竹を資源としてもっと活用していくべきだ、と個人的に思っていて、もっと可能性についてできることが知りたくて読んでみた1冊。この本、専門的な内容かも多いですが「なぜこんなに読まれていないんだ」っていうくらい内容の詰まったいい本でした。これまでの竹の活用の仕方から、新しい取り組み、竹林の保全から他資源との比較まで、ここまで網羅している本はなかなかないと思います。そして、竹はやっぱり資源として活用する価値のある分野だと思いました。日本で年間使用しているガソリンを"全て"石油から竹に置き換えることも技術的、土地の生産性共に可能、あとは量産体制を整えるだけっていう状況にすでになっていることとか、とても未来を感じました。最初はとっつきにくいかもしれないですが、持続可能性とかまちづくりとか興味のある人は、読んで損のない1冊だと思います。
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