・「○○をして欲しい。さもなければ××(相手の嫌なこと)をするよ。」という取引が
できるようになれば、できること、できる可能性は増えていく。
・ビジネスEQの高さは、あなたがどれほど効果的かつ迅速に率直な意見を述べられるか、
どれほど人間対人間の会話ができるか、どれほど自分の信念を堂々と話し合いに
持ち込めるかを示している。EQの高い人は、自分の推測、仮定、思考のスタイルを
自ら洗いなおして検証しようとする大人の態度を見せる。
・コミュニケーションの最大の敵は、コミュニケーションがとれているかのような幻想である。
人と話をするときは、相手の使うキーワードに注意して、それをどういう意味で
使っているのか尋ねよう。愕然とするほど、相手の返事は意外であることが多い。
認識齟齬を防ぐ意味で、なるべく周りの人に何かをお願いするときには数値の情報を
含めるようにする方が良い。
・価格の交渉には、「適正価格(相手が払える価格帯)の確認」と「値段交渉(相手が
最善の取引になったと思える価格になるまでの交渉)」の2つの段階がある。
そして商品やサービスは、原価に基づいて値段を決めるべきではない。顧客が
どれだけの価値を感じるかによって決めるべきだ。原価40セントの口紅を
5ドルで売って「私が売っているのは口紅ではない、希望を売っているのだ」
といったエピソードだってそこら中にある。
・形のあるものを販売するには、それを売るための形のない何かを開発する必要がある。
その部分を見落とさないようにすること。
・何を話すかの前に勝負はついている。
・行間を読む、空気を読むというのは必要だけども、やりすぎは考えすぎ、勘ぐりすぎになってしまう。ただ、これは常に正解がある性格のものではないので、日々失敗しながら調整していく必要がある。「バランスを取る」ことがわかっているかどうかが大事。
・何事にも、下地作りが大事。
・相手の興味に合わせて提供してあげること。興味を示してもないのに渡されても、管理のされはじめと思うだけ。
・大広間コミュニケーション。部屋が広くなればなるほど、共有されればされるほど話は早い。
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