2010年9月12日日曜日

仲間の作り方

人生を楽しむには、最高の仲間が必要だ!
そして、そんな仲間をどう作るか、大きくは2通りしかない。

自分たちで作るか、作られたものに入るか。

簡単なのは、自分たちで作ること。
最初から自分たちで作れば、誰を気にするわけでもなく、自分たちのキャラクターを存分に出しながらバランスを調整していける。だから、どんなコミュニティでも「初回参加」「初期メンバー」っていうのはその事実だけで力を持ちやすい。

難しいのは、後から作られたものに入ること。
後から入ると、当然ながら先に人がいる。実際はどんな組織も問題を抱えているものだけど、その中にいた人たちでまわしている組織に自分がどう合わせながら参加していくのかっていうところは、なかなかに難しい。
組織ごとにタイプやキーマンは違うし、文化も違う。その中で自分の以前の経験は役に立つかもしれないけど、全く通用しない場合もざらにある。
ただそんな中でも、一様に「あなたの個性を出して欲しい」と言われてしまう。どう出して欲しいかは言ってる方はわからない。言われた方はどこまで出したらいいかわからない。さらに、そういう探りあいの時間が長くなれば、お互いにだんだんとよそよそしくなってってしまう。難しい。

そんなときのコツは、参加者としてはいきなり全員とのコミュニケーションを目指さないこと。徐々にでいい。江戸の繁盛しぐさではないけれど、最初は目の前の人と左右にいる人だけで良い。次に来たときは最初に来たときに会った人+今回の目の前にいる人と左右にいる人。席が変わらない場合は、前回に加えて両斜め前の人と知り合うだけでいい。それを繰り返すうちに、自然とそのコミュニティには知ってる人は増えていくものだ。今、自分が持っているつながりを大事にせずに新しい人新しい人っていうことを繰り返していると、結局残るものがない。少しずつでも、確実に積み上げていく方が結局は早いんじゃないかなと思います。

それと、先にいる人たちも心がけなきゃいけないことがある。
それは、初めて来た人たちをあまりお客さん扱いしないこと。単発の何かをするのであれば必要ないかもしれないけど、コミュニティを作りたい場合は、何かものを運ぶ手伝いをしてもらうだけでもいいから、来た人に出番を作ってあげると良い。それによって、その人はそのコミュニティに必要とされていることを感じることができて、ぐっと参加しやすくなる。
この心がけができるコミュニティは、自発的で明るいものになっていくのかなと思います。

大きくはこの2つかなと思います。

とはいえ、一番大事なことは一つ。それは、「仲間に関心を抱くこと」。

それをしない人が、「友だち少ないから」っていう人な気がする。
その人が「自分の人生を仲間と過ごしていけること」を大事に思っていないのなら、そうなるのも無理はない。

「他人に関心を持ってもらおうとする2年間よりも、自分が他人に関心を抱く2ヶ月間の方がより多くの人と友だちになれる。」

仲間を作りたければ、周りに関心を抱く、それだけでいいんだ。
「元気にしてる?」って、久々に誰かにメールしてみてもいいのでは?

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