが少なく綺麗な場所に保管し、メンテナンスを行う必要はもちろんありますが、活動が少ない状態の方がハードウェアは長持ちします。
  • デメリット:
    • 毎回の起動が不便/毎日シャットダウンし、毎日起動することの最大の欠点はその不便さ。毎晩シャットダウンするための手順を踏み、毎朝パソコンが起動するのを待たなくてはならない。しかも起動するのを忘れて会社に行ってしまった日などはパソコンにリモートアクセスすることができない。ですが、シャットダウンとスタートアップを自動化し、スケジュールに沿ってオン/オフを行うことによって不便さは解消可能です。
    • ムダな待機電力/パソコンをシャットダウンすることによって確かに節電は可能ですが、電源をオフにしている場合でも電力は微量ではありますが消費されています。オン状態の方が電力消費量は大きいですが、離れた場所からでも操作できる状態にはある。この問題は電力消費を制御できる電源タップなどを使うことで解決できる。またパソコンが対応している場合、USBで接続して充電元として使うことで電力が無駄にならないように仕向けることができます。
    • ハイバネートモードに切り替え/シャットダウンではなくハイバネートする、という手もあります。
      • サスペンド: 「現在の状態」をメモリーに保存して、パソコンを止める
      • ハイバネート: 「現在の状態」をハードディスクに保存して、パソコンを止める消費電力はオフの時とあまり変わらず、作業状況の保存も可能なので、作業の途中から始めることができます。これはWindowsマシンでは標準となっていますが、OS Xでも使用することができる。またパソコンをスリープにしておくことで節電することもできます。スリープからの場合、起動が早い、という利点もある。SSDを使っている場合、起動速度にさほど変わりはありませんが、消費電力は多くなる。
▼全くシャットダウンしない場合
  • メリット:
    • パソコンが常に使える状態にある/パソコンがいつでもすぐに使えるというのは言うまでもなく魅力的な利点です。しかし、この魅力には電気代の請求というおまけが付いてきます。いつパソコンが必要になるか分からないので常に準備しておきたい、という方であればその犠牲は致し方ないのかも知れません。
    • 寝ている間もパソコンは作業を続けることができる/自分が寝ている間でもパソコンに作業を続けさせる方法は数多くあります。バックアップ保存をしたりシステムメンテナンスを行ったり、動画のエンコード、ソフトウェアアップデート、ダウンロード、アップロードなど時間のかかる作業を夜の間に行うことができます。
    • サーバを稼働/パソコンが常にオンになっている状態であればいろいろなことに活用することができます。家にいない時にリモートアクセスする場合や家のパソコンでウェブサイトをホストするなどが可能です。どのような場合であれ、パソコンが常にオンライン状態であれば様々な使用方法が考えられます。
  • デメリット:
    • 電力使用量/一日24時間、週7日間パソコンをオンにしておくためには大量のエネルギーが必要です。パソコンを定期的にオフにする理由があるとすれば、資源を無駄にせず、電気代を節約する、という理由が真っ当です。
    • 再起動が面倒くさい/定期的にシャットダウンする習慣がない場合、たまにする再起動はストレスの原因となり得ます。シャットダウンの準備をすることもないので、ますます不便さが強調されてしまいます。複数のドキュメント、ブラウザウィンドウ、アプリおよびその他のサービスが起動中の場合、全ての作業を一度終了させる、というのはあまり気がすすむことではありません。

■システム運用でよくある課題

  • コンテンツアップに時間がかかる
  • アップ前のコンテンツからの変更点がソースから探せない
  • サーバや各プログラム、データファイルの命名規則がない
  • 容量管理がその場しのぎ
  • エラーログの監視、対応ができていない
  • 緊急依頼の対応で承認までに時間がかかり作業日時が約束できない
  • 構成情報が管理できていない
  • メールに必要な設定が不明確
  • CMSからのアップができていないサイトがある
  • インスタンス計画が不明確
  • 運用を安定させるために。手順書の作成で時間を取られるのはよくない。
  • 人に依存しすぎ。影響範囲が不明確。急いでるのはわかるけど…。
  • 自分たちの付加価値の部分を外部に渡してしまったら、空洞化が生じてしまう。

■超上流から攻めるIT化の「原理原則17ヶ条」

  1. ユーザとベンダの想いは相反する。
  2. 取り決めは合意と承認によって成り立つ。
  3. プロジェクトの成否を左右する要件確定の先送りは厳禁である。
  4. ステークホルダ間の合意を得ないまま、次の工程に入らない。
  5. 多段階の見積りは双方のリスクを低減する。
  6. システム化実現の費用はソフトウェア開発だけではない。
  7. ライフサイクルコストを重視する。
  8. システム化方針・狙いの周知徹底が成功の鍵となる。
  9. 要件定義は発注者の責任である。
  10. 要件定義書はバイブルであり、事あらばここへ立ち返るもの。
  11. 優れた要件定義書とはシステム開発を精緻にあらわしたもの。
  12. 表現されない要件はシステムとして実現されない。
  13. 数値化されない要件は人によって基準が異なる。
  14. 「今と同じ」という要件定義はありえない。
  15. 要件定義は「使える」業務システムを定義すること。
  16. 機能要求は膨張する。コスト、納期が抑制する。
  17. 要件定義は説明責任を伴う。

コミュニケーションについて

■大前提

▼相手を知る
  • 相手を知ろう、自分を知ってもらおうと思うこと。食事に誘うこともなく、誘っても来る雰囲気もなければコミュニケーションなんて取れない。
  • 1人の人の命が大事でない人が、ただ抽象的に何百万人の人の命のことをしゃべってもそれはただ言葉だけであって、本当の行動につながっていかない。行動につながるのはやはり情熱がなければならない。その情熱の引き金はやはり1人の人間、よく知っている人たちの存在です。
  • 皮肉なことに、私たちは親密な関係ができるのを待ってから厳しい質問をしようとするが、むしろ厳しい質問こそが親密な関係を培ってくれる。
  • 武明が会社でのことを殆ど家では口にしなかったのは事実だが、自分たちが無関心だったということも認めざるをえなかった。
▼相手を立てる
  • コミュニケーションの効果は、話し手ではなく「聞き手」が決定する。
  • 聞き手のことを考えて話をしないと、話し手の考えや情報はそう簡単には伝わらない。
  • 人間には意地があり、貧乏人ほどそいつは強い。プライドを逆なでするような言い方には気をつける必要がある。まぁ金持ちになったからそう言えてしまうっていうケースもあるかもしれないけど、その一言で双方が苦しくならないようにしよう。
  • コミュニケーションで一番重要なことは「自分が何を伝えたか」でなく「相手に何が伝わったか」。
  • 対話の際の心得ですが、なるべく聞き役にまわるということです。もちろん、全然喋らないというのも面白くありませんが、しかし自分は主として聞き役にまわって、相手に何ら不快の感じをさせないというのが、対話としては上乗なるものでしょう。
▼コミュニケーションにはレベルがある
  • Lv1:相手が言っていることを理解できるレベル。
  • Lv2:相手の言葉に出さない感情を理解できるレベル。好き、嫌い。
  • Lv3:相手の抱いている感情以外の部分までわかるレベル。なぜ好きか。なぜ嫌いか。
  • どこで判断できるか。
    • 会話のテンポと展開によどみがないか。相手にとって無駄な説明は省く。
    • 自分が話をしているときに、相手の考えを掴んでいるか。
  • イヌとネコはコミュニケーションの天才である。実際、犬と猫を飼ってみるとわかるのだが、あいつら全然働かない。いわばニートである。にもかかわらずきっちり3度の飯にありついているし、死んだ場合は葬式を出してもらうこともある。何故これほどまでに愛されるのか?尻尾振りは「無駄にカロリーを消費している」から、社交辞令に見えない。無駄な動きの量と、好感度は比例する!それ以外にも、「言いなり」「手間かけ」「リード」「馬鹿」等のいろんなテクニックを駆使している。

■伝える

▼話の順序のコツ
  • このどれかに則って話をすると伝わりやすい。
  1. 時系列:時間の流れに沿って話す。
  2. 重要度:重要度の高いものから低いものの順で話す。
  3. 緊急性:緊急度の高いものから低いものの順で話す。
  4. 関心の高さ:関心の高いものから低いものの順で話す。
  5. 問題解決の手順:問題は何か、原因は何か、解決策は何か、の順で話す。
  6. 作業の手順:手順1~5までの順番に沿って話す。
  7. 説得力:説得力の弱い順に話す。説得力のある順だと、だんだんつまらない内容になってしまう。最後に読む人を完璧に納得させる必要がある。そのためには読んでいる人に強烈にアピールすることを最後にまわすのがうまい。
  • 説得力は、客観的なデータと現場での証言(数人、周囲に信頼されている人ほど望ましい)。人に意思を伝え、説得するシンプルで効果的なのは、最後に、「あなたの自由です」と付け加える方法。
▼文章で伝える場合
  • 字の上手い・下手は本人も自覚している場合が多いが、文章の上手い・下手は文章の苦手な人にはわからないことが多い。
▼伝わりやすい表現
  • 「世間では」という言葉を持ち出すことによって語り手は一方的に語ることを避け、多方面の評価を持たせることができる。
  • 世評をそのまま引用することで話にリアリティを与え、言いにくいことは代わりに言わせる。引き合いに出しながら、実は自分の意見を言う。そんな用法が日本には昔からあった。
  • 文章を短くする
  • 難しい言葉は使わない
  • 具体的なエピソードを入れる
  • 聞き手の目線で話す
  • 聞き手に語りかけて共感を得る
  • ご当地ネタを入れる
  • 笑いをとる
  • 謙虚さを出す
  • 歴史上の人物の名言を引用する
  • 話題のニュースに触れる
▼言うことを聞かない子どもが自分から「協力」してくれる伝え方6つ
  1. 「要求」ではなく「誘う」
    • 子どもに何かをさせようと思ったらまず、子どもがあなたの呼びかけに「ノー」と答えたとき、自分がどう感じるのか考えてみましょう。もしそれが何かしら支障がある呼びかけだと思うなら、それは「要求」であり「命令」です。危険な状況に直面している場合は問題ありませんが、重要なポイントは子どもに要求すればするほど 子どもから本心での協力は得られなくなるということです。
  2. ゲーム感覚で楽しく
    • 遊びが好きな子どもは楽しいと感じれば乗り気になる。これにはちょっとした創造力とあなたの積極性が求められる。たとえば(早く自動車に乗せて家に帰りたいときに)公園から離れたくないと言う子どもには、消防士ごっこをして消防車に飛び乗るふりをするなど、車に乗り込む行為が楽しいと思わせる方法を考えよう。もしくは競争や、うさぎ跳び、肩車でも良い。
    • これは、ただ子どもに協力させるためだけではなく、子どもと楽しい時間を過ごすための方法でもある。権力争いをして子どもを強制的にチャイルドシートに座らせるか、楽しいゲームで子どもを自ら座らせるか、どちらを選ぶか?もし良いゲームが思いつかなければ、子どもが好きなものからヒントを得よう。もしお姫様が好きならあなたは光る鎧を着た王子様や馬になったり、もしくは楽しいお魚の本を読んでそのストーリーを演じたり。
  3. 繰り返さない
    • 子どもからの協力を得る上で、一番やってはいけないことは「繰り返し」。すでに聞いたことを繰り返し言われると、子どもたちは「しばらく無視してあなたが怒り始めるまで待」てばいいのだと学ぶ。
    • 子どもは彼らの世界を取り巻く人付き合い、感情の原動力などに関する膨大な情報にアンテナを張っている。あなたとかけひきをしたり、怒らせようと仕向けたりする時に、彼らは欲しいものを手に入れる方法やあなたに考えさせるにはどうすべきかなど、非常に興味深いことを考えています。彼らのずる賢さの餌食になってはいけません。
  4. 忘れたフリをする
    • それでは、一度聞いたことに子どもが答えない場合はどうしたらよいか。子どもは大人より賢くいようとするもの。忘れたフリをして「あれ?今、何をして欲しいって言ったっけ?何だったかな?確かどこかに行く用意をしていたんじゃなかった?なんとか思い出させてくれない?」と呼びかけてみる。子どもは優越感を抱いて、自分から進んで教えてくれる。
  5. 子どもに指揮させる
    • 大勢の子どもを相手にするときは、誰か一人をリーダーにするだけでいとも簡単に物事を進めることができる。(少なくとも)私の娘にはとても効果的な方法です。
    • 私が彼女の能力を過小評価すると彼女は彼女自身がどれだけ賢いかを証明したくなるようで、「ひとりでチャイルドシートに乗れないよね?」と言うと、彼女は靴を履きチャイルドシートに登ります。そして「あら、完璧にお出かけの準備ができてる。あなた、知ってたのね」と最後に彼女を褒める。
  6. 協力する
    • 疲れ、体調不良、空腹や悲しい気分などが理由で、普段は協力的な子どもでも特別な手助けが必要な場面がある。何をやっても上手くいかなければ助けてあげよう。たとえばこのような時、私たち母娘は赤ちゃんごっこをして、娘が赤ちゃんになり私が彼女の世話を全てしています。このゲームをするとすぐに彼女は私の言うことを聞いて助けてくれるようになります。彼女が本当に助けが必要な時に、私は彼女を喜んで助けると分かるから。

■聞く

▼人の話を上手に聞くポイント
  • 全ての情報を聞き逃すまいと能動的に聞く「集中力」
  • 相手の発言の真意を理解することにエネルギーを注ぐ「瞬発力のある知性」
  • 相手の価値観などが自分と異なっているときに相違を受け入れる「柔軟性」
▼聞くことでレベルを上げる
  • 一方的に命令をするより、いま何が売れているか、今日は何を売っていこうとしているか、店の中のどの部分をどのようにしていったらいいかなど、担当者に毎日質問をして、コミュニケーションを密にすることで仕事の質を上げていくことができる。
  • アクティブリスニング(聞くスキル)。聞きたいことが聞けないのは、答える人のせいじゃない。
  • ソーシャルメディア・ポリシーをつくる時に、各関連部門が事細かにいろいろ言うことをひたすら黙って聞いてまわったこと、ここがポイントだったのかなと感じます。各部門の言い分をすべて聞いて文言をつくったおかげで、『それに則っている』という事実が免罪符になっている節も多々あります。
▼人間性を知る質問
  • 人生の中で、あなたはどれくらいラッキーだと思いますか。1を最悪、10を最高として答えてください。
  • もしあなたがスーパーヒーローになれるとしたら、誰になりたいと思いますか?
  • ふたりの人をランチに招待できるとしたら、誰を招くでしょうか。そして、その理由は?(現在、過去、実在、架空を問わない)
  • あなたが部屋に踏み入れるたびに、テーマソングが流れるとします。そのテーマソングとは?そして、その理由は?
  • 会社の人と社外で交流したことがありますか。(これに「いいえ」の人が多い会社って。。。)

■評価

▼第3者からの評価を地道に得るには
  • 謙虚であり、成功に浮かれたりしない。
  • 時間厳守。始業時間にも、会議の開始時刻にも、列車の発車時刻にも遅れない。自分の時間を無駄にするのを嫌い、だからこそ、他人の時間を無駄にすることもない。
  • 今の自分に与えられているものに感謝している。その結果、たいていはさらに多くのものを手にする。
  • 誰であっても、敬意をもって接する。友人であれ、上司であれ、ランチのサンドイッチを作ってくれる人であれ。
  • 自分を仕事ですり減らすことはない。
  • 他の人のためになにかを犠牲にできる。
  • 我慢強い。
  • 必要な時は、見返りがなくても、努力を惜しまない。
  • 問題点や対立に、真っ正面から取り組んで解決する。
  • 丁重に断ることができる。断るのは簡単だが、丁重に断るには技術がいる。
  • 同僚を信頼する。
▼第3者からのフィードバックを効率よく得るには
  • まず、「続けた方がいいことは何か」を聞く。
  • 次に、「やめた方がいいことは何か」を聞く。
  • 最後に、「はじめた方がいいことは何か」も聞いてみる。

きもだめし・おばけやしき

▼フリーイラスト素材

  • http://kaze-sora.com/sozai/summer/8kimodameshi/8kimodameshi1.html
  • http://azukichi.net/season/summer.html
  • http://freebies-db.com/free-illustration-halloween-castle.html
  • http://www.irasutoya.com/2013/05/blog-post_610.html
  • http://xn--u8jwbwgocz432bim1a.net/archives/235
  • http://irasuto.org/sozai/page2/404.php

