2009年9月6日日曜日

本「地球はやはりがらんどうだった」

<本の紹介>
地球の内部に、私たちの世界と反転した「地平線のない国」3億平方キロメートルの未知の大地が広がっている!コペルニクスの大転回を超える衝撃の科学仮説。
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この本、すごい!!!
超おもしろいです。そして、今までに「謎」とされていた以下のこと全部に説明がつくのがすごい。読んでる途中から結論は予想がついてくるんだけど、いろんな根拠がデータで示されていて、絶対読んで納得してもらえると思います。(著者じゃないけど)
・恐竜の絶滅
・漂流する大陸
・すべての大陸を取り巻いて大陸棚がある理由
・山脈形成のエネルギー源
・地震が起こる真の原因
・ノアの大洪水は本当にあったのか!?
・海面変動の真の原因は何か?
・氷河期は本当にあったのか?
・海面の高低差最大200mの原因は?
・他の重力異常について
・海洋上の消失事件など
・何ゆえに磁場が生まれるのか?
・木星の赤斑は実のところ何なのか?
・火星の洪水痕跡

日頃、自分の目の前の生活に追われて、こんなことも疑問として捉えることなくなってたなーって改めて思いました。そして、自分で考えて出した結論や経験を通して得られたノウハウと、人から聞いたりテレビで言ってたとかで「アタリマエ」になってる情報を混同して扱ってることを感じました。事実を事実として、仮説を仮説として分けて認識するってことが苦手だなーと常日頃感じてはいたんですけど、改めてこうやって示されると「今まで何やってたんだろ」って恥ずかしくもなりますね。。。^^;

言われてみると、そうなんだ。なんで人間って地球の環境に合ってないんだろ。服がないと寒いし肌すぐ傷つくし、日焼けしたら病気になるし、暗いところでは見えないし、2本足での直立は重力に反してるから、体の至るところに負担がかかってる。しかも、そんな感じに地球に合ってないのは人間だけ。調整しなきゃ生きていけないのは人間だけ。
そして、人間の起源は北京原人とかネアンデルタール人ってなってるけど、彼らと人類の間にはまだ大きなミッシングリンクがある。どこかにいるの?

ノアの箱舟の伝説って、世の中には聖書に記されているだけじゃなく、メソポタミア、ペルー、中国、ロシア、インド、南北アメリカ、、、地球上のどこを旅しても、この大氾濫の記録は見つかるんだそうな。当時、地球規模の何かが起こったんだ。どうやって?その水はどこから来たの?

そういった謎を1つ1つ解き明かしてくれる、読んでてどんどんおもしろくなる本でした。こういうことだったんだ。。。って、一週間前の話なんだけどそこから自分たち(に関わる全て)についての考え方が少し変わったような気がします。そのくらい、衝撃的な本でした。

よかったら読んでみてくださいな。

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