2010年9月28日火曜日

あなたにはエージェントがついてますか?

最近、エージェントとして動かせてもらっている中で、「今の求職者、転職エージェントのあり方、動き方って無理があるんじゃないか?」って思ってきました。

求職者は転職を考えだしてから、これまでの自分を振り返る。

これだと、始めるのが遅くないかな。

転職エージェントは、求職者がこれまでにやってきたことを2時間だけ聞いて、その人の資質を見抜き、方向性に沿った求人企業を紹介し、企業へのエントリーを進めていく。

これだけで、伝わるのかな。理解できるのかな。

例えば、2年前にその人とエージェントが出会えていて、「2年後には転職をしたいんです。」って伝えられていたとする。そしたら、そのエージェントは「だったら、こういう仕事をこれからの2年間でやっておけるといいですね。」そんなアドバイスができる。そして、その求職者もしっかりこれまでのキャリアを活かした形での転職ができる。
エージェントだって、定期的に会えていればその時々の情勢を伝えられたり、その人の考え方や良さがすごくわかっているから、企業への推薦も簡単にできる。

今の世の中、社会人をしているみんなにはこんな不安があると思います。
「いつ、会社がつぶれるかもわからない。」
「いつ、自分がクビになるかもわからない。」
「減給されたらやっていけるのかな。」
「いつか、体調を崩して働けなくなるかもしれない。」
「今の仕事はこの先に活きてくるのかな。」

そんな不安を抱えて、その人は仕事で最高のパフォーマンスが出せるのかな。

現に、僕が会えた求職者の方たちの転職理由は、「自身のキャリアアップ」より「会社の倒産」「会社の方針転換でやりたい仕事ができなくなった」といった外部の要因の方が多いです。

もし、隣にエージェントがいてくれて、キャリアについて定期的に情報交換しながら進められたら、そうなっても安心じゃないかな。
「いい仕事してますね!そのままで大丈夫!」
「この業界では先日こんなニュースがあったんですよ。」
「今の転職市場では、こんなスキルが求められてますね。」
「最近はこういうポイントも企業側は気にするようになってます。」
「何歳くらいまでにはこんな仕事をしておきたいですね。」

転職を考えている・いないの問題ではなく、働いている人であれば誰でも、そういうキャリアについての相談を社内でなく、社外の人でいつでも相談できる、自分の専属エージェントを一人は身近に置いておく、そういうことが必要なんじゃないかなと思います。

もし、そういう人がいないなら僕がやってもいいです。
いつでも力になります。

自分のキャリアに事件が起こってから対応策を考えるのは、悪手かなと思います。
もしよければ応援させてくださいね。

いちエージェントの思いでした。

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