■脅かすアイデア


  • 変装系
    • 白い布を被ったり人形などを使ってお化けや妖怪、骸骨などに変装
    • ヘリウムガススプレーで声色を変える。
  • こんにゃく系
    • 竿の先にぶら下げたコンニャクで参加者を撫でる。コンニャクは生暖かい物より、氷で冷やした方がいい。
    • こんにゃくを吊るすのはよくあるので、その逆で、こんにゃくのように柔らかくてプヨプヨしたものを足元に敷いて置く。殆どの人が上や横に気をひかれていそうなので、盲点では?
    • 音響機器で不気味な音楽や悲鳴の効果音を流す。携帯の着信や、時報など単調な音は暗いところで気味が悪い。
    • 読経のテープ。お坊さんのものより、老婆のしゃがれ声なんかのものがあれば木魚のポクポクもあるといい。
    • 薄暗い部屋で突然の音は恐怖感が増します。
    • 背後からの物音も効果的かも知れません。ある一点を見るようにして、横からとか手を出すだけ。
  • 文字
    • 古印体の文字。よく恐怖モノとか映画で使われる、かすれたような、おどろどろしい文字「いらっしゃい」なんてこれで書いて張っておけば、怖さ倍増!
    • 注意書きは、紛れ込む異界の者に注意、ころぶとひきずりこまれます。など怖くしつつも注意点を述べてはどうですか?
    • 懐中電灯の電池をぎりぎりまで減らしておく、とか
    • 蛍光塗料を塗った猫。蛇やネズミのぬいぐるみを糸で引っ張り足元を横切らせる、とか
    • 間接照明にするためには、照明を半紙か和紙でくるむとよいです。
  • 匂い
    • 熟しすぎた果物の甘ったるい匂いのする果肉を通路の上にこってりと塗っておく、とか
    • ペットボトルを高いところに吊るし、…ポタリッ…ポタリッ…と道に垂れるようにしておく。足元がそこだけぬかるんでいて、不信に思って足を緩めると首筋にポタリ、凍らせたペットボトルの水なら条件を満たす上にひんやりしている
    • 冷たい水を上からスポイトで1滴づつ垂らしたりしていました。
    • 大きめなアイスノンを4個位用意して、それを足元に敷くと怖さは倍増します。
    • 進行方向の木の洞に鏡を置いておくと懐中電灯の光が反射して驚くかも。そこで近くに寄って鏡を手に取ると・・・ペンキで塗られた嫌な手触りを鏡の裏側が伝えたり、しかもその洞にも水が溜まっていたり・・・
    • 透明なアクリルを置いて、水を噴射する。アクリル板でふさがっているのでぬれない。赤い色ならよりリアルかな。後は、そこに至までの話を入り口で聞かせる。なぜ入らなければならないのか。というストーリーを作ってみては?
    • 足に水をかける。自分の手を少し濡らして飛ばす程度です。
    • 途中水鉄砲で首筋を少しぬらすと驚く人は多かったですよ。
  • コース系
    • 坂道で人が来たのを見計らってトイレットペーパーを転がすと、白い線が延びてくるので、かなり驚くらしい。回収が大変…。
    • 入口を入って直ぐに段ボールで作った墓を何個か置き、その一つに人間が入り線香立ての位置から手が出せるように工夫した。その穴から冷たく冷やした板コンニャクを手で持ち、女性が来たら足元に軽く触れさせていました。案の定、女性は悲鳴を上げていた。
    • 段ボールの墓に糸をつけておき、引っ張ると墓が動く仕掛けも一人で広いエリアを担当できるので良い。
    • 机の下をくぐらせたり、いすや机で段差を作って上らせたりした。特に暗い穴をくぐるのって、結構スリルがあります。出たところに何を置くかはアイデア勝負。階段は脅かしてこけないように配慮をする必要がある。
    • 段ボールで壁をつくり、腕が通る程度の穴を沢山あけておく。客から見えない側にスタッフを数名(5~6人)待機させ、人が通る瞬間全員で一気に腕を突き出す!ぶわーっと動かせば気味悪さ倍増!穴を目立たせないように工夫するのがポイント。毛糸や布を裂いたものを下げておくとか。
    • 床に卵のパックを置く。骨を踏んだという感じを演出。
    • 排水口の下やロッカーなど人がいなそうなところからいきなり出てくるのも怖い。
  • 人体模型
    • ベタですが人体模型を理科室から借りて使ってました。
    • 人形(マネキンが手に入ればそれに服を着せ、無いなら服に布を詰めたものに頭だけ作成してくっつける)をいくつか放置しておいて、一つだけ人間を潜ませ、じっとしてもらいます。人が来たら立ち上がって脅かすなり、もぞりと動くだけで相当怖いはず。まず人形にびっくり→人形だと認識して安心→それが動いて二度びっくり。
    • 理科室や美術室の小道具をあらかじめ見えにい釣り糸で吊って置き、高いところをくぐらせ端を持って隠れます。人が通ったら一気に引いて浮き上がらせる!これだけ。段ボールで壁などを作る場合はそこをくぐらせ、壁際のものを浮き上がらせましょう。そうすれば次のセッティングも楽です。

■注意事項の例(素材として)

※当日は動きやすい服装でお越しください。
※当日は飲食の用意はございません。
※安全な運営の関係上、参加者が多数の場合、早めに受付を終了する場合がございます。

  • 本イベント中に発生した事象によりお客様に何らかの損害が生じた場合、運営チームではその責を負わないものとします。
  • 本イベントの運営を著しく困難にさせる妨害行為等を発見し確認した場合、運営チームにて警告及び処罰を含む対処を行う場合もございます。
  • 下記の方は安全のためご利用いただけません。
    • 酒気を帯びている方
    • 心臓の悪い方
    • 高低血圧症の方
    • 妊娠中の方
    • 付添のない車椅子の方(付添のある場合は付添の方も有料です)
    • 2歳以下のお子様
    • 16歳以上の同伴者がいない未就学児童

※会場内での飲食、ビデオ、写真撮影、携帯電話の使用は基本的にご遠慮ください。
※展示物にはお手を触れないようにお願いいたします。

■禁止事項

  • キャストや造作物にふれること
  • 携帯電話・ライトの使用
  • カメラ・ビデオの撮影
  • 飲食物・危険物(かさ、棒状のものなど)の持ち込み
  • おんぶや抱っこをしての入場

■下記の方はご入場いただけません。

  • 入場規定に満たさない方
  • 酒気を帯びている方
  • 心臓の悪い方
  • 妊娠中の方
  • 気分のすぐれない方
  • 階段を上がれない方
  • 6歳未満の方の入場はご遠慮ください

■入場時のお願い

  • 入場は1グループ3名様までとさせていただきます
  • 立ち止まらないで下さい
  • 走らないで下さい
  • お客様のご都合による途中退場はできません
  • 他のお客様にご迷惑となる行為はおやめ下さい
  • お荷物はお預かりできません
  • キャストへの暴力行為は、故意、過失を問わず、責任を負ってもらいます
  • 緊急時は係員の指示に従って下さい
  • 18歳未満の方は19時以降の保護者同伴お願いいたします

■ 注意喚起をする
体や心理面の弱い人は、怖さのあまり体調を崩す恐れがあるので、注意を促すためにも入り口に注意書きを掲示しておきましょう。
例:「心臓の弱い方や体調の悪い方、発作性の持病がある方は入場をお控えください」

入り口で注意喚起しておくことで、心理的に怖がらせることにもつながります。
その他、禁止行為は以下です。

  • 屋敷内でのイタズラ行為
  • スタッフへの嫌がらせ行為
  • コース上で居座り
  • コース内の撮影・録音
  • 過度の再入場
  • 未入場者へのネタばらし

2014年8月8日金曜日

日本の歴史について

■官報

▼行政が毎日発行している公告 https://kanpou.npb.go.jp/index.html

■天皇家

▼万世一系
  • 過去に女性天皇は存在しても、「女系天皇」は1人もいない。女性天皇はあくまでも次の男系天皇への一時的な橋渡しの役割を果たしただけというのが実態。本筋の皇位継承の流れはすべて男系でつながれていて、そこには一つの例外もない。ゆえに、これを守ることが万世一系を守るということ。
  • 「男尊女卑の因習は世界中どの国でも根強く残るけれど」と前置きして、ある途上国の首相から「日本は先進国なのに、なぜ天皇を男のみに限るのか」と問われたことがある。「国民平均所得のような物差しだけで先進国と決めるのは間違いですね」と答えた。女帝問題が「問題」になるおかしさは我が国の恥。あのときほど日本人として恥ずかしいと思ったことはなかった。
▼3種の神器
  • 鏡を見ることは、神の心を知るということ。だからその鏡を磨きあげて、にごりない心で常に神の心・民の心を知るということが天皇にとって最も大切なこと。従って3種の神器の中で1番大切なものとして鏡が位置づけられている。こうした精神をもって歴代天皇はこの国を治めてこられた。
▼年号
  • 令和となったいま、昭和xx年生まれの人の年齢を計算しようとして戸惑ったことはないか。このようなことは、西暦1つの表記にしておく方が実にわかりやすい。それに気づいたのか、中国では、それまで統治者ごとにつけていた年号を、中華人民共和国になってすっぱりやめてしまった。

■江戸時代

  • 1人の殿様とやらが歩くのに、200人も300人も大の男がその周りにくっついて歩かねばならぬことの理由がわからないのであります。その上に、こうしてせっかく市民が面白く見物をしたり、遊楽をしたりしている最中を、大手を振って押通り、押しが利かないと、この通り乱暴狼藉を働いて突破する、その我儘が通ることの理由もわからないのであります。

■幕末

  • 薩摩屋敷へ浪士を集めたのは、西郷隆盛と後の板垣退助も関係していたということでありますが、徳川幕府を倒さねばならぬという志士浪人の頭に、同時にひらめくのは、いつも徳川と薩摩との仲をよくさせてはならないということでありました。
  • 徳川家と薩摩とは、姻戚の関係もあったりして、どうかすると黙契が成立しそうになる。もしも薩摩が徳川をたすけることになると、せっかく倒れかかった徳川の家に、有力な根つぎが出来た結果になって、そうなっては天下の改革の時が遅れる。徳川と薩摩とを握手させてはならない。江戸の市民をして、薩摩を憎ましめるように、薩摩をして、幕府を脅威せしめるようにしかけなければ、大事をあやまるの形勢となることを、志士浪人の間には深く考えていたものがあるのです。

■第1次世界大戦

  • 欧米の経済的呪縛のもとにアジアの国々が独立して行けば、日本は永久に孤立する。大東亜共栄圏の夢は、そうした未来の状況を阻止する唯一の道ではなかったのか。
  • 口汚ねえ言い方をすりゃ、帝国陸軍は百姓の軍隊だったんだ。人生に何の希望もねえやつらが集まって、てめえらにァもともと一等にあわねえ、もともと大嫌いな争いごとを商売にしてたんだ。軍隊のおかしな習慣とか、へんてこな言葉遣いとか、がんじがらめの規律とか、そんなものはみんな、無知で無教養な百姓の倅どもを兵隊に仕立て上げるために考え出されたものさ。

■第2次世界対戦

  • マッカーサーは「忠誠」にきわめて厚い人物であった。彼自身、軍人のもっとも大切な資質として忠誠をトップに挙げている。彼の意味する忠誠とは、①長上者に対する忠誠、②共に働く大義に対する忠誠、③上官と部下に対する忠誠であり、「上の者でも忠誠の念を欠くと危ない」と説いている。
  • 日本の教育制度が個人よりも集団や国家を重視する"全体主義"をもたらし、思想統制を通じて"軍国主義"や"超国家主義"が拡大し、大学入試制度は国家に忠誠を誓うエリート選抜の道具となっているとの基本認識に立って、教育改革が検討された。その結果、①民主主義・平和主義・国際主義理念の注入を図る、②文部省の政策機能を停止させ、思想統制を担った教学局を廃止させるが、文部官僚は利用する、③軍国主義的・超国家主義的な教師を公職追放する、④小学校の「修身」「日本史」「教連」を廃止する、⑤文部省内や府県庁に教育担当の民政官を派遣する、⑥教師の再教育と師範学校などの教員養成制度の徹底的な改革を行う、などの方針が定められた。
  • 占領行政はマッカーサー総司令部の責任のもとに実施されたが、その背後にある対日占領政策の基本方針は、ワシントンの国務省や陸軍・海軍両省、あるいは占領軍を直接管轄する統合参謀本部によってほぼ戦時中に定められていった。その策定過程では、主として3つの争点が生じた。すなわち、第一は天皇制の存置か廃止か、第二は直接統治か間接統治か、第三は単独管理か共同管理かをめぐる論争である。
  • 次いで彼を悩ませたのが病気の拡大であった。胃腸障害、腸チフス、天然痘が相次いで発生した。おびただしい死体があり、また水質環境の悪化がハエを生み、それが病気を蔓延させた。そこで空からDDTを市街に噴霧した。また水不足には軍隊を動員し、パシグ川からバケツ・リレーで水を運んだ。2月までにマニラ市内の激しい戦闘は終わっていたが、まだ残敵掃討は続いており、マニラ周辺や空港など主要施設での行動は警戒を怠らずに、公共衛星業務を遂行せねばならなかった。以上のようなフィリピンにおける一連の行政施策が、日本の敗戦以後の占領開始にあたり、きわめて有効に生かされたことは想像に難くない。
  • 日本兵13人が降伏した敵の兵隊を引率するのである。とにかく後方へ送ろうということで、大隊本部へ送り届けることになった。大体本部がどこにあるのか、それも分からない。とにかくもの来た道を後方に下がるだけである。1人の日本兵が300人近いアメリカ兵を引率しているのである。後ろからブスッとやられたらそれきりである。気味の悪いこと、この上なしである。もしこれが日本兵とアメリカ兵と立場が逆になっていたら、13人くらいの的ならあっという間に殺していたであろう。自分たちも昨晩から何も食べていない。まして何千、何百人といる降伏兵に食糧などあろうはずがなかった。やっとのことで大体本部を探し当てて降伏兵を送り届けた時は思わずほっと安堵の吐息をもらした。大隊本部は連隊本部へ、連隊本部は旅団司令部へ、旅団司令部は師団司令部へ、師団司令部は軍司令部へ送り届けるよりほかはない。この間三日はかかる。炎天下の中を飲まず食わずで三日間歩かされたことであろう。死者も病人も出たであろう。降伏兵たちを運ぶトラックもない。これが世に言う『バターン半島死の行進』である。日本軍が15人ぐらいで捕虜を500人ぐらい連れていく。日本軍には降伏はないから、こんなに沢山の捕虜が出て来たのでかえってびっくりした、というのが実感ではないですか。第一受け入れ態勢も何もない。我々だって自分の飲み水も食糧もないのです。捕虜もひどいがこちらだってひどい。我々も水筒一本ぐらいしか水がないのだから、こちらも飲まず食わずだった。それにマラリアが多くて捕虜がバタバタ倒れた。車がないのだから我々も歩くより仕方がない。水・食糧・マラリアの3つの苦しみ、捕虜ばかりでなく、日本軍も同じだった。
  • マッカーサーを最高司令官に任命することは、枢軸国側の非難中傷を相殺するためであったのである。そのような政治的粉飾をマーシャルはもっと率直に指示していた。
  • エーキンの機密情報は、陸軍内にとどまらず、ウイリアム・ハルゼ―提督率いる第三艦隊の情報部へも提供されるなど、ともすれば険悪となりがちな陸海軍間を協調させるほどの貢献も果たした。情報戦こそが戦争の帰趨を決めることをエーキンは熟知していたからである。
  • 日本人の中で、当時もっともマッカーサーと賢密な関係を築いた吉田茂首相は、衝撃的なマッカーサー解任による離日に際し、「貴官が連合国最高司令官として、わが国を改造し再生させるにあたり、成し遂げられた記念すべき業績に対し(中略)感謝の気持ちを、この私的な書面の中で繰り返す必要はないでありましょう。日本国民はすべて、天皇陛下から路上の市民に至るまで貴官の離日を惜しんでいます。」と最大級の賛辞を送っている。
  • マッカーサーは歴史上、一国(すなわち日本)の国民の健康をもっとも向上させた医者。
  • 米空軍参謀長カーチス・ルメイ。日本で彼ほど悪名高いアメリカ軍人はほかにない。ルメイは戦後、あくまで自国を守る職業軍人として戦いに臨んだのだと攻撃の正当性を主張しているが、いかに自軍の被害を抑えるためとはいえ、日本の67都市の50~90%の面積を焼き尽くしたうえに、なお2発の原爆を落とす戦略的な意味などまるで見当たらない。原爆投下は高度な政治判断ではあるが、桁はずれに好戦的で粗野なルメイが人間として犯した罪業は限りなく重い。
  • 旧日本軍が捨てた何千発もの機関銃の弾を氷を割って掘りだすと、持ち帰って分解した。雷管を下手に釘などでポンとやるとダーンと爆発する。当時は子供もそれぐらいの知識は持っていたから、ペンチで弾を抜くと、火薬だけとって貯めた。それを学校へ持って行ってストーブの上に乗せると、ババババンッとはぜた。当時まだロケットという知識はなかったが、近所に器用な大人の人がいて、その火薬を鉄パイプに詰め、釘のようなものでつついて発火させると、火がすごい勢いでシュシュッと飛び出した。
  • マッカーサーは親子二代にわたって、フィリピンの実質的な王であった。しかもそこは、当時アメリカ合衆国が持っていた唯一の巨大植民地であり、極東における軍事拠点である。そのことだけを考えても、彼は他社の追随を許さぬ権威を握っていたはずだ。独立後の植民地を永遠に呪縛する方法は、ルーズベルトやトルーマンの政策になくても、卓越した軍政官であるマッカーサーは考えていたかもしれない。
  • 日本は敗北したとはいえ、白人のアジア侵略を止めるどころか、帝国主義、植民地主義さらには人種差別というものに終止符を打つという、スペクタキュラーな偉業を成し遂げたのです。日本人の誰もそんなことを夢想だにしていませんでしたが、結果的には世界史の大きな転機をもたらしたという点で、何百年に一度の世界史的快挙をやってのけたと言えるでしょう。
▼東京大空襲
  • 1945年3月10日の東京大空襲では、下町を中心に一夜で10万人以上が死亡しました。一夜としては史上最大の大虐殺です。あらかじめ関東大震災時における被害状況を調べ、下町に木造住宅が密集していることをつきとめた上で、木と紙でできた日本家屋を最も効果的に焼きつくすために新たに開発されたE46という集束焼夷弾を落としました。だから被害地域が関東大震災の時と似ています。浅草などではまず円で囲うように周囲に焼夷弾を落とし、逃げ出せないようにしてから徐々に内側へ落として行って人々を追いつめました。
  • ビルに逃げ込んだ人も、吹き込む火炎流で焼死あるいは窒息死し、隅田川は川面が溺死体で埋まりました。残忍な皆殺し計画でした。
  • 東京はその後も何度か爆撃されました。上空の強風を避けるため2000mほどの低空飛行から投下したので、爆撃は極めて精確でした。爆破でもしたら国民の底深い怨恨を買うであろう皇居は目標から外されました。ロシア正教のニコライ堂、ロックフェラー財団の寄付で建てられた東大図書館、米国聖公会の寄付で作られた聖路加国際病院や立教大学、占領後に自分たちが利用とした銀座の服部時計店(米軍PXとなった)、第一生命ビル(GHQ本部となった)なども外されたから無傷でした。
▼原爆投下
  • アメリカの原爆投下命令は、ポツダム宣言の発表以前に下されていた。原爆は「ポツダム宣言を拒否したから」投下されたわけではない。
  • 核爆弾も核弾頭も必要ない。核物質があって、それを普通の爆弾に積んで爆発させれば放射能はそこかしこに飛び散る。それだけで世界は恐慌をきたす。テロの手段としてこれほど有効なものはない。今度の福島原発の事故で改めて、そういうことを世界の誰もが認識したのです。
  • 誰もが放射能の恐怖に怯えているという事態の深刻さを、アメリカ自身が最も強烈に認識したはずです。なぜならアメリカは世界で唯一原爆を投下した国であり、核爆発と放射能の悲惨さをよく知っているからです。9.11を持ち出すまでもなく、自分たちこそがいちばん「報復の女神」のターゲットになりうるということもわかっている。
▼玉音放送
  • 「いっさいの戦闘行動を中止する。芙蓉部隊は陛下の部隊である。詔勅が出た以上、もはや私に戦いの指揮をとる資格はない。納得できなければ、私を切ってから出撃せよ。」隊員の誰もが一度も見たことのない涙が、美濃部少佐のこけた頬をぬらしていた。隊員たちの中からも嗚咽がもれ、高まりを増して、焦げ付くような夏の空気をふるわせた。
▼東京裁判
  • 東京裁判では、「広島、長崎への原爆投下という空前の残虐を犯した国の人間に、この法廷の被告を『人道に対する罪』で裁く資格があるのか」は詭弁により斥けられました。触れてはいけない大地雷に触れたこの爆弾発言は、発言とほぼ同時に日本語への同時通訳が中止させられたため、日本人の耳にも届かずマスコミにも流れませんでした。欺瞞に満ちたこの裁判を破砕するものだったからです。
  • 「"正義は力なり"を標榜する米国である以上、原子爆弾の使用や無辜の国民殺傷が病院船攻撃や毒ガス使用以上の国際法違反、戦争犯罪であることを否むことは出来ぬであろう」という記事を1945年9月15日に載せた朝日新聞は発刊停止となった。(言論・表現の自由を米国の作った憲法に明記されているけれど。。。)

