2010年1月5日火曜日

本「ビジネス・シンク」

こちらも、ひらっちオススメの1冊。

<本の紹介>
ビジネスで成功するためには、Think(思考)のプロセスを鍛えろ!『7つの習慣』の著者コヴィー博士が率いるフランクリン・コヴィー社が開発し、世界40カ国で実践されている最新のトレーニング・プログラムが文庫になって登場。
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この本も良かったです。
「考える」ことに慣れてないわけじゃないと思ってはいるけども、むやみやたらと考えるんじゃなくて、「何」を「どう」考えたらいいか。そのガイドラインをどんなことにもはまる形で示してくれている本だと思いました。
というか、コヴィーさんは今は会社を作ってたんですね。初めて知りました。7つの習慣を進化させたような感じは確かにあったと思います。

ビジネスシンク・・・この手の本はたくさん出ているし、今後も出続けると思う。いろんな人が読んでると思うけど、実践できていない理由はなぜなんだろう。実践できている人が増えれば、こういった本は内容のレベルが上がらない限りたくさん出る必要はないんじゃないか。いや、買う必要の有無が判断できないのかな。むしろ、一冊を改版してった方がよくないか?あ、そういう本は自分自身でみんなそれぞれ頭の中か、PCの中か、それともルーズリーフか、、、作ってるもんなんだ。きっと。たくさん読めばいいわけじゃない。でも、読まないよりは読んだ方がいい。読書って、それ自体を目的にしていない場合にどれだけの時間をどう割くかってのが難しいのかもしれませんね。
よく言われることだけど、インプットとアウトプットは違う。どれだけ多くの本を読んだところで、それが活用されなければ時間の無駄になる可能性もある。自分の(そして多くのビジネスマンもそうだと思うけど)しなきゃいけないことは、読書ではなく、アウトプットだ。アウトプットの質を上げるためにインプットを増やしているわけで、そういう部分をないがしろにして目先の本をどれだけ読んだところで、果たしてどれ程の意味があるっていうんだろう。
本の読み方、知識の活かし方、相手への伝え方。こうやって分けて考えるのもいいと思うし、分けても全体を見失わないようにすることも大事だなと思います。

ん~そうだな。今年は、「世の中の流れ」と「自分のやりたいこと」と「今やるべきこと」をもっと俯瞰して見れるようになっていかなきゃいけないな、と思いました。
(本の感想じゃなくなってますね。でもいいんです。本の評価でなく、本から自分が感じたことを発展させて書くために、アマゾンその他の書評欄には書かないんだから。)

本「ジャック・ウェルチに学んだ仕事の流儀」

元職場の同僚、読書家ひらっちが貸してくれた本を読みました。

<本の紹介>
「ジャック・ウェルチの秘密兵器」と呼ばれた補佐役が明かす―。伝説のCEOとともに歩んだ14年間に会得した、上司を動かし、部下を動かし、組織を成長させる姿勢とシステム。
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この本、めちゃくちゃためになりました。
もっと早い時期に読んでおくべきだった1冊。

上司と部下の関係について、一つの理想型として具現化したのがGEの伝説的なCEO・ジャックウェルチとその補佐・ロザンヌバドゥスキーの形だったんだなってのがよくわかりました。
こんな補佐役がいたら、そりゃ仕事も早いだろう。でも、彼女をそうせしめたのは、間違いなくジャックウェルチだ。昔、「さあ、才能に目覚めよう」って本を読んだけど、どっちもがどっちもを活かすための才能を持っていて、歯車ががっちり噛み合っている感じ。こういう人は、強いと思います。

