2013年9月5日木曜日

本「中流の復興」

著者 : 小田実
日本放送出版協会
発売日 : 2007-06-01
日本の大きな問題を草の根から変えるんだ、と市民活動を展開し、政治のあり方や戦争への日本の姿勢や世界の中での役割を「こうすればいいんじゃないか?」と自分の考えを口に出した本だなと思いました。
特に印象に残ったのは、選挙の部分。政党に所属する政治家を選ぶんじゃなくて、政策単位で自分たちの考えに最も近い政党や政治家にその時点では任せる、結果が出せないなら他に任せる、方向を決めるのは市民側であるべきだ、っていうところはまさにその通りだと共感する部分がありました。考え方や利害が一致しているから応援するんであって、何をやっても任せる、あなたに全面的に賛成なんてありえない。でもそのためにも、市民側のやるべきこととして自分の中でどこに問題あると捉えていて、どうすれば解決できると考えるかをはっきりさせないとなと思いました。

0 件のコメント:

コメントを投稿