- 自分にやりたいことがあるなら、それが1人でできないことなら、プレゼンテーションはいつかは通らなきゃいけない道。いいプレゼンを作ることは、最速の近道と言うこともできると思う。
- そんなプレゼンを学ぶのに、「ドリームプランプレゼンテーション」は絶好の場であると同時に、自分のできなさを一番知る場でもある。そこで学んだ、プレゼン資料の作り方。
■シナリオ作り
- 聴衆は誰か
- 聴衆にとって、あなたの話を聞くことがどのような役に立つだろうか
- まず、シナリオを読みながらパワーポイント等で画像を切り替えていくようなモックアップ形式のアプローチを取ること。
- プレゼン作りの前半は、誰かにプレゼンを見せるたび、新たな気づきや発見がある。みんなからのフィードバックを通して、事業価値やあきらめない理由の掘り下げが進んでいくし、投げた球がどう受け取られるのかを確かめることができる。
- このプロセスに伴って、プレゼンのシナリオや使用する画像・映像はコロコロ変わる。
- だから、自分の中で「核をつかんだぞ!」って実感が持てるまでは、修正が容易かつなんとなく伝えたいイメージがわかる方法でプレゼンを作っておくのも方策の一つと言える。
- 最初から比較的高機能な映像ソフトを使うと、つい、見せ方の演出にこだわりたくなってしまう。それはそれでアリだけど、最初の目的は骨子を作ること。この時期のプレゼンで大切なのは、粗削りでもいいので、自分の中にあるものを言葉・写真・絵などにしてアウトプットし、人に見せてみることだと思います。
- 不完全でもいいから、なんとかプレゼン資料を作ってみると、シナリオを読んで伝えるだけより収穫が大きい。何より、自分の頭の中がまとまる。
- 現時点で何を考えていて、それをどう見せようと思っているのか。大まかな方針を相手に伝える心づもりで進めてみること。そうすることで、具体的かつ実りあるフィードバックを得る可能性が高まります。写真が用意できなければ、パワポのスライドに、「こんなイメージの写真」って書いとくだけでも問題ない。
- プレゼンの骨子が固まっていれば映像制作ソフトで作りなおすのは、さほど困難な作業ではない。(映像制作ソフトに慣れているのであれば)
■自分にあったやり方で!
- プレゼン作成ツールに用いられるソフトはこんな感じ。
- パワーポイント(Windows Mac)
- KeyNote(Mac)
- ムービーシアター3(Windows)
- 感動かんたん!フォトムービー(Windows)
- iMovie(Mac)
- これらの多くは、写真画像を元に動画を作る「フォトムービー」ですね!ムービーシアター3以外は動画を盛り込むことも出来ます。
- 慣れてない人はまず慣れてからの方がいいかも。「映像制作ソフト、どうやって使うの?」って不安の方が勝ってしまうと、正直、事業価値の掘り下げどころじゃない。であれば、時間をかけて少しずつ制作作業に親しみ、技術面の不安を解消していくことも、とても意味がある作業になる。
- それと、プレゼン作りには、いろんなアプローチがあります。必ずしもシナリオありき=言葉先行、ではない。プレゼンターの中には、気になる写真・絵・映像などを組み合わせて感覚的にプレゼンデータを作り、それを人に見せながら、ブラッシュアップしていくタイプの方もたくさんいる。
- とにもかくにも、プレゼンは良くしかならない!自由に楽しんでやること!
■悩んだら
- テレビや映画を見てみるのもいい。ちなみにTVはプレゼンの参考ケースの宝庫です!
- 文字のフォントや飾り付け
- 一画面に出す文字数とその大きさのバランス(情報量)
- 画面の切り替え方(フェードイン・アウトなど)
- スピード感
- 効果(炎が出る、文字が壊れるなど)
- 画像と音の韻の踏み方
- この辺を考えながらTVや映画の予告を見ると今までとは違う見え方になります!
■注意点
- 1つのプレゼンの中で同じ写真を何度も使わないこと。1つの写真は1度だけ。
- プレゼンの内容にあった曲を!内容がシリアスなのに、曲がアップテンポなのはちょっとね…。場面や内容が変わっているのに曲は変わらない(意図的なら別)
- できるだけ言葉がないものがいいかも!曲の言葉とプレゼンの言葉が重なるととっても聞き苦しい。インスツルメントバージョンにするか洋楽の方がいいかも。小田和正さんの曲は結構使いやすい→CMにもよく使われる
- 言葉はなくても曲の音量は少し下げ目に!曲が声に勝ってしまう。あまりうるさめの曲は控えた方がいいかも。
- とにかく音楽や音源を聴きまくる。自分のプレゼンのイメージにあった曲と出会うため。
- ビジュアルは言葉より記憶に残りやすい。しかし、ほとんどのスライドにおいて、いまだに箇条書きが主流になっている。それらは通常、何のメリットもない。
- スライドはあなたの言葉をそのままなぞったものではなく、それらの言葉を効果的に演出するものでなければならない。例えば、ヒューストンの大気汚染について語るとしよう。環境保護庁によるデータの箇条書きを4つ並べるのではなく、データを読み上げながら、大量の死んだ鳥や、スモッグや、公害病患者の肺の写真を見せてはどうだろうか?「ひどいじゃないか!」「あんまりだ!」効果てきめんである。
- 研究の成果を説明するときは、市場の定義、製品の定義、技術の定義の三点セットをきちんとやらないと、ああいう会社を説得するのはだめなんだ、と思いました。
- 一体いつから、聴衆は文字を読むことと話を聞くことを同時にこなせるようになったのか?(スクリーンに表示された12ポイントの文字が読めたとしての話だが)
- 目の前にある日本の弁当はすばらしく効率的で、献立は十分に練られており、無駄なものは一切ない。それに比べて、通路越しに見えるPowerPointのスライドは、まとまりがなく、とても分かりやすいとは言えない。
- 過剰を究極まで排した余白は、詰め込まれた情報よりはるかに多くを語ります。「少ないほうが時には多さに勝る」。それをジョブズは禅の精神から学んだとすれば、わたしたち日本人のDNAにはもともと、「より多く」「より高度に」を志向する以上に、選択し絞り込むキュレーションの感性が根づいているのかもしれません。
■参考情報
- 著作権フリーの曲はこちら(1曲1000~2000円くらい)
- http://www.nash.jp/fum/
- http://www.bgm.ne.jp/
- http://www.mediaplanet.jp/soundtextures/
- イラスト集
- http://matome.naver.jp/odai/2134106924445739401
- PC内のフォントで入力した文字を表示してくれるページ http://wordmark.it/
- よく使われているフォント http://rentalhomepage.com/font/
- フリーフォント配布サイト
- http://fontfree.me/
- http://www.kanji-free-font-gallery.com/
- http://font.muryoweb.net/
- http://www7.ocn.ne.jp/~otoku/free-font.htm
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