ウイスキーの話をしていたら紹介された1本。樽の中にあるお酒が自然と減っていく、そのことを天使の分け前といい、それを経ておいしくなっていくウイスキー。仕事や暮らしの中でも、そういうことってあると思いましたね。なんでもかんでも100%回収を目指そうとすると、チャレンジできなくなってしまう。失ってしまうものもあるけれど、その体験自体を楽しめて、期待していたことも一部でも達成できていれば「やってよかった」と思って次に行く。そんなアプローチもありだと思いました。物語としても、どん底から抜け出す、それがどうしても欲しい場合、人って思いもよらないことにチャレンジしないといけなくなる、「なんでこんなことを」っていうのは一面的な見方でしかない、と思わされた1本でした。
