2006年12月28日木曜日

2006年最後の大仕事

先月の11月15日、事件が起こった。
今作ってるシステムの負荷テストを実施したところ、「ログインできない」問題多発。
お客さんからの信用はガタ落ち。

そっから、俺の怒涛の日々が始まった。

負荷の分析。システムの設定変更。その前後の日程や監視、環境、各チームとの調整。説明資料の作成。分析ツールの作成。お客さんへの1日2回の状況報告。宿題事項に関しての調査・報告。そして、テスト計画作成、テスト日程調整、影響範囲調査・報告、テストの実施、分析資料作成、ボトルネック検討、再テスト&再テスト&再テスト。解消したことの証明。コンティンジェンシープランの作成。。。その他もろもろ。

俺の仕事は、"全部"だった。
なにからなにまで考えられることで俺のできることは全部やった。
唯一できないことは、「決めること」。
これはリーダとお客さんにしかできないこと。
でも、決める為の資料作りは"俺"がやる。
全ての時間を使って。寝る時間を惜しんで。忘年会や、クリスマス会も断って。クリスマスも、仕事してた。24時に帰れれば早い方、26時や28時半、時には徹夜もして。勤務時間は、320時間を越えた。
本当に、全ての力をお客さんの為だけに使った1ヶ月半だった。

せっかく飲みの誘いとかしてくれたのに、断っちゃった人ゴメンね。
来年、落ち着いたら、埋め合わせは俺の方からするから。

でも、この1ヶ月で見えてきたものもたくさんあった。
お客さんとの関係だったり、えらい人とも喋ったりして人柄がすごい見えてきたり、各チーム間の力関係や政治的なもんとか、できる人の仕事の進め方とか、逆にできない人をどう使うかとか、信頼されるにはどういう資料が必要なのかとか、どういう受け答えをするべきなのかとか、自分を信頼してもらうには何をしなくちゃいけないのかとか。怒られるのわかってるからって逃げてちゃダメだってこととか、基本的なことだけど遅刻しない、体調管理して絶対に休まないってことがホントに重要だなって感じたり。
忘れちゃいけないのが、チームや会社が違っても、俺が突っ走れるように支えてくれる頼りになる仲間が結構たくさんいたってことに気づいたこと。中には、もう帰任してる人に力を借りる場面も多々あった。
ざした!!!本当に感謝してます。

これ以上はできないってくらいに働いて、ほっとんどのお客さんと話して冗談言えるくらいに面識も持てて、それが自信にもなったし今は自分がこの1ヶ月半で成長したって確かに感じられる。

そして、1ヶ月半後のつい先日、同じテストをして問題が解消されてることをうちのトップとお客さんのトップの人たちと一緒の場で確認した。
良かった。ほんとに良かった。俺らにしても、お客さんにしても。
お客さんが安心してる顔見て、「俺はやってみせたぞコノヤロー!」って思えた。

ま、これで終わりじゃなくて、後始末もあるしまだまだ優先度を上げて対応しなかった項目についての対処だとか、その間ストップした仕事とかやることはいろいろあんだけど、ひとまず2006年に悔いが残らないように、思いっきり限界まで仕事して、最高に気持ち良い結果になって、いい年越しができそうです。

いやー、2006年最後にして最大の、そして最高の仕事になりますた!
協力してくれた全ての人に感謝の気持ちを込めて、「本当にありがとうございました!!!」

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