以下、いくつか抜粋メモ。
・自分のミスを認めること。だが、そこから学ぶこと。ミスを隠すのは、悪い状況から何を
 どう救えるかを学ぶプロセスが省略されることだ。
・満足のいくキャリアに傷をつけるのは、働きすぎるより退屈するほう。退屈とは「学んで
 成長するのをやめました」というサインでもある。
・「やるべきこと」のリスト作りは生き物と同じで、そのリストを消化するために使う時間
 まで食ってしまう。全ての仕事に優先順位をつけるのは大切だが、そのリスト作成に多くの
 時間を割くのは時間の無駄だ。「ただちにフォローする」ことを習慣づければ、リストを
 書き出す手間が省け、そんなことに時間を割かずにすむ。どれが重要で、どれを後回しに
 するか、つまり自分の仕事を「ランクづけ」することは、賢明な方法とは限らない。
 後回しにされた項目はリストの下に埋もれてしまい、のちにそれが重大な危機を招くまで、
 忘れ去られることになるからだ。それに、重要度をつけるというのは完全に主観の問題だ。
 あなたの見積もりが全く検討外れになる可能性もある。
・「1枚の書類に2度は触らない」こと。その書類の重要性はともかく、一旦取り上げたら、
 ただちに処理すること。そうすれば読み返したり問題点を再考したりする時間と手間が省ける。
・全ての社員を平等に扱うことは、スター社員にとっては不公平。差別化ができないような
 管理職は、足手まとい。

まずは、「同じメールは2度見ない(その場で処理する)」ことから始めてみようと思います。心がけ心がけ。新しいことを習慣にするには、最低でもそれを21回繰り返さないといけないそうな。今月が終わる頃には、どうなってるかな。

2010年1月4日月曜日

本「蹴りたい背中」

著者 : 綿矢りさ
河出書房新社
発売日 : 2003-08-26
<本の紹介>
“この、もの哀しく丸まった、無防備な背中を蹴りたい”長谷川初実は、陸上部の高校1年生。ある日、オリチャンというモデルの熱狂的ファンであるにな川から、彼の部屋に招待されるが…クラスの余り者同士の奇妙な関係を描き、文学史上の事件となった127万部のベストセラー。史上最年少19歳での芥川賞受賞作。
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文学作品としては話のテンポとか悪くないと思うけど、自分としてはあんまり良さがわかりませんでした。登場人物の、なんというか器の小ささが、、、ちょっとわからないでもないとこもあるけど、読んでてイライラ感を感じました。
自分が同じ教室にいても、やっぱりあんまり話さないかもしれない。というか、「お前いい加減にしろよ?」くらい言いそうです。

っと、話に入ってしまってもしょうがないですね。なぜ、こんなにも評価されたんだろう。なぜ、こんなにも売れたのだろう。この本は何を扱って、著者は何を伝えたかったんだろう。
僕には、あんまりわかりませんでした。

世代の違いだったら、ちょっとショックかも。。。

本「モラル・ハラスメント」

セクハラ、パワハラに続き、こんな言葉も出てきてるんですね。

<本の紹介>
言葉や態度によって、巧妙に人の心を傷つける精神的な暴力=モラル・ハラスメント。家庭や職場で日常的に行なわれる、この「見えない暴力」は、相手の精神状態をしだいに不安定なものにし、ひどい場合は自殺に追いこむという。いったいどんな人間がこのような暴力をふるうのか?いかなる方法がよく使われるのか?どのような性格の人が標的にされやすいのか?どうしてその関係から抜け出せないのか?経験豊富な精神科医がその実態を徹底解明。人間関係に悩むことの多い現代人にとって必読の書である。
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この本は、紹介文にもある通りですけど現代社会で働いている人は一度読んでおくといいと思います。今まさにこういった暴力に悩んでいる人、よくわかんないけど結局いつも自分が悪いと思ってる人、今は全くそんなことに悩んでいない人も含めて。
いつ、こういった暴力を振るわれるかはわからないし、自分じゃない周りの誰かがこういった目に合っていたとしたら手を差し伸べてあげられるかもしれない。「こういったことも起こりうる」ってことを知っておくだけでも、意味のあることなんじゃないかなと思います。

