大学の頃にいたサークルで、一人の先輩と知り合った。
その人は、根が本当に優しくて、みんなを盛り上げるのが大好きで、周りの人が喜んでくれるのが自分の楽しみと言って積極的にバカにもなれる、僕たちのムードメーカーだった。
今でも、たまーにPartyTimeに来てくれたり、なかなか会えなくなっちゃったけど大事に想ってる先輩の一人です。
そんな先輩が相田みつをみたいに、自分の中から溢れてきた言葉を紙に書いていてたので、仲間内ではそれをもらって楽しんでいたんだけど、どこかで形にしようって流れができて、「アトリエ一生燃焼情熱家」として過去に一冊本を出す、という経験をさせてもらったことがあります。このとき初めて、自分たちが著作権を持つ屋号を手に入れた。だから「一生燃焼情熱家」はとっても思い入れのある言葉で、今でも大事にしてる言葉です。
本の名前は、その名も「むねきゅん本」。笑
(当時のブログ)
その時は相田みつをとのつながりは「似てることをしてる人が、いいものを書いてる」くらいの認識だったけれど、今日自分の読んでいるメルマガで偶然つながってしまったので紹介したいと思います。
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書家・相田みつをの人生について、ご子息で相田みつを美術館館長の相田一人氏が語っています。相田作品の人気の秘密がここに。
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父の言葉には
「一生燃焼/一生感動/一生不悟」
というのもあって私も好きなんです。
これは後から読んだほうが分かりやすいと父は言っていました。
つまり、一生悟れなくてもいいから、一生何かに感動して、一生自分の命を燃焼していければそれでいい。
悟れなくてもいいから、自分の命を完全燃焼して生きていきたいという願いが父にはあったと思うんです。
求める世界が深くなればなるほど、迷いも深くなる。
どこまでいってもこれでいいということはなくて、だから自分には納得のいく書というのは一点もないんだ、と父は言っていました。
また父は、修行をして悟ったからといって、どんなことにも動じなくなったり、不安を感じなくなったりするわけではないとも言っていました。
悟れば悟ったなりに新たな不安や問題が出てくる。
作品に
「なやみはつきねんだなあ/生きているんだもの」
とある通りで、だから最後まで精進し続けた。
父の生涯というのは、まさに一生青春の人生だったといえます。
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もしも一緒に飲んだりしたら、朝まで語ることになってたかもしれないな、と思えた相田みつをさんのエピソードに触れることができて、嬉しい瞬間でした。
ちなみに、むねきゅん本は3000部くらいあったと思うけど、今は手元に1冊しかありません。
もしよければ、お酒飲むがてらウチまで見に来てくださいな。^^
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