どこかの会話で出てきて、観てみた1本。自分たちが悪くなくても、もらい事故で自分の大切な人たちをなくすことは、誰にも起こり得る。そういう出来事を経験せずに済んできていることは今のところ幸せだけど、そういう人たちがいることを忘れてはいけないし、自分にもいつそういうことが起こるか、ある程度覚悟は持って暮らさないといけないなと改めて思った1本でした。若おかみとして働いていくなかで主人公の女の子が人生を豊かにしていくのは旅館という舞台ならではの話で、こういう旅館に泊まってみたいと思わせられるものだったけど、そういう物語を重ねてきた旅館業がひとつまたひとつと旅館を締めていく今の状況は、なんとも寂しいなとも感じました。
