2007年8月31日金曜日

映画「ファンタスティック・フォー:銀河の危機」

著者 :
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
発売日 : 2012-03-10
今日は、早めに上がれちゃったんで当たってた試写会に行ってきました。
今回はこれ。

監督:ティム・ストーリー
出演:ヨアン・グリフィズ,ジェシカ・アルバ,クリス・エヴァンス

感想:★★☆☆☆

まー、スパイダーマンやX-MENのMARVELってことでストーリーはわかってたし、軽い気持ちで「こんなもんかな」って観てました。予想通り過ぎて期待外れって感じあったかも。
映像はキレイだったけど、いつもの展開に終始していて、内容の軽い映画でした。

アメリカンコミックってなんでこんなに同じようなのばっかなんだろう?
そして、これが子供達だけじゃなく若者にも支持されているってのがホントなら、余計に理解できない。そんなにヒーローに飢えてるの?問題だらけなの?差別だらけなの?

あと、自分が行ったことあるNYやロンドン、万里の長城とか世界各国の映像が映画に出てくるってのは観てて楽しいっすね。あ、そうそう日本も出てきたよ。
「あそこ行ったなー」とか「俺も歩いてたなー」とか。そういうのを狙って撮ってるんだろうけど、旅行心をくすぐられます。

最近、地球が狭くなったせいかワールドワイドなスケールの映画ってのが増えてきて、だんだん新鮮味に欠けてきたなーってのは正直感じますね。選択肢が減ってきた気がして。
この辺は映画の難しいとこかもねー、映像作り込めるだけに逆に作り込まなきゃいけなくなって、その為に下手な映像のはいらない。オペラやらミュージカルであれば、同じ演目でも人が変わるだけでいいのかもしれないけど、映画はなかなかそうはいかないもんねー。

CGみたいな画期的な技術革新(つっても3Dも今はあるし。。。あとはアトラクションになっちゃうかも)とか、昔のと合わせて楽しむ為の「新説:○○」みたいのとか、ヒーローはアメリカではなくアフリカとかヨーロッパとか中東のどっかとかに変換してみたり、そういうのが必要になってきたかもしれないすね。

個人的には、超ヘビー級の小説「沈まぬ太陽」を2ヶ月かけて味わったってのもあって、2時間で終わる「映画」が異常に早く感じました。昔は「長いなー」って思ってたはずなのに。。。
どっちがいいも悪いもないけど、最終的には本の方が時間をかけてじっくり楽しめて、中身も得られるものも濃いのかもしれないね。本⇒映画はあっても映画⇒本ってのは聞いたことないし。

そんな新たな発見のあった映画でした。
試写会で良かった。笑

0 件のコメント:

コメントを投稿