■戦争

  • 数えきれぬ人間が、自分の命に勝手な理由を付けられて死んでいった。
  • もし現代の定義を適用して日本を侵略国というのなら、英米仏独伊露など列強はすべて侵略国です。ヨーロッパ近代史とはアジア・アフリカ侵略史となりますし、アメリカ史とは北米大陸太平洋侵略史となります。清国も侵略国です。ただしこれらの侵略国家が倫理的に邪悪な国ということにはなりません。この2世紀を彩った帝国主義とは、弱肉強食を合法化するシステムだったからです。
  • 日本の軍人達は、戦場で涙ながらに老いた父母を思い、自分の死後に残される新妻や赤子の幸せを祈り、恋人からの手紙を胸に秘め、学問への断ち難い情熱を断ち、祖国に平和の訪れることを願いつつ祖国防衛のために雄々しく闘いました。それが今、地獄さながらの戦闘で散華した者は犬死にと嘲られ、かろうじて生き残った者は人殺しのごとく難詰されるという、理解を絶する国となってしまったのです。
  • 祖国のために命を捧げた人に対し感謝の念をこめ手を合わせて拝むべきものであるのに、戦争の罪を一身に背負わせているのです。
  • 平等だけを追い求めた戦後は、多様で多彩な生活文化の層までも単色化してしまった。そんな日本に比べれば、欧米ははるかに大人。

■2011.3.11 東日本大震災&福島原発事故

  • 福島原発の事故がいちばん危機的だった3月17日に横須賀に行ってみたら、アメリカの艦隊は一隻もいなくなっていました。ちょうど3月11日に港に入って、1ヶ月の予定で修理にかかるはずだった原子力空母ジョージ・ワシントン以下、機動艦隊が影も形もありません。アメリカは海軍、海兵隊共同で「トモダチ作戦」と称する被災地救援オペレーションを行うといっていたので、東北沖にでも向かったのかと思ったのですが、何のことはない、全部出航してフィリピン沖まで逃げてしまったのです。
  • 米韓合同演習のために来ていた空母ロナルド・レーガンが東北沖に姿を見せましたが、これも福島原発から125海里(230キロ)以内の海域には決して入りませんでした。これが日米同盟の実態です。

イベント事例

■芸術祭


■運動系

▼竹の速切り競争!寒い日にいい!
  • 身体を温めるために「竹の速切り競争」を開催するファシリテーターがいた。出場者を4人募って竹を切る速さを競う。それぞれの出場者を応援する人が周りを取り囲む。出場者のケガを防止するための軍手装着や、応援する人と出場者との距離などに注意して「競争」が行われていた。
▼仕事帰りに卓球で汗を流して、冷たいビールで乾杯!
■その他

▼競馬のレース命名権を取得して、自分たちの競馬を開催!

2014年8月6日水曜日

食べるを楽しむ

■食育を楽しむ

▼農林水産省「全国工場見学・市場見学一覧」
  • 「食」に関わる工場・市場で、一般消費者を対象に見学などができる全国の施設を紹介。担当者が教えてくれた見学のおすすめポイントも掲載。国民に対し食に関わるさまざまな体験活動を通じて食への感謝や理解をより深めてもらおうとするもので、積極的に参加してもらいたいという。一方で食品関連業者等には、工場見学や情報提供の見直しを図り、より充実に努めるよう推進している。

▼農林水産省「全国農林漁業体験スポット一覧」

■料理を楽しむ

▼おいしくなければ意味がない!
  • たとえ、キリストの血だといおうが、化学肥料は全く使わない、手間暇かけたものなんだといおうが、おじいちゃんの汗と涙の結晶だといおうが、おいしくなければ全然意味がない。
  • 「高級品がおいしいんじゃない。高級品は品数が少ないから高いだけ。自分が食べておいしいのが一番おいしい。ほんならそれが一番高級品や。どうやって食べたらええって、お腹すかせて食べたら全部おいしいから高級品や。」
▼料理は聖職
  • 質の良い食品作りやおいしい料理を作る主婦の仕事が決して日常のささいなことではなく、崇高にして重要きわまりない聖職であることを、我々は再認識する時がきている。
▼男の簡単料理
  • もやし炒めのバリエーション
    • 塩、にんにく、にら、きのこ、オムライス、レンジでごま油+塩+醤油
  • きのこのホイル焼き
    • アルミホイルにオリーブオイル浸して、きのこを入れて塩コショウ。それに日本酒を少々加えてバターのかけらを置いて蒸す。(from Mちゃん)
    • 鮭やタマネギを入れてもおいしい。(from Iさん)
  • 豆腐ステーキ
    • 豆腐を焼いて、クリームチーズを乗せてアボガドを切ってわさび醤油をかけて食べる。
  • 豆腐チャンプルー
    • コンビーフを角切りにして、木綿豆腐と卵を入れて少し炒めたら完成。仕上げにかつお節を振りかけて完成。
  • グラタンの作り方
    • 材料を準備する。
    • グラタン用のマカロニをゆで始める。
    • 玉ねぎを切る、ベーコンを切る、しいたけを切る。
    • フライパンに油を入れてから玉ねぎを炒める。甘さを出すために一番長いこと炒める。
    • 油を玉ねぎが吸ってかわいてきたら、ベーコンを入れてベーコンの油で炒める。
    • なじんできたら、最後にしいたけはすぐに火が通るのでしいたけ入れて炒める。
    • ゆで上がったマカロニを水を切ってフライパンへ。
    • 塩、こしょうで味付け。
    • ホワイトソースを入れて、牛乳でなじませていく。
    • 耐熱皿にうつして、ブロッコリーを載せて、とろけるチーズを多めにかぶせる。
    • 電子レンジで10分程度こがしてできあがり。
  • そうめん
    • そうめんを気温の高いところに置くのはよくないけど、乾めんは一般的にできたてよりも少し日が経ったほうが味がよくなる。
  • エイヒレ
    • 酒の肴珍味としても有名なエイヒレは女性に嬉しい成分がたくさん配合されており、低カロリーでボリュームがある食材ですよ。 味も良いため、お酒のおつまみとしててだけではなくおやつにも最適の一品となっています。 肉厚のためボリュームがあり、満腹感もあります。
    • ここまでは確かにスルメ等の他のおつまみと何ら変わらないダイエット作用ですが、エイヒレにはコラーゲンがたっぷり含まれているという特徴があります。 おじさんのおつまみとして知られているエイヒレは、女性にとって嬉しい美容効果をたっぷりと含んでいる食材だったのです!
▼調味料
  • 餃子のたれ
    • ラー油、酢、醤油の順番でつくると比重がいいらしい。
▼道具
  • プジョーの胡椒引きがいい!らしい。粗くも細くもできる。
▼積極的に摂取したい食品
  • 果物
  • 脂肪分の少ないタンパク質
  • 葉の多い、緑の野菜
  • サラダ、パスタ、全粒粉パン、オートミール、砂糖抜きのシリアル
  • 卵の白身、プレーンヨーグルト、七面鳥、鶏肉
  • 串焼きか網焼きした肉及び野菜
  • フルーツジュース(果汁100%)、水
▼摂取を控えたい食品
  • 揚げ物(肉、野菜を問わず)
  • マーガリン、マヨネーズ
  • クリーミーなドレッシング(フレンチ、ブルーチーズ、サザンアイランド、クリーミーイタリアンなど)
  • 卵の黄身、アイスクリーム、ドーナツ、デニッシュ類、クッキー、キャンディー
  • ソフトドリンク、アルコール

■飲食を楽しむ

▼飲食が好きならさ。
  • ワインは形式を嫌う飲み物。階級を拒む世界の共通言語。堅苦しい会食で、馬鹿な冗談ばっかりいう旦那を、最初は肘でつついていた奥方が、仕舞にはげらげらと笑い始める。食べて、飲んで、そこに友がいる。人生には一番、大切なこと。
  • 飲食業という商売の根幹になくてはならないもの、それは数字だけでは割り切れない「情熱と職人気質」。
  • 「放っておく」ことが最高の接客になることもあり得る。当日のお客さんの状況をつぶさに観察し、そのつど臨機応変に対応するセンスが必要。
  • 1つの店に1回しか足を踏み入れていないにも関わらず、どこまで店の本質を見抜けるのか。店の批評をするならば、ペンネームや覆面でなく正々堂々と名前を明かして書くべき。
  • そもそも気に入らなければ載せないのが基本。評論家としてその道一本を生業としているならいざ知らず、片手間に安直な批評をして、店の風評を傷つける行為は許されるべきではない。
  • それなりの眼力が備わるには、長期にわたって培われた教養や見識、そして品格が大切。趣味で食べ歩いたことを仕事にしたり、仕事でガツガツ食べ歩くということ自体、本当の意味での「食」について語れない矛盾を露呈しているのではないか。
  • 店が嫌なら2度と行かなければ良いだけ。正義を振りかざして店の悪評を広めて叩く行為が正当化されるのは不思議でならない。
  • 人気店に入り、人気の理由を観察する。お店はな、自分らが『おいしいわあ』『気持ちええわあ』て思う場所であると同時にな、優れたサービスを学ぶ場所でもあるんや。これからは、ただ店に入って飯食ったりジュース飲んだりするだけやなしに、その店がどんなことしてお客さんを喜ばせようとしてるか観察せえよ。ワシの胸の谷間ばっかし観察しとらんと。
▼お店にとって良いお客さんの条件って?
  • お金を持っていること。
  • 金払いがいいこと。
  • 身だしなみが整っていること。
  • 見識があること。
  • 定期的に通ってくれること。
  • 店にシンパシーを持っていてくれること。
▼お店について
  • ボクが一番嫌なのは、カウンターの中の人間同士が険悪な仲であったりするやつです。夫婦らしいふたりなんだけど、どうやらケンカしている最中らしく、どちらかが何か聞いても答えないとか。いや、それよりもっとツライのは、ランチタイムのキッチンなんかで、店長が浴びとらしい若い男を怒りまくっている時。そういう光景が食べてる前のカウンターの中で繰り広げられていたりするの、最もボクは弱い。食べる前でもキツイ。
  • おいしさとか味わいとかいうものはどこかに吹き飛んでしまい、なんだか知らないオブジェをむりやり口の中につめこんでは、やっとのことで飲みこむことを繰り返し、なんとか皿と丼の中のものを片付けて、重ーい足取りで店を出ることになってしまう。おそらく消化能力も相当低くなっているハズだ。あれはお店として最低だと思うなぁ。
▼こんなお客さんでありたい。
  • 横柄に「これ下げて~」とか、「灰皿!」なんて言わない。
  • 店内で、他店との比較をしない。「ここより旨い店知ってんだよね」とか、「ここと、他の料理を比べたら・・・」とか露骨な話題は持ち出さない。
  • 知ったかぶりしない。「このタコ、明石産だよね」とかわからないくせに…。
  • 酒類(日本酒、ワイン、焼酎・・・)に関して、自分勝手な要求をしない。「今度、ポムロールのグラン・クリュでXXというワイン、置いてよ」とか「精米歩合55%で米は美山錦か、もっと磨いている酒ないの?」といった具合に。
  • 常連客として融通の利く範囲をわきまえている。 自分だけが店に貢献していると思っていないし、「俺が行かなきゃ、すぐ潰れるよ。これだけ使ってんだから」なんて絶対口にしない。
  • 大声を出して笑ったり、騒いだりしないのはもちろんのこと、周りの状況によって会話の内容にも気を使う。
  • 酔って乱れない。話に品がある。
  • 少ししか飲まない、あるいは食べない場合は、ダラダラ長居しない。あんまり食べないようなときは、最初から「別のところで少し食べてきたから、軽く飲むだけでいい?」とお店に聞くくらいの気遣いができる。
  • 「あの人たちに、私の名前で、ビールを3本届けてください。」とか言える。
▼バーをやるなら
  • バーの経営にあたっては「むやみに食事メニューを増やすな」。食事類を多く提供すればするほど、人件費が余分にかかり、利益率がガクンと落ちてしまう。加えて飲んでいるときにお腹にたまるものを口にすれば、それ以上お酒が進まない、イコール売上が上がらない。
  • 絶対にチャージやサービス料を取らないこと。いまや運んでくるだけの行為をサービスとは呼ばない。
  • バーのメイン舞台であるカウンターに座ったお客さんにとって、バーテンダーは主役であり、花形。シェイカーの振り方やミキシンググラスのかき混ぜ方はもとより、お酒のボトルの開け閉め、ライムのスクイズの仕方、ビターズの落し方といった動きの一つ一つが、お客さんにとってみれば、出来上がったお酒の「味」を左右する。
  • バーテンダーに最も大切なことは「お客さんの今日の気分を読む力と、それに合わせた臨機応変な対応力」。たとえ同じお客さんであっても、分量も、割合も、グラスの選択も日によって微妙に変わるかもしれない。あるときは逆にまったく同じかもしれない。それを読み取り、お客さんの心を読んで、自在に変化をつけられるだけの技量とセンスがバーテンダーには不可欠。
  • 店の入り口を「敷居が高い=入りにくい店」の構えにしておくと、お金を持ったお客さんを選別できる。「ナチュラルセグメンテーション」。
  • クーポン券を使うお客さんは、絶対的に上得意客にはならない。同様に、ハッピーアワーも「この時間、うちにはお客さんはいないので、値下げさせていただきます」と宣言しているようなもの。お客さんの心理として、流行っていない店にはたとえ値段が安くとも足を運びたくない。逆に、メチャクチャ混雑して身動きが取れないほどごった返しているお店には、何時間並んでも入りたい。お客さんの心理を読まずに成功はあり得ない。見下されたら最後。
  • 1人で飲むお客さんにとって、お店は単なる食事処ではない。憩いの場そのもの。子供を居酒屋に連れていくことの何が悪いのか。お店の中に存在していること自体が目障り。まともなお客さんにとって、2重に不愉快なのが子供の入店を許しているお店の姿勢。その場の雰囲気も値段に入っている。「その場の空気感は、お店にいるお客さん全員の共有物である」という認識が、少なくともお店側には必要。
  • 酒は料理に比べ、調理手間がかからない(早い)、雑損率が極端に低い(コストが安い)、利益率が良い(うまい)
  • 若いOLはお店のデストロイヤーとなり得る。2番手はオバサン族。ここに迎合した店はうまくいかないことが多い。
  • 日本人は熱しやすく、冷めやすく、飽きっぽい。
  • お店がマスコミで採り上げられるのは、切り口が多様でない限り、一時期だけ。
  • 店がただの観光名所になってしまっている。
  • 「話題の店だから一回は覗いてみたい」という具合に、お客さんのほとんどが一見さんでリピーター客が少ない。よってお客さんが固定化しない。
  • 一時、混雑していた店は「流行った」という印象が強く、混雑が過ぎると「時代遅れ」「過去の店」といったイメージを持たれてしまう。
▼お酒に弱い人の強さ
  • 酒は飲めないけれど酒場の雰囲気は好きという人がいる。こういう人と酒場巡りをすると、こっちは疲れてくるけど、むこうは全然疲れない。それで、むこうがこっちに徹底的にサービスしようと思いこんでいたら、どうなりますか。へたすると、殺されますよ。テキは疲れない。それだけではない。テキは、絶対に二日酔いしないのだ。

