2008年11月7日金曜日

本「経済のニュースがよくわかる本 日本経済編」

この人すごい。
世界経済編を読んで、ぜひ日本経済編も読みたいと思ったんで読んでみた。

<本の紹介>
1999年の発売から瞬く間にミリオンセラーとなった『経済のニュースが面白いほどわかる本 日本経済編』の全面改訂版。「日銀のゼロ金利政策」「政府のデフレ対策」等の最新トピックスを追加し、この国を覆う問題点を根本から解説する。
 “わかっていたつもりが本当にわかる”をモットーに、経済書として空前のブームを巻き起こしたカリスマ受験講師・細野真宏氏による『経済のニュースが面白いほどわかる本―日本経済編―』の全面改訂版。小泉内閣の登場などで劇的に変化した日本の政治・経済状況を踏まえ、旧版にはなかった「不良債権を処理することのメリットとは?」「デフレで給料と物価が共に下がるならば生活水準は下がらない?」等、今さら人に聞けない、それでも知っておくべき経済知識を“基礎の基礎”から学ぶ。イラストも全て差し替え、約50ページを追加、旧版を遙かにしのぐパワーアップ版となり、前作を購入した人も1から楽しめるものとなっている。

日本で経済活動をしていく上で、知っておくといい知識がたくさんある。
今までの歴史を踏まえて、円高/円安と日本の景気、日銀の仕事、バブル経済、バブル崩壊後の日本と景気対策、借金大国日本の現状について、どれもわかりやすく説明されてる。
「日銀のあいつはこんな仕事してたんだなぁ」とか、「バブルを経験してる人たちってこんな感じだったんだ」って、この国特有の出来事も織り交ぜながら読み進められて、非常に勉強になりました。最近も日経平均が8000円を切ったら銀行が貸し渋らざるを得なくなる、って言われてたけどその理由について、単に「経営の危ないとこには金貸せないから」とか、そういうことじゃなく、BIS規制の話とかちゃんと説明されてて、今まで知ってた断片的な知識が点が線になっていく感覚というか、つながっていく感覚が味わえておもしろかったです。

銀行員のダチらもここまで知ってるのかな。知ってるとしたら、もっと深いとこまで聞いてみたいし、全体的にわかったことでまた新たに知識欲を刺激された面もありました。

このシリーズ、各家庭に1冊置いてもいいくらいの良書だと思います。
興味のある人じゃなくても、みんな絶対読んだ方がいいと思いました。

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