特に、真面目にこつこつと仕事をこなしていく人。責任感の強い人。
そういえば、インテルのアルゼンチン代表サネッティが以前インタビューで「何をやるにしても全力を尽くすようにと両親から教わった。だから、僕の座右の銘は責任感だ。もちろん、ちょっとした幸運も必要だが、努力は報われる。成功の基礎を築くのは、平日の練習だよ。」ってことを言っていたけど、、、彼は大丈夫なんだろうか(僕はアルゼンチンファンです)。

仕事で一緒に働く人は選べない。でも、その人への接し方は選べる。
相手に対してどういった対応をすべきかは、同じ相手が2人といない以上相手に合わせて変えるべきだと思う。「誰に対しても分け隔てなく」が常に正しいとは限らない。

どんな職場でも難しいのは人間関係で、仕事を辞める人の多くの理由もこれだったりする。
それだけ、準備をする必要があるし、おろそかにできない部分だと思います。

あと、職場だけじゃなく、結婚生活や親子の関係にも言及しているんで、そういう意味だと対象範囲は全ての人になるのかもしれません。

ちなみに、「子供の権利条約」によると、子供に対する精神的虐待とは次のように規定されているそうです。
・言葉による暴力(大声で怒鳴りつけたり、心を傷つけるようなことを言う)。
・サディスティックな態度と、子供を過小評価する態度(乱暴な態度をとったり、自分はダメな
 人間だと子供に思わせる)。
・愛情の拒否(子供を愛さない)。
・子供の年齢から考えて不釣合いな要求、あるいは過大な要求(まだ小さいのに無理なことを
 させようとする)。
・教育における矛盾した、あるいは不可能な指示や命令(矛盾したことを教えたり、できないことを
 命令したりする)。

同世代には今まさに子育て中のパパさんママさんもいます。あんまり心配はしていないけど、自分のモラルも相手のモラルも気をつけてみてくださいね。

本「人はなぜ笑うのか」

<本の紹介>
愛想笑い、苦笑い、せせら笑い、満足した笑い―人はどんな時に、どんな理由で、どんな笑い方をするのか。笑いのルーツからメカニズムまでを徹底解明する、本邦初の笑いの科学書。
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「笑い」についての本だけど、この本は別におもしろくなかったです。
実験結果を並べて、笑いの種類とその経緯や動物間での違い、その後の展開について書かれているだけでした。研究成果の発表としてはこれで十分なのかもしれないけど、もう一歩踏み込んで実生活における具体的な活用例とかあると良かったかなと思いました。

以下が気になったくらい。
「ある集団に冗談ばかりいっている人がいるとすると、その人は決してその集団のリーダーにはなれない。集団のメンバーの信頼をかち得るには、適量のユーモアやジョークを交えて、まじめな話ができなければならない。笑いの中にある「弛緩」の要素が信用の失墜、信頼感の喪失につながっていく。」

現場の空気が張り詰めるよりは気持ちをなごませてくれる上司がいるとありがたいけど、いつもだと確かに「真面目にやってください!」とか言いそうかも。。。

本「国家の品格」

<本の紹介>
日本は世界で唯一の「情緒と形の文明」である。国際化という名のアメリカ化に踊らされてきた日本人は、この誇るべき「国柄」を長らく忘れてきた。「論理」と「合理性」頼みの「改革」では、社会の荒廃を食い止めることはできない。いま日本に必要なのは、論理よりも情緒、英語よりも国語、民主主義よりも武士道精神であり、「国家の品格」を取り戻すことである。すべての日本人に誇りと自信を与える画期的提言。
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読む前は、大したことないんじゃないかなと高をくくってましたが、いろいろ腑に落ちる部分もあっておもしろく読めました。文章が今風というか、若い世代にもわかりやすい感じで書いてあるのも良かったです。