2014年8月5日火曜日

学び続けよう

▼失敗に学ぶ

  • どんな仕事でも、クヨクヨ悩むより、まず走ってみることが大切だと思います。失敗したら、もう一度戻ってやり直せばいいのです。行動もせず、「ああかな、こうかな、うーん」などと言っているうちに気が付いたら船が沈んでいた、といったことが日本では多すぎます。
  • 日露戦争に勝利してしまったが故に、総花式の論功行賞を行った為に、その戦争中の作戦の当否や価値判断(なぜそこにその兵力を出したか、出したことが良かったか悪かったか、悪かったとすればそれを誰がどういう思考基礎と意図もしくは心理でもってやったか、その悪しき影響はどこへどう響いたか)が行われなかった。これが、太平洋戦争で全く教訓が活かされずにむしろ神秘的な強さを持っていると国民に勘違いをさせてしまう主因となってしまった。
  • 自分のミスを認めること。だが、そこから学ぶこと。ミスを隠すのは、悪い状況から何をどう救えるかを学ぶプロセスが省略されることだ。
  • どんなソリューションも急停止させる障害がある。問題や機会があなたの考えているように大きいものなら、どうして誰も事前にうまく対処できなかったのか?この先にあなたを阻む可能性があるものは何(あるいは誰)だろう?
  • 悪い兆候の見える問題の根本的な理由を探ろう。問題の結果ではなく、常に原因に対処しよう。「なぜ」かを問おう。
  • 原因追求の目的は、犯人を追いつめることではない。必要なだけの時間をかけて、「なぜ」そうなったのか、何が原因なのかを理解すること。「なぜ」と問うからには、相手が気持ちよく答えられ、有益な答えを引き出せる質問を発する責任がある。そうでなければ、根底にある原因に対処するソリューションは得られない。
  • 問題を逆手に取れる人は成功する。起きた出来事なんか関係ない。問題を抱えてない人なんていない。とにかく実践が勝負を分ける。できることはいくらでもある。まずは、1人でもできることから始めてみること。
  • 問題が問題と捉えられてしまうことが問題であって、問題は本来どう活かすかを考えるきっかけとなるもの。
  • 怒らない。怒るということは自分に準備ができていなかったということ。自分に怒ってることと一緒。
  • 自分の身の程も忘れて、ただ相手の欠点のみを指摘してもって快とする態度は、ひとり相手を傷つけるにとどまらず、実はそれ以上に、自己を害うものと言えましょう。
  • うまくいかなかったとき、相手のせいにしてはいけない。「引き出してあげられなかった自分が悪かった。発信できなかった自分が悪かった。君のせいじゃない。」そう声をかけてもらえるだけで、どれだけ安心することか。
  • 大企業では一度でも反則を犯すと即ベンチ入り。だが、バスケは5ファウルまで退場にならない。大企業も5ファウル制を認め、ファウルゼロで試合を終わらせたらやる気なし、4ファウルだったら限界まで頑張ったと認めるべきだ。ファウルゼロで試合を終えたときよりも、4ファウルを犯した試合の方がいい成績を残せているはずだから。ときにはファウルアウトになることもあるが、勝者はいつも勝つことはできないということを肝に銘じている。
  • 挫折や失敗そのものに価値があるわけではない。だが私達は、往々にして挫折や失敗から非常に重要な「情報」を得ることが多い。挫折や失敗は苦しい経験なので、当人は、どうしてそんなことになったのかを徹底して考える。原因は単純ではないことが多い。複雑に絡み合った要素を自分なりに客観的に分析し、情報化・知識化できた人だけが貴重な経験値を手に入れることができる。
  • 万全の準備をすれば、たとえ失敗しても結果は出る。常に万全の準備をしておくことで結果的にプレゼンに負けたり失注しても次につながる鍵は見つかる。
  • せっかくつかんだ成功の端緒を人に譲り簡単に勝負から降りるようでは、運は逃げるし、必死でつかんだ勝利はつかの間の夢で終わるのではないだろうか。失敗しても腹をくくって、じっと考える。なにがダメなんだ?どこが悪いんだ?そうやって悪いところを取り除けばいいのだ。
  • 今にして思えば、そういう悪いことも含めた全てがいい経験だったかもしれない。打ちのめされて立ち直れないというほどのダメージにはならなかったし、僕らはその後も前に進むことができたのだ。もう一度同じ経験がしたいかと聞かれたらちょっと困ってしまうけど、僕の人生からその時期を抜き去りたいかと聞かれたら首を横に振っておきたい。
  • 失敗も山ほどありました。しかし、苦労しただけ安全地帯は広がります。
  • たとえ敗れることがあっても、心のない敗北だけは死んでもしない。
  • よく失敗から学べといいますが、修羅場を乗り越えての成功からの方が、一番学べるんです。
  • 成功事例は貴重だが、先行者を模倣することは容易ではない。ブランドイメージの毀損につながる可能性があり、また二番煎じではエモーションへの刺激を期待できないケースも多いから。その点、不成功事例から学べるエッセンスは普遍的要素を持っている。

■再チャレンジもあり

  • 過去の失敗にチャレンジしてみて、やっぱり失敗したら納得がいくし、うまくいけば成長の喜びが味わえる。過去の失敗をそのままにしておくのはもったいない。
  • 深い後悔や苦い失敗をお守りみたいに自分の中に持ち続けること。
  • 失敗とは、よりよい方法で再挑戦するいい機会である。

▼稼ぐのは経験値

  • 誰もが今よりももっともっと成長していくために、一番必要なのは経験値だと思います。なぜなら、「経験は学べない」から。
  • そして、仕事や生活それぞれの「質」は「量」に依存する(「量」は「質」を凌駕する)。さらにその「量」は「こなした数」と「こなした種類」と「こなし方」の掛け算で積まれていく。同じ人と、同じことを続けることは大事だけれど、その環境で自分が成長できるとこまでいってしまうと、「こなす数」だけ増えて「仕事の種類」が増えないので、結局のところ「量」としてはそれほど増えず、「質」が上がっていかない。
  • だから、経験の積み方としては、今までやってきたことは継続しながら(ここを止めても成長は止まってしまうので)、常にその中で未体験ゾーンを「新しい人と」「新しいことを」「今までできなかった期限で」「新しい方法で」といった軸で探して、手を出してみること。縦軸に深く掘り下げることと、横軸を広げることを同時にできるようなアクションを考えて、それに取り組むこと。それが、飛躍的に成長していくために必要なことかなと思います。
  • そしてそれには、仕事に追われている人たちの手助けを進んでするといい。毎日「誰かをフォローする時間」を作ってしまえば、新しい視点や新しい問題点が見えてくるようになる。自分の抱えている仕事に永遠に埋もれていなければ、他のチームメンバーの仕事を手伝う機会はたくさんある。
  • また、「自分がやります」というのも自信をつけるための魔法の言葉。この言葉の中に成長と(経験に裏打ちされた)自信の世界が広がっている。
  • さらにもうひとつ考え方を伝えるなら、達成した自分をイメージしてその役になりきること。「これを達成した自分はこうなっている」。例えば、営業という役をもらった俳優として、営業の仕事をすると、仕事に対してイメージとのギャップから1つ1つこだわりが出てくる。そのギャップも、自分のスキルをどんどん上げていくことになる。
  • 最後に、新たな経験を望まなくなるとどうなるか。一言で言えば、退屈してくる。退屈とは「学んで成長するのをやめました」というサイン。常に学習する者が勝機をつかむ。学習を終えた者は、自分がもはや存在しない世界を相手にしていることに取り返しがつかなくなってから気づくことになる。だから、周りの人がそんなサインを出していれば新しいことに取り組ませてみるべきだし、自分もそんな観点で自分の今の取り組みを定期的にチェックしておくこと。
  • 人間は目にうつる文字だけに、自分の理解範囲を狭めていてはダメだ。書かれた文字と文字の間に、考えなければならない大事な意味がある。これを心で読ませろ。
  • モノではなく、「経験すること」にお金を使え。
  • 生活で最も重要なのは「経験」である。そして、アイデアの交換や他人との触れ合いこそ、本来の人間のありかただ。場所や対象物によって、経験の印象が強まったり、台無しになったりすることがある。
  • 辛いこと、厳しいこと、嫌なことを克服しなければ、人間は成長しない。一番嫌なことをやれば、見違える人間になれる。
  • 「やりたいことはやってみること」やりたいことを我慢してやるべきことをやっているときは概して効率は上がらない。しかも、次の日も上がらなかったりする。逆に、やるべきことをしないでやりたいことをした人は次の日すっきりして案外効率が上がったりする。やりたいことをしたのだから、と仕事もちゃんと終わらせようとする。エネルギーも、やりたいことをしてるときはほとんど疲れないので、全体の消費量は特に変わるわけでもない。やりたいことは我慢せずにやった方が良い。
  • 自分が体をもって処理し、解決したことのみが、真に自己の力となる。そしてかような事柄と事柄との間に、内面的な脈絡のあることが分かり出したとき、そこに人格的統一もできる。
  • 人間界のことというものは、1人の人間が自己に与えられた職責に対して、真に深く徹していったならば、その足跡は必ずや全国各地の同じ道を歩んでいる幾多の人々の参考となり、その導きの光となるはずであります。
  • 「継続は力なり」という言葉はあるけれども、ただ漫然と継続していたとしても偉いとは思わない。新しいチャレンジをして、自分を変化させる方がすごい。
  • 「完全なる成長は結婚、出産を経てある」
  • 「ご飯ができた」と「お米ができた」は、そこに至るまでの苦労の度合いが違うから、達成感も大きく違ってくる。だから若い世代には、たとえ当人が嫌がっても改めて、「田植えをして草取りをして、実ったら脱穀して、玄米から白米にして、飯を炊いて、ああ、飯だ」という経験をさせてあげるように心掛けている。
  • 行動とは、最も洗練された認識のスタイルである。実際に戦術を実行して、現実の市場に働きかけることこそが、その市場を深く理解する為の最良の方法。

■相手を選ぶ

  • 戦う相手によって経験値は違う。だから、戦う相手を選ばないで戦っていても、なかなかレベルアップは望めない。誰と戦うといいのか。誰が一緒だと戦えるのか。常に確認しながら動くこと。
  • 「上司が一生懸命仕事をすると部下が育たない」のは、上司が教育観点で何もしないか、部下と同じ仕事をしているから。

■ディープスマートの構築

  • ディープスマートを構築・移転する目的は、組織の中の知識ギャップを埋めることにある。知識ギャップとは一言で言えば、ある人が知っていること(ないし、知っているとわかっていること)と、ある課題を有能に成し遂げるために知っておくべきことの間のギャップ、ヒビや裂け目である。知識ギャップはいたるところにある。教育や人生経験の不足により、賢明な決断や効果的な行動ができないケースは珍しくない。
  • エキスパートは莫大な知識を蓄積していて、その「資料室」から質の高い解答を迅速に選び出せる。ディープスマートを持っているエキスパートは、知識が抽象化・概念化されている為、基本的な事実関係を調べたり、関係のある情報と関係のない情報を識別したりすることに時間を割かれない。目の前の状況に関連のある情報がなにかをすぐに判断し、その情報だけに集中できる。このようなパターン認識、抽象化、問題解決に関連のある側面に集中する能力が揃えば、複雑な課題を前にしても極めて効率的かつ円滑に意思決定を行える。
  • 専門知識は無意識に育まれるので、知識の意識的な移転には限界がある。エキスパートの直感に基づく命令や提案は、エキスパートの知識を正確に反映している場合もあるが、その判断の根拠を説明できないと、初心者のディープスマートを深める上ではあまり効果がない。
  • 「知識」は「経験知」と「形式知」に区別される。「経験知」は特定状況に関する個人的な知識であり、形式化したり、他人に伝えたりするのが難しい。「経験知」には認知的な側面と技術的な側面がある。認知的な側面には、世界観、信念、視点などが含まれ、技術的な側面には、ノウハウ、技巧、技能などが含まれる。一方、「形式知」は形式的、論理的言語によって伝達できる知識である。
  • 「俺の経験では…」というほとんどの場合、自分にとってやりやすいという意味になっている。

■ノウフー

  • 「ノウフー(誰を知っているか)」は人生のさまざまな場面で「ノウホワット(何を知っているか)」と少なくとも同じくらい重要な意味を持つ。ノウフーは知識ギャップを埋める必要がある全ての組織や個人にとって重要なディープスマートだ。
  • 経験のレパートリーを増やすことがディープスマートを増強するのと同じように、人脈を広げることもディープスマートを増強する。その人のディープスマートは、公私の人脈の幅とその人的ネットワークの中に蓄えられている知識の量によって決まる。

■ナレッジの運用と管理

  • どんな技術を習得する場合にも、学ぶべき大切なことはまず第一に原理であり第二に方法である。
  • 企業の好業績にはナレッジの運用と管理が大きく貢献している。
  • リーダとしてのあなたの仕事は、事業に関連する最新の事実と数字の全てをできる限り早く入手できるようにすることだけでなく、社内全体に知識管理の文化を育むこと
  • 今日の過密状態の市場で企業が差別化を図る方法の1つは、専門知識を生かすこと。市場トレンドを予測する能力のある企業に競争上の優位性があるのは明らか。また、特定分野における専門知識を誇る強い伝統がある企業も、常にライバルの先をいける。

■経験知の増やし方

  • 経験の幅を広げるシミュレーション
    • シミュレーションにも種類がある
      • シンプルなロールプレイング
      • ケーススタディ
      • 完全没入型のバーチャルリアリティ
    • シミュレーションの魅力
      • 極めて効率的にレセプターを育める
      • スキルによってはシミュレーションの方が効果がある
      • ジャンボ機の操縦不能等、現実世界で体験するのが困難な経験の欠落を埋められる
      • 失敗しても失敗から学べる
  • 10年ルール
    • 複雑な分野で単に有能というレベルを越えてエキスパートになる為には、少なくとも10年間集中的に研究と練習をする必要がある。
    • 知識に基礎を置く分野では、全てこの「10年ルール」による専門知識の獲得に制約を受ける。ただ、異なる領域にいっても以下のような知識があれば、10年を短縮することは可能
      • 学習の仕方
      • 学習プロセスで人的ネットワークをどう活用すればよいかわかっていること
      • 部下のモチベーションを高め、チームを築き、変化への抵抗を生む原因を探り当てるマネジメントスキル
  • 勉強会
    • 志を同じくする仲間と熱く語り合い、学びたい。中心には信頼できる人格と力量を併せ持った師がいてくれる。そんな空間を作っていきたい、一生成長を実感しながら過ごしていきたい思いはあるかも。
    • 自分がみんなの先生になれるプログラムを増やしていくのはどうだろう。逆に学んでみたいプログラムを発信していくのもいいかもしれない。
    • うまくいっている勉強会はメンバーが良いのはむろんだが、縁の下の力持ちとして幹事が実にきめ細かく気配り、手配りをしている。何かおもしろそうだ、自分の得になりそうだと、目先の計算で動く人が増えているだけに、幹事役がきわめて貴重な存在になってくる。最終的には縁なき衆生は去っていくにしても、幹事があってこそ人の輪ができる。
    • 研修で何を学んできたのか。教えようとすれば自分でも整理しなければなりません。みんなの前でしゃべれば、自分の耳にも入って、再度、勉強することになります。私もセミナーでお話する機会をいただいていますが、相手の人のためというよりは、自分のためですね。
    • 俺ができそうなこと。
      • マンション / 株 / 試写会 / 全国の観光地 / オススメ本/映画 / ウェブサイトの作り方 / スキューバダイビング / 電子マネー / スノボ / 大人数のイベント企画 / 写真の撮り方 / 船舶免許 / ロックフェスティバル / 人材紹介業 / 富士登山 / ML
    • 教えて欲しいこと。
      • 料理 / バイク / 農作業 / バンド活動 / スケジュール管理 / 雑誌 / マンガ / 使える飲み屋 / 取ると便利な資格の取り方

▼教えを請う

  • 人は常に、教える立場と教わる立場の両方の立ち位置をこなさなければならない。人から何かを教わるにあたり、「誰に学ぶのか」「何を学ぶのか」も大事だけれど、「どう学ぶのか」も大事。
  • 人に学ぶ際には、「自分は仕事ができる」とか「知識がある」という気持ちでいると、得られることは減ってしまう。まず、自分の考えをなくすこと。とことん謙虚になり、相手の言うことに100%集中し、教えてもらうという態度でいると自然と相手の人柄も含めて多くのことを学ぶことができる。
  • セミナーなども有効な手段となり得るが、セミナーによっては内容の薄いものもある。私見だけれど、セミナーは「参加費が高いか?」「何度もやっていて、長く続いているか?」を基準で選ぶとコンテンツのしっかりしたものに出れる。出ている人の意識も高いので、講師以外から学べることも見つかりやすい。
  • そして、教わったヒントやアドバイスはしっかりと自分のものにしていくこと。一つひとつのアドバイスにしっかり対応していければ、1000を超える頃にはいっぱしのものにはなってるはず。一人で作るんじゃなく、たくさんの人の目に触れながらいいものにしていけばいいのかなと、そう思います。
  • マインドマップ、創造的思考、記憶、速読、学習テクニックを一体化した「学び方を学ぶ」トレーニングの導入を最優先すべき。脳のスキルを万全に整えておけば、知識を得るスピードが速まり、理解が容易になり、記憶力が高まり、知識をより適切に応用できるようになる。こうしたスキルがないと、学んだことの80%を24時間以内に忘れてしまう。

■学ぶ姿勢が何よりも必要

  • 外国語を学校教育か何かを通じて導入するときには、そもそもその言葉を習う人が必要だと感じていなければ習えない。大して役に立たないのに覚えようとする人は現実にはいない。たとえ、学校で入学試験や何かを理由に強制しても、それはあくまで入学試験対策であって、英語を覚えようとしているわけではない。
  • 今の日本の教育制度は、創造能力を子供の時から殺し、与えられたことだけをうまくこなす者ほど点を稼ぐようにセットされているから、日本には次第に「創造性ゼロ」の仕事にも耐えるかなしい人間が増えていくのか。。
  • 服従や同調を求める圧力におとなしく従っても、問題を深く理解しようとするモチベーションは生まれない。それは、周囲に流されているだけにすぎない。なるほど、本当の信念がなくても、服従や同調をすることにより、新たな経験を受け入れるためのレセプターが生まれるかもしれない。しかしこの場合、学習や理解の動機はその人の内面から生まれていない。
  • ご褒美や脅しなどの外的な要因も一生懸命打ち込むきっかけになるかもしれないが、学びたいという欲求などの内的な要因に突き動かされた場合に比べると、学習や創造を後押しする効果が弱い。要するに、ディープスマートを築くには、頭だけでなくハートものめり込む必要がある。
    • 他人の考えに従って振舞うだけでは、そういう思い入れは生まれない。
    • 初心者の心には可能性が溢れているが、熟練者の心にはそれがない。
    • 世間では、人を敬うということはつまらないことで、それは意気地のない人間のすることででもあるかのように考えられているようですが、これは大間違いです。それというのも、自分の貧寒なことに気づかないで、自己より優れたものに対しても、相手の持っているすべてを受け入れて、自分の内容を豊富にしようとしないのは、その人の生命が強いからではなくて、逆にその生命が、すでに動脈硬化症に陥って、その弾力性と飛躍性とを失っている何よりの証拠です。
  • できるようにならないのは「上司の指導がない」から。細かく教えられないと動けないでは困る。テーマを与えられたら、まず自分でどんな文献があるか調べろ。

