- 議論したら必ず決めること。
- 結論なき組織はメンバがいかに優秀でも動けない。
- 決めたことは必ずやること。
- 「頑張ります」でなく「必ず結果を出します」が本当の決意表明。それを実行することが、評価に値する。
- 会議で最優先で考慮すべきこと
- この報告が相手にとってどういう意味があり、
- 相手にどうして欲しいかを最初に伝えること。
■会議開催について
- 遅刻をすると罰金。1分につき100円で課金していく。5000円を上限とし、不参加はいかなる理由でも5000円払うこと。
- 会議中に電話に出ることは厳禁とする。電話に応対しなくても鳴った時点で500円。
- その会議で知りえた情報は一切他言してはならない。漏らした場合、永久追放。
- 会議に参加する条件を設け、より内容の濃い議論が巻き起こるようにする。年齢制限もあり。
- 「同じメンバーが必ず集う継続性」「守秘義務・時間厳守の厳しい戒律」「経験の共有のネットワーク」「厳しい発言方法と学びの共有のストラクチャー」
- 最初に15分で各自の不在の間の進捗のアップデートを行う。
- 会議の資料でも、本を読んでいい話や勉強になるページは抜粋して配ってしまうのも手。
- 本来会議は、議案の内容について相当なエキスパートで、しかも案件に対して批判もアドバイスもでき、あるいは自分が責任を持って実行する、というような立場の人だけが集まるべき。少なくとも、それぞれの能力と権限と立場によって必ずその議案に対して発言し、賛成・不賛成を唱え、その理由をはっきり述べられる能力のある人だけが集まるべき。
■議論について
- 議論に勝つ最善の方法は、議論を避けること。議論はほとんど例外なく、双方に自説をますます正しいと確信させて終わるもの。
- やっつけられた方は劣等感を持ち、自尊心を傷つけられ、憤慨する。議論に負けても、その人の意見は変わらない。
- こちらに五分の理しかない場合は、どんなに重大なことでも、相手にゆずるべき。100%こちらが正しいと思われる場合でも、小さいことなら譲った方が良い。細道で犬に出会ったら、権利を主張してかみつかれるよりも、犬に道を譲った方が賢明だ。たとえ犬を殺したとて、かまれた傷はなおらない。
- 相手が反対するのは関心があるからで、大いに感謝すべきだ。わざわざ時間をかけて反対意見を述べてくれるのだから、相手はあなたと同じ事柄に関心をもっている証拠。
- 口論や悪感情を消滅させ、相手に善意を持たせて、言うことを聞かせる魔法の文句「あなたがそう思うのはもっともです。もしわたしがあなただったら、やはりそう思うでしょう」こう言って話を始めること。意見の不一致を歓迎せよ。2人の人間がいて、いつも意見が一致するならそのうちの1人はいなくてもいい人間だ。
- 無理難題を言ってくるのは本気で付き合う気がないから。
- 議論のルールとして3つだけ決めてありました。1つは、あることで議論が始まったら、上下関係は一切なし。議論に出た人は全員自分の意見を勝手に言う。2番目のルールは、相手の人格を一言でも非難するような、そんなばかなとか、そんなあほなとか、一言でもそういうことを言ったら部屋から出ていけというもの。3番目は、そうして議論したにも関わらず、A案・B案ともに良い点もあり悪い点もあって決着がつかないときは、そのリーダー(そのテーマの担当責任者)が独断と偏見でよいからAならA、BならBと言えと。
- わずかな人間しか思考しない。そのくせ全員が物事を決定しようと欲している。
■アイデア出し会議
- アイデア出し尽くし会議をする際には、事前にアイデアを20~30紙に書いておくこと。(時間短縮と、それぞれの得意なアイデアの出し方があるから。)
- 会議とは学びの場。ただ報告を聞いているだけでなく、報告に含まれている自分にとって新しい行動や価値を、議論を通じて取り込んでいく。
■議事録について
- 議事録がまわってくるころ、参加者の大半は次の仕事に取り掛かっている。会議が終わったら、数行のメモを取って次の行動に移るだけでよい。
- 過去の歴史に重きをおく企業は、多大な時間と手間を2度と繰り返されることがない出来事の記録と分析にさき、自ら罠にはまっている。
- なぜ失敗したか、その原因を記録しても、2度と繰り返さないという保障はない。ビジネスとは、今日と明日のこと。昨日は重要だったことが、将来もずっとそうだとは限らない。会議の実際のやり取りに集中しているのであれば、一歩引いてメモに書きつける余裕はないのではないか。
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