せっかく日本に生まれているし、日本人の良さを感じながら暮らしていけるといいのかな、なんて。以下、メモです。

・民主主義の本質は主権在民。主権在民とは「世論が全て」。そして国民の判断材料は
 マスコミだけだから、事実上、世論とはマスコミ。言い方を変えれば、マスコミが
 第一権力になる、ということ。
・真のエリートには2つの条件がある。
 第1に、文学、哲学、歴史、芸術、科学といった何の役にも立たないような教養をたっぷりと
 身につけていること。そうした教養を背景として、庶民とは比較にもならないような圧倒的な
 大局観や総合判断力を持っていること。これがまず1つ。
 第2は「いざ」となれば国家、国民のために喜んで命を捨てる気概があること。俗世に拘泥しない
 精神性が求められる。
・人には4つの愛が必要。家族愛⇒郷土愛⇒祖国愛⇒人類愛。家族愛の延長が郷土愛、
 それら二つの延長が祖国愛。家族や郷土を愛していればいるほど、人間として魅力的で
 信用もできる。
・武士道の最高の美徳として、「敗者への共感」「劣者への同情」「弱者への愛情」。
 市場経済による弱肉強食の世界においては、特に重要な徳目。
・弱いものを救うときには力を用いても良い。しかし、5つの禁じ手がある。
 1.大きい者が小さい者をぶん殴らないこと。
 2.大勢で1人をやっつけないこと。
 3.男が女をぶん殴らないこと。
 4.武器を手にしないこと。
 5.相手が泣いたり謝ったりしたら、すぐにやめること。
・「卑怯を憎む心」をきちんと育てないといけない。法律のどこを見たって「卑怯なことはいけない」
 とは書いていないが、だからこそ重要。
 ・「万引きは法律違反だからしない」は最低。法律に禁止されていないことは何でも
  するようになる。
 ・万引きしたら「親を泣かせる」「先祖の顔に泥を塗る」。家族の絆が「卑怯を憎む心」を
  育て、強化し、実践させる力となる。
・経済的な繁栄を、羨望はしても誰も尊敬はしない。普遍的な価値を生むかどうかが重要。
 少なくとも1つの言語で10割の力がないと、人間としてのまともな思考ができない。言語と思考は
 ほとんど同じもの。日本が母国語だけで済んでいるというのは、植民地にならなかったことの
 証で、むしろ名誉なこと。

そんなに難しいことは言っていない。でも、小さい頃には知らなかったこと、ぼんやりと理解はしているものの言われるまではっきり認識していなかったこともあった。4つの愛の順番てのも、そうだよなと。家族や身内の仲間(こっちもある意味家族)をなによりも大事にしている人って、やっぱり素敵だなと思うし人間的にも信頼できる。

ここでもやっぱり、人として大事なのは細かい知識やスキル以前に相手への「いたわり」とか伝わる「頼もしさ」とかそういった部分だよなと思いました。

本「意外と知らない「社名」の話」

<本の紹介>
あなたが創業した会社に名前をつけるなら、どうするか。通常は、業務内容だったり、あなたの名前だったり、会社の所在地だったりするだろう。あるいは、ストレートに主力商品を冠するか。が、世の中を見渡してみると、それだけでは判別のつかないものが少なくない。命名者たちは、社名の“数文字”にどういった思いを込めたのか。なかには、これこそ会社の存在意義そのもの─と感心させられるような名作に出会う。時代を経ると、社名の由来もまた、時の都合で書き換えられる。あるいは、社名自体が変更される。社名のウラにある話を知ることは、その会社を知ることでもある。
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一概に社名と言っても、いろいろ経緯や意味づけ、似てる会社がどれだけあるかとかネタとしては知ってておもしろい話がたくさんありました。その会社の人と話す際には、知ってるとちょっとした話のきっかけ作りになっていいかもしれませんね。

ただ、別に知っていたからと言って即役に立つようなことはあんまり書いてなかったかも。。。誰もが知ってる有名な会社の話が多いし、気分転換に読みたいとか、軽い本を探してる人にはいいかもしれないです。