■教え方にも工夫を

  • 子供たちは授業がつまらないから教室から出ていってしまうとも言える。教科書をただ説明している授業、メリハリのない分かりにくい授業を、子供たちは机に伏せたままで50分の間、我慢している。
  • 学級崩壊がよく話題になるが、大半の場合、授業がつまらないことが原因で、それを子供のせいにしている。
  • たとえ一つのことを教えるにしても、自分の心の中では、常に相手の10年、20年、否、時には30年の先をも見ていなくてはならぬでしょう。ただ現在自分の眼前に、ちょこんとして腰かけている子供たちに話しているだけでなく、その背後には、常に20年、30年の後、彼らが起ちあがって活躍する姿を思い浮かべて語る、という趣がなくてはならぬでしょう。

▼俯瞰してみること

  • 仕事の「隙間部分」を見つけることも、世界全体を知らないと、隙間がどこにあるかが分かりません。マイクロソフトやアップルといった世界的企業と付き合ったことで、世界にはどこにどういうプレーヤーがいるか分かりました。そうすると「あそこが空いている」とか、「あそこをいじったら隙間ができそうだ」という視点が持てるようになるものです。
  • 剣術の第一原則は、小手先の技術に頼らないことである。大抵の剣士は技術を重視しすぎており、場合によっては、それを最大の関心事にしている。
  • 武道や運動をやっている人は、単に技を磨いただけではいけないのです。一つの技で磨いた精神が、その人の生活のあらゆる方面に発揮されなくちゃいけないです。
  • 真に偉大な人というものは、人生をあらゆる角度から眺めて、自分もまたそのうちの1人にすぎないと見ていますから、その人の語る言葉は、いろいろな立場において悩んでいる人、苦しんでいる人々に対して、それらの人々の心の慰めとなり、その導きの光となるのです。
  • 心が清く志が高ければ、たとえ議場でも戦場でも、必要に応じて道は手近に得られるのです。常に策動をはかるものは、危機が迫るとき無策です。
  • 自らの職場や仕事の中身を、もう一人の自分の目で見つめ直してみる。記録をつけるということには、こんな意味がありそうだ。そうやってみると、これまで見えなかったこと、見えていても深く考えなかったことがはっきりしてくる。それが見えてくると、黙っていられないのが上野の性分でもあるようだ。
  • 自分の考えは常にまとめておくこと。
    • 質問に準備しておくこと。質問の都度、考え込んでいたり調べたりしていたら迷惑がかかるし信用してもらえない。悩めば許されるのか。答えのないものには誰も救えない。
    • なぜ流れ星は願いを叶えてくれるのか。それは、短時間で簡潔にの結晶だから。これができる人は常に自分の考えをまとめている、だからチャンスを掴めるってことの例え話。

▼キャリアを積む

  • 人間には、就職することと自己雇用することの両方から選ぶ自由があるべき。教科書によれば、ただ一握りの人々だけがビジネスチャンスを見出す才能を持ち、そのチャンスの源に思い切って近づく勇気を持っていることになっているが、企業家としての能力は実際には普遍的なものであり、ほとんど誰でも、自分のまわりでビジネスチャンスを認識できる才能を持っている。
  • 大学の後の人生はリクナビから選ぶものじゃない。
  • 「時間でお金をもらう仕事」のいいところは、自分に経験がなくてミスばかりしてもお金がもらえること。それが自分の「やりたいこと」に近い「お金をもらえてしまう仕事」であれば、勉強しながらお金がもらえるのだから、ある程度もらえるお金が少なくとも、やる価値がある。楽しく仕事をするためにも、お金への安心感は大切。
  • 文章を書くこと、デザインをすること、ウェブを制作することの3つは比較的身につけやすく、「成果でお金をもらう仕事」になりやすい。発生率も高く、払ってもらうお金に見合う効果があることさえきちんと説明できれば、それは「お金をもらう仕事」になり得る。まぁ、はじめは「お金をもらわない仕事」として実績を積んでいくのも手。
  • 「最近忙しい?」と聞かれたとき、「そうでもないですよ」と答えて、安くてよいものを目指す。それでたくさんの仕事が来るようになって時間に余裕がなくなってきたら、初めて値段を高くしたり仕事を断ったりすれば良い。
  • 「時間でお金をもらう仕事(フルタイム)」と「成果でお金をもらう仕事(フルコミッション)」のどちらで働くのか、「お金をもらえない仕事」なのか「お金をもらう仕事」なのか「お金をもらえてしまう仕事」なのか「お金をもらわない仕事」なのか、現在の位置と目指すべき位置ははっきり意識しておいた方が良い。
  • 地味に思えてもキャリアをじっと積む時間を長く持つことがのちの人生に大きく生きてくる
  • 商品を売るときや、自分が独立してやっていくとき、「質」で勝負するのは後にして「数」で実績を作ることが簡単です。(以下は例)
    • 1,000人に商品を試用してもらって、評価と応援メッセージをもらった
    • 無料相談件数2,000件
    • 1年で300人の経営者と食事をした
    • 1年間休まずにブログを更新し続けた
  • 「○○を通して、何が変わったか。」←その人の人生を大きく変える出来事であるほど、本来聞くべきは「何か変わらなかったものがあるか」だ。
  • 競争社会の中ではいつも一番を目指せと言われ、勝たなければならない。でも、人に勝つことは確かに素晴らしいけど、昨日の自分に勝つことはもっと素晴らしい。少しでも、一歩でも成長していけることは素晴らしいことだと思いませんか?
  • 求人情報誌を見る。自分の『これや!』て思える仕事見つけるまで、もう他のもんかなぐり捨ててでも、探し続けなあかんねん。収入が不安定とか、恋人や親が反対するとか、そんな悠長なこと言ってる場合ちゃうで。仕事まちがえたら、それこそ一生棒に振ることになるんやで。
  • 大した顔じゃないアイドルでも売れているじゃないか。下手すれば自分のほうがカワイイと思う子もいる。でも彼女たちは少なくともオーディションを受けた。まずは何事も行動ありき。自分に対して、過小評価しないほうがいい。

▼仕事の姿勢

■仕事の姿勢

  • 自分や店を好きになってもらうよりも、自分が1人ひとりを好きになることが大事。
  • 仕事そのものは選べなくても、どんなふうに仕事をするかは自分で選べる。
  • 1分も試合に使われなかったという悔しさ、むしゃくしゃする気持ちがとても強く出てきて、また練習に向かっていこうとする。その姿勢は10代、20代のときから、まったく変わっていない。まぁいいや、なんて思ったことは一度もない。
  • やらずに後悔していることを今日から始める。みんな知ってんねん。やりたいことやって後悔せんような人生送ったほうが幸せになれるてな。でもやらへんねん。何でや?それは、今の自分と同じこと考えてるからや。収入。世間体。不安。同じやで。人を縛ってる鎖なんてみんな同じなんや。
  • 自分のすることの理由を自分以外に求めるのは間違ってるというか、そんときはそれでよくても俺はどう考えても歪みが出てくると思います。自分で考えて、自分で納得して、自分の思った通りにやるべきだなと。「この本に書いてあるから」「テレビで言ってたから」「○○に言われたから」そんな理由で動くべきじゃない。それじゃ自分じゃなくてもよくなる。迷いが出て当然だし、例えばそこに自分に不都合なことが書いてあったり言われてたりしてても、そしたらその通りにはしないんじゃないかなと思います。その「自分が動く理由」を考えない人がいたらそれはそれでおかしいと思えちゃうし。いや、本に書いてあることでもホントにそれに納得して「俺はこうする」って思えたんならそれでいいんですけどね。

■学びながら給料をもらってる

  • 現場で学ぶことを会社に勤めていないで習得したいと思ったら、専門学校や塾などにお金を払って教わりに行かなければならないことです。それを会社にいて給料を貰いながら、さらに多くのお金をもらうための勉強を実地に学べる。そういう見方をすれば、給料が安いとか、残業代が出ないなどと文句を言えたものではない。目先の環境や待遇に文句を言っている場合ではない。
  • 9時から5時までの8時間を会社に売り渡したという発想ではなく、あくまで自分のための24時間の中で、会社の仕事も処理するという発想でいること。
  • 人の長所を盗む。ええか、こう考えてみい。マネするんはな、お客さんを喜ばせるためなんや。人を喜ばせるという目的に照準が合うてたら、人のマネすることに恥ずかしさなんか感じひんのや。いや、好き勝手パクってええってことやないで。たとえば同業者のやってることマネさせてもらうんやったら、それなりに筋通さないかんこともあるやろ。でもな。早う成長して、早う技術覚えて、もっと多くの人をもっと喜ばせたいいう思い、それが何より大事なんや。

■"ベスト"を尽くすのではなく、"全力"を尽くそう

  • 小さな仕事でも手を抜かない。日々のやっつけ仕事ではなく、基礎の基礎を学ぶ場として、まかないの仕事に取り組むこと。
  • 頑張ってる君がそばにいてくれるから、俺も頑張れる。自分が頑張ってる姿を見せることで、他の誰かも頑張れるのかもしれない。「この人が一番力を発揮できる舞台を自分が作るんだ。」そう思って取り組んでいる姿に、舞台に立つ人も「そこまでしてもらってるんだから、自分もやらねば!」と本気になって取り組んだり。逆に、「せっかくの舞台を最大限に活かすために、最高の発表をするんだ。」って本気で悩みながら取り組んでいるプレゼンターの姿を見て、「この人に最高の舞台を用意してあげたい。うん、もっと頑張ろ。」って思える自分がいる。本気は本気で伝播する。まぁいいかは、まぁいいかで伝播する。それは、すごく小さい、何気ないことでも伝播してしまう。例えば、遅刻とか、連絡が遅いとか…気の緩みが出るようなとき。一生懸命やっていたら、失敗しても受けとめ方が違ってくるけど「まぁいいや」の時は、やっぱりそのまま、その気持ちが伝播してしまう。いい環境を作るかどうかは、他の人が決めることじゃない。自分の取り組み方次第。もちろんお互いに人間だし、緩むときだってある。でも、そこに気づけて、修正できるかが大切なんですよね。いや、ほんと、勉強になります。
  • 「凡事の非凡化」という言葉がある。日々の基本的な仕事という凡事が連続して蓄積していく中で、あるとき非連続的な飛躍が生まれ、凡事が非凡化する。あたりまえのことをあたりまえに実行していくと、あたりまえでなくなる、と言ってもいい。
  • 実際この雑務という言葉は、私たちのよく耳にする言葉ですが、「一言もってその人を知る」とは、まさにこのような場合にも当てはまるかと思うほどです。それというのも、その人自身それを雑務と思うが故に雑務となるのであって、もしその人がそれをもって自分の修養の根本義だと考えたならば、下手な座禅などするより、遙かに深い意味を持ってくるでしょう。
  • ベストな結果は、全力を尽くすプロセスがあって初めて手に入る
  • その為に、毎日の日常あらゆることに全力を尽くし、「全力を尽くす」ことを習慣にすること
  • 自分が知って知らずに関わらず、蒔いたとおりに花が咲く
  • 数ある同僚の中から抜きんでて偉くなる人は、結局、偉くなるべき資格を持っているんです。その資格とは、「誰に言われなくても、日々毎日、実際に努力している」ことなんです。
  • 「運をつかむ力」というのは、磁石の磁力の強さと同じではないかと思う。砂鉄は砂場ではどこにあるかは見えません。そのとき強い磁力を持っている磁石は、多くの砂鉄を集められますが、弱ければあまり集められません。運も磁力と同じで、自分の力が強いほどつかみやすい。
  • どうすれば自分がレベルアップできるのか、常に考えないといけない。僕が横浜FCの若手に、ベテランを追い越すくらい伸びてほしいと願っているのも、彼らと切磋琢磨することで自分の力もアップするからだ。「人のため」であるのと同時に「自分のため」。それでチームは成長する。プロとはそういうものなんだ。
  • 戦う気持ちの大切さ。どのチームも負けたら国に帰れないという覚悟で、控え選手も含めて全員がギラギラしていた。そのギラギラ度が高いチームが勝ち上がっていた。
  • 「100点以外はダメなときがある」常に80点の努力を続けてきた人は平均値としては非常に高いが、100点以外はダメなときも80点を取っていては結局ダメ。が、常に100点を狙うと人間関係が攻撃的になる人もいる。100点は時々で良い。
  • 人が真に自分を鍛え上げるには、現在自分の当面している仕事に対して、その仕事の価値いかんを問わず、とにかく全力をあげてこれにあたり、一気にこれを仕上げるという態度が大切です。そしてこの際肝要なことは、仕事のいかんは問題ではなくて、これに対する自分の態度いかんという点です。
  • 万能余りあって一心足らず
  • 一生懸命やっていれば好きではなかったことも好きになるもの。自分でモチベーションを作り上げるような形でいろんなことを勉強し、自分なりに苦労して何かを獲得するしかない。自発的にできるようになると面白いもの。

■何事にも前向きに

  • 「楽しい!」という気持ちは、人々の行動を変えるパワーを持っている。しかも1人ひとりに「自主的に」行動を変えさせる力がある。罰を与えられるから止めようというネガティブなリアクションよりも、ポジティブなアクションの方が自ら進んで行動もするし、継続もしやすいはず。
  • 「今まで」に固執していたらマイナスにしか考えられないようなら、一旦リセットした方が前を向ける。今日から始まった、と考え直すことも時には必要。
  • 真剣に仕事をしながら、やりかた次第で楽しめる。堅苦しくならずに、自然体でやる。ただし、丁重に。それによって得られるものは多い。魚はよく売れる。やめていく者は少ない。本来ならつまらない仕事を楽しんでできる。お互いに仲良くなる。勝利チームのメンバーのように自分たちのやってることとそのやりかたに誇りを持ってる。
  • 例えば、子供がある肯定的なものに作品の中で出会ったときに、こんな人いないよとか、こんな先生いないよとか、こんな親はいないよって言っても、そのときに『いないよね』って一緒に言うんじゃなくて、『不幸にして君は出会ってないだけで、どこかにいるに違いない』って僕は思うんですよ。
  • 「最低」って言われてる自分の噂をきいたときは、最初は「最高やな」と思ったほうがいい。

■できない人もいる

  • 「もし僕が法律家の資格を持っていたら、いますぐ日本に戻ってがむしゃらに仕事をする。それなのに君はなぜ、こんなところで油を売っているんだ?もったいないよ!ライセンスを僕に渡せ。君の代わりにその資格を生かし、活躍してやる!」
  • 「世の中には、十分に食べられない人間も少なくないんだから、今日は自分も一椀控えることによって、その人たちの気持ちを察してみよう。事のない時に、自ら進んで食事を減らすほど自分も偉くはないが、幸か不幸か、今日は一杯足りないんだから、せめて今日は一椀だけでもこらえてみよう。そうして、腹いっぱい食べられない人たちの気持ちの一端なりとも察してみよう。よし!もうこれきりで、誰にも言わず晩まで頑張ろう」

■正解はないが、諦めるもない

  • 正解のある仕事なんかない。ただだからこそ、正解に近づくように工夫すべきで、その工夫の仕方については人に依存するもの。だから、他の人のやり方に常に意識を向けておくこと。
  • プロとして「報告の中に原因不明を含むべきではない。」ということはもちろんだが、本当に原因不明の場合どう説明すべきか。どこまでやったら「原因不明」でも良いのか。それはお客様も納得してもらえるレベルなのか。再発防止策としては、どんなことがコミットできれば成立するのか。共通認識を持っておくこと。
  • 自分から一番遠い場所は、自分の背中。

■サービス精神を大事に

  • なるべくたくさんいい思い出を作ってあげる。誰かに楽しい思いをさせると、いい思い出が作られる。お客との間に距離を置くのでなく、一緒に楽しんでもらえるような方法を探すんだ。お客を尊重しながら。うまくいくと、お客は喜ぶ。
  • 自分たちだけで楽しまないこと。仲間だけでなく、お客に注意を向けること。
  • コンビニでお釣りを募金する。「偉大な仕事をする人間はな、マジで世の中よくしたいて純粋に思て生きてんねんで。せやからその分、でっかいお金、流れ込んでくんねん。お金だけやない。人から愛されたり、幸せで満たされたり、もういっぱいいいもんが流れてくんねん」

■あるべき姿を描くこと

  • 成功を目指した改造と、恥をかかないようにする努力は違う。
  • 相手チームが優勝カップを掲げる姿を下から見上げて、そこで初めて優勝と準優勝の違いを知る。優勝争いに加わるだけではだめだ、やっぱり勝たなければだめだと思い知らされるんだ。
  • 無識字の人は素晴らしい記憶力に恵まれている。だから皆で助け合った。夢と目的がある勉強は楽しいものだ。

