2008年2月9日土曜日

映画「イン・ザ・ベッドルーム」

著者 :
ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
発売日 : 2004-12-29
今日観てた映画。

ゴールデン・グローブ賞で主演女優賞を受賞し、アカデミー賞でも作品、脚色、主演男優(トム・ウィルキンソン)、主演女優(シシー・スペイセク)、助演女優(マリサ・トメイ)の5部門にノミネートされた秀作なんだそうです。

気持ちはすごく伝わってきた。
自分達が誰よりも大事にしていた息子を殺された夫婦の時間はそこで止まって動かなくて。

そんな場面に自分が出くわしたら、どうするだろう。やりきれないだろうな。

でも、殺人をテーマにしている映画は最近あんまり好きじゃないです。
この物語の問題は、殺人犯がその街の大企業の御曹司だったおかげで罪に問われず無力さを痛感するハメになるとこだと思うけど、それってどう解決すればいいんだろ?長い間のそこでの生活で築いてきた人間関係や、家も含めた生活基盤全てを失ってもいいなら他の街に移れるけど、普通は簡単には移れないよね。そうなると、街でそいつに出くわす度に無力さを思い返して、、、やりきれないだろうなぁほんと。殺された方も、生かされた方も。

でも、世の中ってそうできてるのも事実で。できれば起こらないのがベストだけど、誰にだって起こりうる話だから、覚悟だけでも頭の片隅にしておかなきゃいけないのかもしれませんね。

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