■集中すること

  • 人は成功や失敗のことを思い浮かべたとたん、心に隙のできてしまった剣士のようになる。ほんの一瞬、技術や勝敗のことが頭をよぎるのだ。その瞬間、剣士は試合に敗れる。逆説的に思われるが、パフォーマンスの途中で成功や失敗、あるいは成果や技術に関して思いをはせた瞬間に、我々は失敗への道を歩み始めているのである。
  • 自分が現在なさなければならぬ事以外のことは、すべてこれを振り捨てるということと、なすべきことに着手するということは、元来、一つの事の両面とも言うべきであって、この点は、おそらく我々が仕事を果たす上で、一番の秘訣かと思うのです。
  • すべて人間は一道に徹すると、国家社会の相がはっきりと見えてくるものです。同時に一度そこに眼が開かれると、自己に対しては無限の精進、後に来る者に対しては無限の愛情が湧くのです。
  • 心ここにあらざれば、見れども見えず、聞けども聞こえず。

■身だしなみに気をつける

  • 靴をみがく。「ええか?自分が会社行く時も、営業で外回りする時も、自分がカラオケ行ってバカ騒ぎしてる時も、靴はずっと気張って支えてくれとんのや。そういう自分支えてくれてるもんを大事にできんやつが成功するか、アホ!」
  • 毎朝、全身鏡を見て身なりを整える。「意識や内面を変えることは難しゅうおます。そやけども外見は変えられるんです」

■調子に乗らない

  • 「自分の努力を、正直に人に見せている分には難はないのですがね、、そのうちに、人の物を審査してみたくなる、これが間違いのもとです。2,3回いいものを見せてくれたなと思っているうちに、いつのまにか大家になって、人の物の審査をやり出すのです、そうして後進に訓示をするような口吻を弄するんですからいけませんや、、それではとても大物は出ませんね。」
  • 「世間に見栄張るな。あと人をうらやましく思うな。」見栄は無駄遣いしか生まずに、本当に大切なモノをつかめなくなる。

■現場を大事に

  • 草の根を自分の足で歩き、権力者を恐れる人々の心を開き、自分の目と耳と肌で彼らの夢と苦しみを学ぶ。社会の片隅で生きる、草の根の人々に対する、熱い思い。かけがえのない命を生きる、無数の人々に対する、深い共感。
  • 国民の声に耳を傾けずに復興計画を考えるなど、もってのほか。国民の命と幸せを枯らしてしまった民意除外そのものを続けるなど、誰ができよう!もし援助界がアフガニスタンの復興を主導したら、援助は問題解決の術ではなく、問題そのものに成り下がるだろう。

■スピードは大切

  • 全体のパフォーマンスはボトルネックが決める。
  • 仕事の速さは、自分の能力の証明とお客さんへの誠意の表れ。
  • 仕事の速さと質は以下の関係によって比例する。
  • 仕事の質を上げるプロセスの第1歩は、仕事の量を増やすこと。
  • 量をこなすには、スピードを上げる必要がある。スピードを上げるには、やり方を工夫をする必要がある。その工夫こそが、仕事の質をあげていく。
    →だから、「仕事が遅い」と言われたら、それは「仕事ができない」と言われているのに等しい。
  • 仕事の速さは2つの要素に分解される。
    • 仕事をスタートしてから、ゴールに至るまでの速さ。
    • 仕事をスタートさせるまでの速さ。「条件が揃わないから動けない」という人は、動かないから見えないだけ。
  • 切羽詰った気持ちがない人は時間の感覚がなく、それは大抵「混乱しているから何をやっていいかわからない」か「目標がないからどこへ向かったらいいかわからない」ことに起因する。
  • 加速の法則。1つの道標に到達したら、間髪入れずに次の目標地点を目指すこと。失速することを良しとしていたら、いつまで経ってもスピードは加速しない。
  • 100点以外はダメなときがある常に80点の努力を続けてきた人は平均値としては非常に高いが、100点以外はダメなときも80点を取っていては結局ダメ。が、常に100点を狙うと人間関係が攻撃的になる人もいる。100点は時々で良い。
  • 「今でなくていい。」と思う人の「今」は永遠に訪れない。
  • ベストは日付が変わらないうちに。それが難しければ、翌日までになんらかのレスポンスはすべきだ。人間は待たされることを「損失」と感じるから、同じ一日でも「待たせる時間」より「待たされる時間」のほうが長く感じる。できそうで意外とできないクイックレスポンス。相手の立場に立って、この基本を実行するだけでも評価は高くなる。
  • 早く終えたかったら、早く始めるしかない。
  • 「時間があればできる」ってのは間違ってる。足りないのは、時間じゃなくて自分の仕事のスピード。
  • 信頼を築くには、レスの早さとオープンブック(情報開示)を心がけること。

■思い込み

  • ヴェルテン法(気分誘導効果)
    • 前向きなことばかり書いてあるメモ用紙を5分ほど熟読すると、実際に気分が良くなる。自分がどのような場面で仕事を素早くこなすことができたか、仕事の速さについてのノートを作り、仕事の前に5分読むようにする。
    • 「電話は楽しい」と書いて受話器に貼っておくだけでも、電話が楽しくなることもある。
  • バーナム効果
    • 誰にでも該当するような曖昧で一般的な性格をあらわす記述を、自分だけに当てはまる正確なものだと捉えてしまう心理学の現象
    • 「自分は仕事が速い」と常に他の人から言われることで、無意識に自分は仕事が速いと認識し、実際にそうなっていく。
  • インサイドアウト
    • 成功への強い渇望を秘めた選手は、現状に甘んじることがありません。18歳で2部リーグで活躍する選手がいたとします。早く1部リーグに上がらなきゃと考える高い意識の持ち主なら、味方がミスをして負けても、「どうして俺がミスをカバーできなかったのだろう」と自分を責めます。反対に、2部リーグで満足していたら、ミスをしたチームメイトを責めるでしょう。

■習慣

  • 1つのことを習慣化するには、それを21回以上繰り返す必要がある
  • 「コツコツやってもなぁと思う前に、コツコツやりなさい。コツコツやることが、当たり前のこと。コツコツやってることなんて意識することじゃない。」
  • 学力づくりのコツは課題の限定、方法の単純化、学習の反復継続に尽きる。
  • ロジカルシンキング
    • 世の中のことは全てマジックではなく、ロジックで成り立っている。だから、ロジックを理解し、ボトルネックに手を打っていくことが必要になる。その為には、ロジックで物事を考える習慣が必要になる。
  • 資料のキャッシュ化
    • キャッシュ資料(課題一覧、体制図、ルール、スケジュール等の参照頻度の高いドキュメント)を紙で保持、それ以外はファイルサーバに見に行くようにすることで、参照スピードを上げることが可能。
  • 仕事を終えたら席を離れて振り返り
    • 場所を変えることで、「表時間」から「裏時間」にはいる。そこで、通常の仕事から離れて今の仕事を「客観的に振り返る」ことができるようになる。そこでの思いつきは、すぐに適切な形に加工して次に使えるようにしておくこと。
    • ストレスが大きくならないうちに休憩を入れ、ストレスを外に逃がしてやること。それにより、いきなり負荷の大きい仕事が降ってきても対応できるようになるし、簡単に倒れなくなる。
  • エレファントチョップ
    • 大きい塊の仕事を小山に切り崩して、少しずつ進める。
  • 運が良いと口に出して言う
    • 自分にとってうれしゅうないことが起きても、まず嘘でもええから『運が良い』て思うんや。口に出して言うくらいの勢いがあってもええで。そしたら脳みそが勝手に運がええことを探し始める。自分に起きた出来事から何かを学ぼうと考え出すんや。そうやって自然の法則を学んでいくんや。

■テンプレート

  • ドキュメント作成
    • 提案書は案件取得に直結するため、上長のチェックが他の成果物と比べてかなり厳しいのは当然。そして、上長によって考えていることや懸念点が大いに違うために、直前で覆されることが多々あるのも普通。悪くすれば、時間的に修正が間に合わなくなる場合もある。
    • ただ、この活動での工数はお金を稼いではいないので、なるべく低コストで進められるようにしておく必要がある。その為にすべきことを考える必要がある。とりいそぎ考えられるのは、、、
      • 人の集約(作成者を絞る)
      • 部品の準備(ロジックや、メカニズム、スケジュールの雛形など)
  • 辞書変換の活用
    • 「よろ」で「よろしくお願いします」と変換されるようにしておく、など。
  • 経験からの準備
    • 例外的な状況を経験したときに、「不快だ」と感じたことへの対応策をあらかじめ保持しておくことで、そうなってから考える人たちと大きな差がつく。

▼正義をつらぬく

  • アンパンマンは、歌詞に「愛と勇気だけが友達」ってあるけど、これはとっさのときには誰かの力を借りるんじゃなく、自分自身の「愛と勇気」だけを頼りに行動していかなきゃいけないって意味だった。別に、普通の人でも例えば電車に引かれそうな人を見てだとか、火事に取り残された子供を見てだとか、溺れた人を見て、他の人に頼ってたら間に合わないときは自分の命も省みず自身の「愛と勇気」を振り絞って助けに行く。でも、その人たちがいつも特別なわけじゃなく、どこにでもいる普通の人のことでもそういうことが起こり得るんだってことを示してるんだって。
  • あと、正義ってのも曖昧で、戦いに勝てば爆弾落としたって正義だし、負ければどんなに戦時中相手を教育したりしてても侵略になる。そんな中、飢えを救うってのは絶対的な正義じゃないか。誰だって、飢えた人を助けることを間違っているとは言わない。
  • 戦争や災害などの想定できない場面で、飢えた子供を助けるために「愛と勇気」だけを友達に自分の信念を貫くことができるかどうか。それが真実の正義だってことを作者はアンパンマンを通して伝えたいと思っているそうだ。すげぇ。

趣味を楽しむ

  • 生きがいを見つけろ、と昔のマニュアルには書いてある。見つけられなかったら、退屈になるからだ。つまり、退屈を凌ぐために、生きがいを見つける?結局、昔から何も変わってはいない。
  • 情報を開示する。野球が好きとか、共通点があると高感度が上がる。
  • 応募する。世の中に、どんだけぎょうさんの仕事がある思てんねん。しかも、その才能を判断する人、どんだけおる思てんねん。確かに、なかなか自分の才能は見出されんかもしれへん。けどな、それでも可能性を感じるところにどんどん応募したらええねん。そこでもし才能認められたら、人生なんてあっちゅう間に変わってまうで。
■行ってみたいところ

■水族館
  • 埼玉県であれば、淡水魚を紹介する『さいたま水族館』。
  • 栃木の『なかがわ水族館』は淡水魚が素晴らしい。一見の価値ありです。
  • 多摩川の近くなら、相模原市にものすごい水族館『相模川ふれあい水族館』がある。新江ノ島か八景島の水族館のどちらかに毎年、委託で入札している水族館なんですが。おそらく淡水魚の水族館としては、日本でも五本の指に入るものを相模原市は持っています。多摩川もぜひそれと同じくらいのものを持つべきなんです。
■旅館
  • 皆美館
    • 料理のうまい旅館は、東京でも京都でも、いくらでもある。地方都市へ行けば、眺めのいい旅館もある。名所旧蹟に囲まれた旅館もある。菓子のうまい町もある。ソバの良いところもある。これらをすべて兼ね備えていて、風呂は温泉という旅館はめったにあるもんじゃない。それが松江の「皆美館」である。
▼映画を楽しむ
  • 『カルテット』久石譲さんが初めてメガホンを取った映画。
  • 無声映画時代に画面に若い二枚目が登場すると、弁士は「現れましたのはジョンであります」と言い、恋人役の若い女は「メリー」、悪漢は「ロバート」ということになっていた。
  • 「猿の惑星」原作創作のきっかけはフランスの小説家ピエール・ブールが仏領インドシナにて現地の有色人種を使役していたところ、同じ有色人種である日本人の率いる軍の捕虜となった「立場の逆転」の経験をもとに描かれたと言われている。
  • 『誰でも入ってください』でやってないですよ。だけど、僕はチャップリンの映画が一番好きなのは、なんか間口が広いんだけど、入ってくうちにいつの間にか階段を昇っちゃうんですよね。なんかこう妙に清められた気持ちになったりね。あれが僕は、やっぱりエンターテイメントの理想じゃないかと思うんです。ディズニーの作品で一番嫌なのは、僕は入口と出口が同じだと思うんですよね。なんか『あぁ、楽しかったな』って出てくるんですよ。入口と同じように出口も敷居が低くて、間口が広いんですよ。
  • 映画「大脱走」でスティーブン・マックイーンはオートバイで逃げる。ジェイムズ・コバーンは自転車で逃げる。逃げおおせたのはコバーンである。そんなことも自転車の優位性を思わせる。
■日本映画の変化
  • 『踊る大捜査線』を観たときに本当にびっくりしたんです。登場人物が汗をかかない。これは、感覚を失った若者たちの映画だし、実写の演技もずいぶん変わってきた。
  • 最近の日本映画、とくに若い監督の映画で食事のシーンが消えた。
  • アメリカっていうのは、エリートの幹部たちが、なんというか教育の低い人たちに向けて娯楽映画を作ってる、という気が非常にしてしまった。これは日本とはまるで違う感覚。
▼マンガを楽しむ
  • 世論は、一方では「日本が誇る」マンガ文化を賞賛しつつ、他方ではマンガの読みすぎであの首相は漢字が読めないだとか、アニメの見すぎが性犯罪を引き起こす、などという。
  • 銀行へ行けば、キャッシュディスペンサーの画面で女子行員のマンガがおじぎをする。小学校の図工の時間で生徒に絵を描かせると、人物の額に汗を描いたり吹き出しでセリフを書いたり「絵画」でなく「マンガ」を描いてしまう…。
  • 膨大な量と多彩な内容、町中どこででもマンガにふれることができ、およそマンガに描かれていないテーマやモチーフはないと思えるほど、老若男女ありとあらゆる年代・性別や趣味嗜好に対応したマンガが生み出されているこの圧倒的なボリュームこそが、マンガの特性なのではないだろうか。
▼写真を楽しむ
  • 世の中で私が唯一、信じられるのが写真である。なぜなら写生写実といって、そこに作者筆者というものがある以上、絵や小説には必然的に嘘が生じるが、現実を撮影する他ない写真には嘘が生じようがないからである。
  • 被写体に近づくこと。大抵の場合、その方がいい写真が撮れる。
  • 撮影中はその場の一員となること。傍観者にはなるな。
  • かがむ等して目線を下げて写真を撮ること。大抵の場合、その方がより面白い写真が撮れる。
  • 技術的な心配をするよりも、フレーミングや写真の構成に注視すること。
  • 写真は素敵なプレゼントになる。
  • 構成という点において、写真と絵画に大きな違いはない。
  • 笑わせることで、モデルの人柄を引き出せる。
  • 撮影中に怪しい人と思われないように。周りの環境に馴染むこと。
▼航空祭を楽しむ

■中島飛行機
  • 日輪の「遺産(LEGACY)」は今や高性能のステーションワゴンの名に冠されて世界を駆け巡っている。そしてその車を世に送り出した会社は、かつてB29の爆撃によって壊滅したはずの、旧中島飛行機の後身である。
■ブルーインパルス
  • 中島知久平(「中島飛行機」(富士重工の前身)を創設した人物)は「航空機製造に関する私見」の中で、ドレッドノート級の巨大戦艦を建造するような巨額の費用をかけるのは金持ち国家のやることだから賢明ではないとした上で、航空機開発に意をそそぐべき理由が2つあるとしている。一つに、航空機が戦艦を破壊する威力を持てば貧小国が金持ち国に対抗する有効兵器となること。二つ目に、航空機は上空からの戦場偵察に大きな威力を発揮するからだ、と説いている。
  • 「ブルーインパルスという名前には、広島の原爆が関係しとるんですよ。チームを育て上げたパイロットの1人に稲田淳美さんという先輩がおるんですが、この方の奥さんの言葉が曲技チーム命名の際の決め手になっているんです。」「私は松尾編隊長から、稲田さんの奥さんの言葉がブルーインパルスという名前に影響したと聞いた記憶があります。そう、原爆の閃光ですよ。」
  • 『もし衝撃的というのなら、その結果があまりに悲惨ではあるけれど、原爆のあの青い閃光の衝撃ほど強烈なものはない』、この言葉が決め手になった。
  • 日本が戦いの場になったら曲技飛行などできるはずもない。"青い衝撃"が意味するのは、その美しい機体に愚かな戦争の象徴を永久に刷りこんで、ひたすら国を守る決意である。そしてその飛行機がいつまでも飛んでいられる平和な国であれと、稲田淳美と英子は密かに祈りをこめ、宿命を与えたのだろう。
■航空祭2012反省
  • お昼は買えないと思うべし!
  • 滑走路の右奥がベスト、ただし機体に寄りすぎるとブルーの演技が少し切れる。
  • レジャーシートは12:30て書いてあるが実質12:45くらいまでは問題ない。
  • 10:00から行く方が楽しめる
  • 踏切が渡れない。入間市駅から乗って、滑走路側に出る方がいい。帰りは池袋行きになる。
  • 12:00頃に滑走路入らないと無理
  • 充電池必須
  • メールよりfbの方が調子よかった
■航空祭注意事項
  • 基地内への脚立等の持ち込みは禁止。(箱に乗るのはあり)
  • 基地内に入門する際、手荷物検査及び身体検査を実施します。
  • 敷物はレジャーシートエリアで使用して下さい。(滑走路エリアは12:30を過ぎると畳むようにアナウンスあり)
  • 安全確保のため飛行場地区への入場制限など、基地内の通航制限を行います。
  • ペットはケージに入れてください。
■観閲式・観艦式
  • 3年で一周り。
    • 平成25年:観閲式(陸上自衛隊)
    • 平成26年:航空観閲式(航空自衛隊)
    • 平成27年:観艦式(海上自衛隊)←相模湾で実施。船と飛行機が一気に見れるので、ぜひ見たい。
■航空機の戦い方
  • レーダーサイトの警戒管制官から敵の居場所を通報されたら、そのずっと向こうに巨大な雲が背景となるように自機を移動させておく。そして目をこらしていれば、敵の機影はやがてウェディングケーキを這うゴキブリのように目に付く。それは敵機のレーダーからも探知されない何十マイルも手前のことだ。太陽を背にしてひそかに高度を上げれば相手が身を翻した瞬時にきらりと光ってその飛行姿勢と進路がわかる。そこから敵機と交わるあたりを直感で予測し、相手も見ずに空のその一角にむけて猛然と先回りし、そして一瞬のうちに叩き落とすのだ。
▼サイクリングを楽しむ
  • ぼくは自転車旅行に、修行の要素をあまり求めてはいない。だから坂を好んで攻めることもしないし、雨の日などはまったく走る気がしない。ぼくにとって自転車旅行は、自由という点、自然により近付ける点、エンジン音がない点、そして走った後のメシとビールがうまい点などがいいわけで、求めているのは、ただひたすら悦楽。晴天のなかを気持ちよく走りたい、それである。雨の日は本を読んでいるほうがいい。
  • つじつまを合わせるというのが人生の目的ではないのである。サイクリングにだって、なにか人間の精神を高揚させるような要素があってもいい。ここが問題なのだ。
  • 自転車は自由気ままに細い道、一方通行路、階段、山道、砂浜、どこへでも進み、止まることができる。家の中に持ち込むことさえできる。そこが図体の大きい自転車と違う。二本の足で歩いている人より速く移動できるし、荷物も運んでくれる。
  • 最近ではセラピーに自転車が有効だ、と考える精神科医が増えているのだという話を聞いた。病院での治療よりも、時にはストリート・セラピーの方が効果が上がることが多い。そして人間の心がもっとも安まる状況で乗れる自転車は、ストリート・セラピーという観点から見てもとても有効なのだそうだ。
  • 自転車は、人が鳥になるためのシンプルで美しい翼なのだ。
  • 自転車は自立のための道具でもあった。自転車に乗ることによって、子どもの僕は初めて親の目の届かない森や川や海へ出かけることができたのだ。池でフナを吊り、千葉だったから浜辺でアサリをとり、今ではめったにお目にかかれないトノサマバッタを草原で追いかけた。
▼サッカーを楽しむ
  • 日本人の自分はアルゼンチン人と比べて、どんな特徴があるのか、それを試合でどう生かすべきなのかということに、まったく無頓着だったのです。
  • 日本と韓国は勝ったり負けたりの好敵手ですが、スタイルという点では韓国が先を進んでいるような印象を受けます。日本はまだ、ほかの国の人々が明確に思い浮かべるようなスタイルを模索中です。だれもが「これだよ、これが見たかったんだ」と手を打つ瞬間が、日本のサッカーに待たれていると思います。
  • イングランド戦は、フォークランド紛争での不倶戴天の敵。アルゼンチン国民にとって、決勝に匹敵する大一番でした。この死んでも負けられない大一番で、マラドーナは一世一代のゴールを決めました。あのイングランドを武力ではなく、彼らが生み出したサッカーというスポーツで黙らせたのです。
  • マラドーナが5人抜きを決めた舞台は、高地のアステカ・スタジアムでした。炎天下、しかも過密日程の中での5試合目、それも54分と肉体的に厳しい条件が重なっていました。そんな中でマラドーナは、自陣から相手ゴールまで一気に駆け抜けました。凄まじい体力です。
  • コロンビアのハメス・ロドリゲスもキャプテン翼が大好きだった。
▼ファッションを楽しむ
  • 算数じゃあるまいし、ファッションに間違いなんてあるのだろうか。必死になってコーディネートを考えるなんて、時間の無駄である。好きな洋服を集めて、その日の気分に合わせて着る。それで十分ではないか。

技術の世界観・電力・半導体

▼世界観

  • 技術の世界は1位だからこそ資金や情報が集まってきますし、顧客も信頼してくれます。1位の存在感は圧倒的に大きく、後方からの追い上げは非常に難しい。
  • 英語で「Winner take all」、まさしく「勝者が全部取る」という世界です。どんな技術にしても、いまや世界のトップスリーに入らなければ、生き残りはほぼ不可能です。プライドやカッコつけのために1位を目指すわけではありません。生き残るために、世界一を目指さなくてはならない。これは国レベルだけの話ではなく、個々の技術者の人生がかかった話でもあります。
  • マネジメントする対象の技術を理解していないのに、実際の社会のなかでマネジメントができるはずはありません。
  • 豊かさ、アジア、オートメーションといった要因によって、モノやサービスが価値のある「商品」へと急速に姿を変える。そんな中で生き残るためには、たゆみなく技術を革新し、新たなカテゴリーを創出し、「それがなかったことにすら気づいていなかったものを世界に提供する」しかない。
  • 誰にでもできて失敗がないのがいい技術。
  • 技術系はなんで幅を広げなくてはならないということに気がつくのが遅くなるのか。事務系の方は、どうやらそれに早目に気がつくので、おそらく役員の数が多いという現象が起きる。技術関係というのは、たぶん究めるものがあるんですよ。ところが事務系の仕事って、究めるといっても、とことん突き詰めてというタイプの話ではないから、どうして人と差別化するかを一生懸命に考える。だから、自然に広がる。浅いから広がると言ったら一番適切な表現なんだけど。だから、技術系の場合は深いから広がらない。
  • 死の谷があるからこそ、研究開発プロジェクトのうちかなりのものがそこに落ちて、事業化段階まで進めない。死の谷が選別するのである。それは、開発段階とは桁違いの投資になるはずの事業化のリスクの大きさを考えれば、当然のことである。死の谷に早く遭遇させるほうがいいプロジェクトすら、あるに違いない。
  • 工作のときに考えた方がいいのは、死の谷の構造は一律ではないということです。つまり、谷の幅がどこをとっても同じで、対岸との高低差がまったく同じという画一的な谷ではなくて、同じ谷でもここから見れば谷幅がけっこう広いけれども、もっと違うところで見ると狭くなっている、あるいはこちらが高くて向こうが低いとか。そう言う場所をあらかじめリーダーは探しておいて、そちらへチームを誘導しないといけない。谷に直面してから、はてどうしようかと言っても、もうそれはかなり遅い話。
  • 今の科学は間違っていません。なぜなら、今の科学文明を動かしているのは、今の科学だからです。何かが足らないだけです。だから重要なことは、今の科学も、新しい現象をも、一律に説明できる科学理論を構築しないといけない、ということです。 物理学の理論はこのようにして進化するわけですが、現在の科学者のほとんどは、止揚することを知らないように見えてなりません。物理法則は常にファジーなものです。その時々で変わるわけです。それを固定化・権威化していることが、諸悪の根源です。
  • 地球上のほとんどの科学者たちは、まるで既存の科学理論に反する現象など、あってはならないと思いこんでいます。短絡的な表現をすると、知識ばかり詰め込んで、科学思想を教えない「受験制度」による教育が原因だと言いたくもなります。それと研究の考え方についても、今の科学界は失敗か成功かという二元論が支配しています。
  • そもそも研究に失敗という概念はありません。すべてが進歩です。成功か失敗かという考え方が存在するのは、そこに利益が絡んでいるからです。結果に利益が絡むかどうかという話であり、サイエンスにとってはどの方向に進もうと進歩です。
  • 「発明とはおしゃれな直感である。」byテスラ。「発明とは99%の努力と1%の霊感である。」byエジソン。(ちなみに原文では99%の「汗」)
  • 根本的に新しいものを開発するときに必要なのは、「君主」か「独裁者」です。本当に未来を見通す目を持った独裁者が必要なのです。誤解を恐れずに言えば、アドルフ・ヒトラーという人物は世界中で悪の代名詞にされていますが、科学技術上はそうではありません。このことは、ナチスドイツが第二次大戦中に生み出した数々の新技術をチェックすれば理解できます。ロケット兵器であるV2号がなかったら、アメリカとロシアの宇宙技術は生まれていませんでした。
  • 革新的な技術で、僕はよく肯定技術と否定技術という言い方をします。いまのビジネスを支えている技術が肯定技術、これを殺してでもまったく新しくビジネスを変えてしまうような技術が否定技術。そうすると、否定技術を始めるのは大変なんですね。
  • テクノロジーはペーシングとキー、ベースに分類することができる。キーテクノロジーへと発展する前の段階で、競争に与える影響力は大きいもののいまだ普及していない技術がペーシングテクノロジー、キーテクノロジーが発展して独占的でなく広く市場で使われるように普及したものがベーステクノロジー。
  • どの技術も成熟したと考えず、努力による今後の技術発展の方向性をゼロベースで予測する必要がある。
  • 技術の特性として、ある業界で開発され活用されている技術が、他の業界でも利用できることがしばしばあります。そのため、他業界の技術や研究途上の技術のうち、利用できそうなものを抽出します。

■トップランナー方式

  • 家庭で使われる家電製品は、そのほとんどが「トップランナー方式」で規制されている。「トップを走っているランナーの性能に、後から走っているランナーも合わせなさい」というものだ。この結果、日本の家電製品は世界最高の省エネレベルとなり、世界一の競争力を持つことになった。同じトップランナー方式を、日本の火力発電所にも導入すればいい。それだけで日本全体の二酸化炭素の3%を減らすことができるのだ。

▼技術経営

  • 技術経営には三つのレベルがあると整理できる。
    • 第一のレベル、もっともミクロなMOTのレベルは、一つの研究開発プロジェクトのマネジメントである。誰がマネジメントをする人か、というマネジメントの主体として言えば、プロジェクトリーダーとしてのMOTである。自分が直接プロジェクトに関わりながら、そのプロジェクトとしての研究開発をどう推進するか、どんなテーマを選んだ上で、誰をメンバーにして、どのようにリーダーシップを発揮していくか、というのが、このレベルのマネジメントの問題である。
    • 第二のレベルは、複数の研究プロジェクトを抱える、一つの研究組織のマネジメントである。研究所長のMOTと言ってもいい。自分自身が研究開発活動を実際に行うのではなく、プロジェクトのリーダーにいかに研究プロジェクトをマネジメントしてもらうか、どのプロジェクトに資源を配分するか、という問題が中心となる。そこでは、資源配分をすべきテーマの選択をどうしたらいいのかという問題と、プロジェクト相互の関係と研究所全体としての存在意義をどう大きくしていくかという問題が大きなマネジメント課題となるであろう。
    • 第三のレベルは、企業の研究開発活動全体の統括、というMOTである。CTO(最高技術責任者)のマネジメントと考えていい。このレベルでの大きなマネジメント課題は、一般的に次の三つであろう。
      • 第一に、企業全体の技術資源の配分である。どのような技術分野、事業分野に技術者をどの程度配置し、資金をどの程度配分するのか。その配分は、当面の事業の発展に必要な事業ごとの研究開発活動への配分と、将来の可能性を考えた上での未来の技術ポテンシャルへの配分と、その二つの資源配分を両にらみで考える必要が出てくる。
      • 第二に、そうした技術資源の根幹をなす、技術系人材全体の育成のための仕組みと人材量の決定である。ここでは、採用と育成のための仕組みと、両方が重要になるだろう。
      • CTOによるMOTの第三のマネジメント課題は、企業全体の研究開発の計画と管理の仕組みをどのように作るか、という課題である。第一と第二のマネジメント課題を技術経営の戦略の決定と表現すれば、この第三の課題は技術経営の経営システムの設計と運用と表現していいだろう。
  • 「魔の川」「死の谷」「ダーウィンの海」
    • 「魔の川」は、研究と開発の間に横たわっている。技術者は、まずこの川を越えなければならない。研究は技術の「シーズ」であり、こういうものを世に出したいという提供欲求。一方、開発は顧客の「ニーズ」、つまり顧客がこういうものを欲しいという獲得欲求。 高度な技術を詩作品にする場合でも、この2つのベクトルが全くずれていてはうまくいかない。
    • 次に、開発から事業化に向けて、「死の谷」を越えることになる。事業化して「商品」になるためには、ユーザーのさまざまな欲求に応えていかなければなりません。 そのために試行錯誤が求められ、長い時間と資金が必要となる。
    • 最後は、事業化した製品を産業化していくために 「ダーウィンの海」を越える。この海に出ると、これまで出会ったことのなかった他の企業と競争状態となる。また、市場があると わかれば、新たな企業もそこへ参入してくる。価格や性能など、厳しい生存競争に勝ち残ったものだけが、広く普及していく。
  • 競争優位を構築する基本的な方策はコストリーダーシップ、差別化、集中の3つしかありません。この3つの戦略のうち1つも実現できていない企業であったり、1つの事業単位において3つの基本戦略を同時に2つ以上追いかけたりすることも、一般的に見て、競争優位を構築する戦略がブレていることになります。なぜなら、この3つの基本戦略は基本的には異質な方法であり、2つを同時に追いかけると矛盾が生じてしまうからです。
    • コストリーダーシップによって競争優位を確立しようとする企業は、あらゆる活動において顧客にとって最低限必要な機能を持ちつつも、コストの削減を考える必要があります。その精査を行う過程において、どの企業内活動でコストを削減することができるかを考えるのです。
    • また、差別化によって競争優位を確立しようとする企業は、どの活動において差別化を図るのかを考えます。
  • 価値連鎖は、競争優位を生み出す源泉がどのような構造になっているかを示せるように、活動を価値創造活動に分割して表したものです。企業はそれぞれの価値創造活動についてコストとその成果を精査し、競合企業との比較において改善点を模索しなければなりません。
  • 消費者がどのようなニーズを持っているのか、そしてそのニーズを満たす製品とは何か、そしてその製品をつくるためにはどのような技術が必要となるのか、、、このような発想で技術力を構築していかなければやみくもに投資を行うことになり、費用対効果が上がらないばかりか、企業の発展も望めないということにもなるでしょう。重要なのは、まさに「出発点は市場」という観点からの技術を考えること。そして、これが技術と経営の統合、つまり技術経営。
  • イノベーションの戦略の一歩は、古いもの、死につつあるもの、陳腐化したものを計画的かつ体系的に捨てることである。イノベーションを行う組織は、昨日を守るために時間と資源を使わない。昨日を捨ててこそ、資源、特に人材という貴重な資源を新しいもののために解放できる。
  • 脚光を浴びていないときに、どのような技術開発をするかというのが、本当の戦略的な技術の導入だと思う。

▼エネルギー

■マスタープラン

  • 日本には国としてのエネルギー利用のマスタープランが欠けている。
  • フランスのように原発が大半の国もあれば、隣のドイツのように原発の新規建設をやめてしまったので将来の電力供給とCO2削減に苦しんでいるところもある。米国は西部と東部でまったく状況が違う。西部では天然ガスを使って発電するが、東部のワシントンなどでは石炭を多く使う。米国が今のままでEVに電力供給をやると、CO2ということでは世界の基準からかけ離れたものになる。日本にはある程度のバランスで原発が導入されているので、米国ほど極端ではない。
  • 小さな批判の点から可能性の芽を潰すことは間違っている。そうではなく現状の方向を更に推進する形で進めていくことが可能になれば、いくつもの問題点を乗り越えていくことが可能になるはずだ。日本の面積は非常に狭いが、海を含めると12倍の面積を持っている。日本は海洋王国だ。その海洋の上で利用することのできる洋上風車、そして波力発電、こういったものを伸ばしていくことで、日本はおそらくエネルギーを輸出できる国になることも可能になると思うのだ。
  • 従来、電気需要の増加には、発電所を建てることで対応してきた。これを、電気を供給する側で管理・コントロールするので「サプライサイド・マネジメント」と呼ぶ。ところが今では、需要側で管理・コントロールする方法が主流になってきている。これを「デマンドサイド・マネジメント」という。発電所がまだ十分に建てられていない途上国であれば話は別だが、すでにある先進国では「デマンドサイド・マネジメント」のほうがずっと効率的になる。特に日本のたった60%しかない負荷率から考えると、効果は極めて大きい。
  • 日本の電気消費量が平らになったとしたら、どれくらい発電所がいらなくなるだろうか。現状の負荷率は60%程度だから、約40%の発電所は不要になる。電気の最大欠点、「電気は貯められない」という問題を、双方向の流れに変え、エネルギー全体の情報をネットワークで解決してしまおうとするのが、「スマートグリッド」の効果。
  • 日本の発電所は世界最高レベルを誇るとはいえ、それでも熱の40%程度しか電気に替えられない。
  • 電気事業は3つの事業に分けることができる。「発電」、「送電」、「配電」だ。その中で、電力会社の最大の資産は、実は送電線。その送電線を"自由化"することが重要。ヨーロッパで行われているような電力の自由化は、3つに分けた事業の中の、本来公共財となるインフラ部分を公共の所有としている。その上で発電したい事業者は発電して送電線につなぎ、配電事業者は送電線からの電気を販売すればいい。しかしながらその送電線は自動車にとっての道路である。
  • 電気というのは、発電・送電・配電、その3つに分けることができる。発電と配電はどんな事業者がやってもいいんだけども、このまん中に入る送電線というものは、これは本当に公共財です。車にとっての道路のようなもの、すなわち、道路のあちこちに関所を設けられてしまったとしたら車はもう走ることができない、現状の電気はそういう状況です。いろんな人たちが、例えば、北海道ではたくさんの風車を建てたがっている、ところが送電線を握っている北海道電力はそれを買おうとしない、そのおかげで日本では自然エネルギーが伸びない、という構造になっている。この送電線というものは、本来公がもって自由利用にすべきものです。
  • はっきり言おう。この地震の頻発する日本に、原子力発電所を置くことはできない。今すぐ廃炉にさせるべきだ。人々を危険にさらす甘い想定は認められない。

■電力

  • 地震がきて津波が起こり、発電所が止まったら終わりです。今どこから電気がきているかといえば、ほとんど東京の湾岸発電所。文字通り湾岸だから、もう何があってもおかしくない。
  • 家電製品すべてを省エネ製品に入れ替えた後、今の生活の電気すべてを太陽光発電でまかなうとなると、どれほどの発電装置が必要になるでしょうか。なんと8畳間1つ分強の広さ、2キロワットで足りるんです。8畳間1つ分強の広さがあれば自給可能になります。それがイラク人を100万人以上殺して奪ってくる石油と同じ価値です。命がけでやる原子力発電と同じです。馬鹿げてないですか?
  • 電気消費のピークは実は毎日は出ません。1年8760時間ありますが、その中で10時間以下しか出ません。しかも日本最大の東京電力のピークは、これは定式があります。ピークが出ているのは、夏場・平日・日中、午後2時から3時にかけて気温が31度を超えたとき。そしてこのピークに家庭は最も消費しない時間帯に当たっています。なんとピーク時の91%の消費が家庭以外の事業者によってのものです。夏場のピーク時の電力消費量の中で、家庭の電力消費はピーク消費量の9%程度しかない。91%は事業者の消費だ。
  • 事業者の電気料金は使えば使うほど単価が安くなるようにできている。一方で家庭の電気料金は途中まで安くなるんですけれど、途中からは使えば使うほど高くなるように作られているんです。
  • 電力会社(特に技術部門)は、再生可能エネルギー等を活用した分散電源の余剰電力を買い取ることには基本的に消極的。自前で生産した以外の、かつコストの高い電気をネットワークに入れることに積極的にはなれない。
  • また長年構築してきた同期電気による交流型のネットワークに直流を出自とする電気が入ってくることに違和感がある。安定供給を守るDNAに抵触する。
  • ここを解決するには、蓄電池の設置とローカルネットワークでの吸収が考えられる。
  • 東電の上層部に必要なのは利権、権威、それに競争原理のない市場性。
  • 消費者を人質にとっている電力会社の経営情報を守る必要などない。電力会社の情報は、消費者のそれと同義といってもよい。経営情報、なかんずくコスト情報は領収書まで公開すべきだ。これをやれば、おそらく電力会社の高コスト構造が是正され、大幅な電力料金引き下げにつながるだろう。
  • 1軒あたりの年間事故停電時間は、アメリカが97分に対して、日本は19分と圧倒的に短くなっている。
  • 電力会社はそもそも巨大である必要はない。地域の自治体の水道局の隣に「電気局」を作ればいい。そうすれば1つの県あたり、毎年流出する1000億円以上の資金を県内に循環させることができる。
  • 実際には地域内で発電した電気を地域内で供給したほうが、温暖化防止になるばかりでなく、地域経済の活性化にもつながっていく。
  • 2009年の政権交代があってから数カ月後の年末に、日本にもついに、太陽光発電に対して「FIT(フィードインタリフ)=固定価格での買取制度」という仕組みが実現された。これは設備に助成金を出すのではなく、発電した電気の量自体を電力会社に買い取る義務を課すものだ。画期的なのは、従来は設備を売れば助成金で儲かる仕組みになっていたのが、発電しなければ儲からない仕組みにしたことだ。
  • たとえば流れの中にらせん状の鉄板を入れ、回転で発電させる仕組みでは、わずか4.5mの長さで4人家族1軒分の発電をしていた(岐阜県石徹白)。この発電装置は量産できれば、おそらく50万以下で作れると聞いた。家1軒が自給できるとすると、太陽光発電の現在の単価と比較すると、約4分の1だ。太陽光発電設備がいかに高いか理解いただけただろうか。ところがその太陽光発電設備でも、1軒に3KWtを設置したとして、現在の価格でいうと約200万円程度で済む。先ほどのFITの買取価格で計算すると14.4年で元が取れる。
  • 電力会社がリモコンでリレースイッチを使って切るのだから、5分ずつ12軒契約していれば1時間連続して消すことができる。5分だけ消されるとどうなるか。きちんと窓やドアが閉まっている状態であれば、エアコンが消されても10分以下なら誰も気づかない。エアコンのリモコン装置を使って5分間だけ「送風」に切り替える。「冷房」モードの消費電力より、「送風」モードの消費電力の方が圧倒的に少ない。
  • 「皆さんの家庭の電気消費のために発電所が必要になっています。皆さんがライフスタイルを変えて節電してくれれば解決できます」というものだが、それは間違っている。消費のピークが出る時間帯は年間8760時間ある中の、わずか10時間程度にすぎないからだ。しかも世界最大の電力会社で、日本全体の電気の3分の1を供給する東京電力の電力消費のピークは、「夏場・平日・日中・午後2時から3時にかけて、気温が31℃を越えたとき」に限られている。
  • しかもその時間帯の電気消費は、9割以上が産業などの家庭以外の消費によるもので、家庭は最も電気消費量が少ない時間帯にあたっている。その時間帯に消費しているのは事業系なのに「民生需要」に含められている「デパート、コンビニ、病院・学校など」や「特別高圧」、「高圧」といった大きな産業向けの消費が圧倒的。
  • 原子力による温暖化防止には、原子力発電所を建てるリードタイムが必要だ。建てると言い出せば建つというものではない。建つまでには大体、約25年から30年のリードタイムがかかる。今が2010年だから、もし仮に原子力が地球温暖化防止に役立つとしても、効果が出るのは2035年から2040年頃からになる。
  • 省エネ製品のおかげで、電力消費のピークは2001年以降、記録は更新されていない。発電所の新設は不要になりつつある。オール電化は人々の理解と違って、実際の二酸化炭素の排出量は増加する。それもあって電力会社が「環境にいい」と言うのは「エコキュート」だけで「オール電化」が環境に良いとは言わなくなっている。しかも「エコキュート」や「IH調理器」に取り換える設備額を合計すると、現在ですらオール電化は得にはなっていない。
  • コストが安く蓄電できるようになると困るのは、オール電化にした家庭だ。深夜の電気を買って昼間に使うところが増えると、深夜電力を今ほど安く維持することができなくなる。やがては日中と同じ程度の料金にせざるを得なくなる。今、オール電化が安く思えるのは深夜の電気が日中に対して3分の1程度の価格に設定されているおかげだ。それが同じ料金になれば、オール電化にした家庭は大損することになる。しかし現に、それほどのバッテリーが開発されている。

■温排水

  • 原発でタービンを回した後の蒸気は、冷却水として取水した海水で冷やされて、もとの水に戻ります。この蒸気を冷やしたあとの海水は、取水したときの温度より約7℃程度上昇して海へリサイクルされる。そのリサイクルされた水を「温排水」と呼ぶのです。発電所を立地する際に、電気事業者は温排水の拡散実態を調査することになっています。漁業への影響が懸念されるからでしょう。

■送配電

  • 発電事業や卸売事業は、価格変動が生じるハイリスク・ハイリターンの世界であり、送配電事業は確実に一定の利益を見込みうるローリスク・ローリターンの世界。
  • 米国型資本主義には前者の方が魅力的に映り、電力バブルともいえる勢いでガス火力発電が建設される一方で、送配電線の新設・改良工事は進まなかった。
  • 流通経路は、基幹部分および大口ユーザ向けを狙う「送電線」、小口・家庭用へ給電する「配電線」、需要端とネットワーク(系統)をつなぐ「引き込み線」、そして需要家の機械・機器をつなぐ家庭内配線等からなる。
  • 配電線には、高圧線(6,600ボルト)と低圧線(200ボルト、100ボルト)がある。
  • エジソンの復活(直流体系の見直し)がうたわれている。
  • 元々、電気が商業化されるにあたり長距離輸送に有効(送電ロスは電圧を高くすることで少なくでき、電圧の上げ下げが交流は容易)な交流に軍配が上がり、その後の電力需要拡大に伴う大規模発電建設により、交流を基礎としたネットワークが構築されて、現在に至っている。
  • 電圧は日本の場合、発電所(275~500kV)、一次変電所(125kV)、二次変電所(66kV)、配電変電所(6.6kV)、分電盤・ポールトランス(200/100V)。電源側から需要側まで、一方通行で電圧を下げながら交流の電気を交流システムで送っている。
  • 原子力、火力、水力を主とする大規模発電所では熱エネルギーを利用した蒸気や位置エネルギーを利用した水を使ってタービンを回し、その回転エネルギーにより交流電力が発電される。この発電は、同期発電といわれ、回転数が同じになる必要がある。川下に位置する流通や、需要側である機械・機器も同じ回転数で制御されるのが交流を前提とする現在の電力系統。
  • しかし太陽光、風力、燃料電池、バッテリー(PHEV)といった分散電源は回転系ではなく、直流。これを系統にいれるには、インバータにより交流に変換してから流すことが必要になる。
  • 一方、需要側も直流を使用する割合が増えてきている。かつては、モータ等を使う工場の需要など「産業用」需要が多かったが、生活が豊かになり社会が高度化してくるにつれて、家庭用や業務用等の民生化需要が増えている。代表が空調。またPCやIT化された情報家電は、直流を使用する。交流を直流に切り替えるのがコンバータ。交流で運ばれてきた電気を家庭内で直流に変換する必要が増している。
  • 供給側でも需要側での直流をシステムとする動きが急になってきている。需要は基本的にローカルであり、供給も再生可能エネルギー等分散型やオンサイト型が増えてくる。こうした動きを背景に、直流で発電・給電するローカルなネットワーク構築の必要が議論され始めている。
  • 2009年から新たな電力の買い取り制度を開始している。太陽光発電で得た余剰電力を1kWhあたり48円で10年間電力会社に売ることができる。
  • エネルギーを地域分散型に変えていくことは、電力会社のコストの最大部分である送電線を不要にしてくれる。そうすれば電気料金をグッと下げることも可能になる。このことは、日本の産業政策にも大きな影響を与える。調べてみると、日本の産業向け電気料金が高くなったのは、電気事業審議会が消費電力ピークの時間帯に消費電力の多い企業に電気料金負担を大きくした時からだ。それまで産業向けの電気料金は、1970年まで一般家庭の料金の40%以下だったのが、1980年には家庭向け料金の70%以上にまで上がっている。
  • 今、山手線を走らせている電気は、新潟の信濃川発電所からの電気を使っている。不正な「水泥棒」操作で、JR東日本が取水の権利を取り消された発電所だ。取り消されるとサケが昇り始め、どれほど川を壊してきたかを露呈してしまった。遠い新潟で作られる電気を東京に運んで来れば、当然送電ロスも大きくなる。しかし蓄電できれば、ずっと小さな電気で足りる。小さな出力の電気であれば、こんなことをしなくても地域産のエネルギーで走らせることも可能になる。電気をめぐる巨大なインフラを、小さなものに入れ替えていくことができる。
  • 公共財として、その送電線に誰もがつなげて、誰もがそこから使っていいという仕組みにしていくことがエネルギーの民主化に欠かせない。現状は電力会社が送電線を一企業の私物にしてしまっている。その権力のために自然エネルギーからの電気が買ってもらえなかったり、電力会社の子会社からの電気だけが高く買い取られたりしている。この送電線を電力会社から取り上げ、自由利用の原則に基づく公共物としての送電線にしていくことが必要。
  • 誰でも新たな自然エネルギーを造ったならば、送電線に繋いで利益を得ていいという仕組みにしていくべき。原子力発電所の発電単価は著しく高いから、民主的に選択したらもはや売れるものにならない。それに代えて、いまやそれより安い自然エネルギーが入ることになる。
  • 送電線を公共財化することができなければ、電力会社はずっと自分の送電線を盾にし、誰が作った電気であろうと、それを買わないというような選択ができることになり、自然エネルギーという、どこにでもいくらでも作ることのできるエネルギーを拒否することができる権利をずっと持ち続けて、再び原発震災を起こすことになるだろう。

■電車

  • 電車はプリウスのように、ブレーキから得られた電気を再度蓄電することができる。これを回生電力というが、実はプリウスより前から新幹線も地下鉄も回生電力を使っている。しかし電車は蓄電装置を乗せていないため、送電線に戻している。そのため、次の列車がすぐに来なければ、そのまま電気は無駄になってしまうのだ。ところが電車が回線電力を蓄電できるようになれば、電車がさらに一層効率の高い乗り物になる。
  • かつてアメリカにあった鉄道は、自動車メーカーと石油会社らによって買収され、放漫経営の上で破綻させられている。それによって現在のモータリゼーションを実現した。

■充電・蓄電

  • 世界中が日本の蓄電技術に注目し、しのぎを削る中、日本は技術を持っていたけれども、残念ながら活用させることができずにいる。この蓄電技術が進展したら、どんな社会がイメージできるだろう。中国の電動バスは、停留所で数分電気に触れるだけで充電する。行った先でまた数分充電するだけで、再度フル充電することができる。だから送電線網がいらなくなった。まったく同じことが電車でもできる。電車は1区間走れるだけの電気プールができれば、各駅ごとに瞬時に充電していけばよくなる。
  • 従来のバッテリーと違って充電に電圧がいらなくなると、これまで捨てられていた電圧の弱いエネルギーも貯められることになる。どれぐらい利用できるようになるかを調べると、従来の1.6倍に達する。1.6倍ということは、現在家1軒の太陽光発電設備は、平均約3キロワットと言われるが、それが4.8キロワットの太陽光発電を乗せているのと同じになるのだ。パネルの発電効率をわずかでも上げるのに、メーカーは必死に努力しているのだが、それよりずっと簡単に効率利用できる方法があったのだ。
  • 東芝が開発した「SCiB」というリチウムイオンバッテリーは6000回以上の充放電が可能なので、単純に1日1回充電しても、15年以上使える長寿命、フル充電するのに急速モードで約5分、ハイブリッド自動車向けの「SCiB」では、なんと1分半で急速充電できる。しかも有害物質を使っていない。寒冷地でも問題ないことに加えて、さらにすごいのは生産コストが従来のリチウムイオンバッテリーを下回るというのだ。
  • 自転車で充電
    • 回転で生みだされる電気をバッテリーにためられる。自転車に取り付けられ、こぐほど充電できるのはどうか。ガチャってはめられてそんなに重くもない。どの程度充電できているのかわかるメーターも必要。充電が不要なら外せばいい。単三でも個別バッテリでも接続できるように、電源の差し込みグチの形状のインプットがあればいい。あとは、充電した電気を売れる仕組みがあるとなおいい。どうやったら作れるかな。。
  • サッカーボールで充電
    • サッカーボール型の充電池「soccket」。30分蹴るだけで3時間の点灯が可能。そろそろ日本でも発売されるのか。。
  • 給油の向き
    • 車の給油口はなぜ車の両側にないのか。両側にあればガソリンスタンドで向きを気にする必要はないのに。まぁ、EVになったら車の真ん中になるから問題ないとも言えるけど。
  • 充電タイマーアプリ
    • 充電中にユーザーが車から離れることを想定して、携帯電話に充電終了のお知らせが届くようなアプリも期待される。

▼記憶媒体

■半導体

  • 現在、半導体業界では、ReRAM、あるいはRRAMと呼ばれるメモリが次世代メモリとして注目を集めています。ReRAMは、現在SSDとして商品化されているフラッシュメモリよりも5桁も高速で、かける電圧は20ボルトから2ボルトまで低減可能です。しかも製造が簡単なので、夢のメモリと言われています。
  • 大量の電力消費と放熱は、地球環境を脅かす重大な問題です。そのため最近では、データセンターの記憶媒体をフラッシュメモリにかえて、電力の低下を図ろうという機運が生まれています。
  • グーグルなどの大手サイトでは、膨大なデータをデータセンターのハードディスクで記憶しています。大きな電力を消費するハードディスクを動かし続けるためには原発何十基にも相当する莫大な電力が必要です。さらにデータセンターから出る熱を冷やすための空調にも大きな電力がかかります。少しでも電力を低減するため、データセンターの多くは、アメリカとカナダの国境地帯など寒い地域に建てられています。
  • 「世の中には知恵を持ったいろいろな人がいるから、半導体を使って画期的な製品を考える人が必ず出てくる。だからこそ、低電力、大容量といった半導体技術を開発・発信し、世の中の新しいアプリケーションを考える人たちを刺激する必要がある。そうしないと、使い道を考えてくれる人が出てこなくなってしまう」
  • 日本のためにはとにかく新しい半導体だ。その半導体は自分が作る。日本を良くするのは俺しかいない。

▼パソコン・ケータイ

  • パソコンには、精神を引き込んで奴隷にする「魔性」があることがわかった。
  • ケータイ病におかされた子供たちは今や、世界でもっとも勉強をしない子供たちとさえ言われています。中学校で数学教師をしている私の教え子が言っていました。昼休みに勉強や読書をしたり校庭で元気よく遊ぶような子はまず見当たらず、おしゃべりをする子も少なく、ほとんどは黙々とケータイを手にしているそうです。

▼瞬間移動装置

  • 米海軍が1943年に行った「フィラデルフィア実験」について、ご存じの方も多いと思います。米軍は駆逐艦を透明化する実験を行ったと言われています。正式名称は「レインボー・プロジェクト」と呼ばれます。これはステルス機のように、レーダーの電波を反射しない方法ではなく、強力な磁場で光を曲げ、本当に透明化させようとする試みでした。このときに使われた駆逐艦がエルドリッジ号です。管内ではテスラコイルらしきものも使われたようです。その結果は、青緑色の霧が発生して、何か制御不能の空間の暴走状態が生じ、エルドリッジ号は不可視状態になったのではなく、本当に消滅してしまったのです。
  • 驚くべきことに、エルドリッジ号はフィラデルフィア港からテレポーテーションして、1600マイル(2560km)離れたノーフォーク港にあらわれました。悲劇はそこから始まりました。乗員は全員、とんでもなく悲惨な状態に巻き込まれていました。体の一部が船の壁や床に融合してしまった乗員も少なくありません。通常は、とても想像できません。映画「フィラデルフィア・エクスペリメント」という映画をご欄になった方は、よくおわかりでしょう。

▼宇宙開発

  • 日本人から集めた多額の税金と視聴料で打ち上げたかぐやの映像を、なぜ日本人である我々が見られないのか。

▼建設機械

  • 建設機械というのは技術の粋を集めて開発・生産しているにも関わらず、単価が非常に安いです。最も普及しているモデルの建設機械では、車体重量1トンあたりの価格が約50万~70万円です。ということは、1kgあたり500~700円。これは、牛肉やマグロとは比べ物にならないぐらいに安いのです。