2008年12月27日土曜日

本「粗食のすすめ」

<本の紹介>
アトピー、アレルギー、成人病が蔓延する現代日本。肉類や乳製品を積極的に取り入れる欧米型の食生活で、丈夫な体が作れるのだろうか。便利だからといってファースト・フードや加工食品に依存していてよいのだろうか―。日本人の食生活の問題点を鋭くつき、風土に根ざした、伝統的な穀類中心の献立と調理方法をあらためて提唱する、「本当に健康になりたい人」のための栄養学。

どっかの本で良書って紹介されてたんで、読んでみました。
なるほどなって思うとこが多くて、勉強になりましたわ。やっぱ、日本人なら米を食べるのがなによりも大事なんだなと。

大昔からずっと受け継がれてきたこの国に合った食材がある。それを度外視して、欧米からパンとか牛乳とが入ってきた。でも、水の話じゃないけど食事は風土に合った、そこで暮らす人たちの体質に一番合ったものを食べるのが一番適したものになる。
なぜ気候が温暖で雨も多く、豊かな土壌を田園として稲作ができる日本人が、寒くて土壌も貧しくて、小麦しか作れないような欧米の食事をマネしなきゃいけないのか。納豆の食べれない外人を偏食とは言わないのに、日本人は和食以外の食事も食べれなきゃ偏食になるのか。
カルシウム、ミネラル、ビタミン、、、栄養素としてそういったものが必要だってのは誰でも知ってるけど、じゃぁ一体どれくらいの種類の栄養素をどんだけ取れば健康になれるかわかってるのかと言ったら、わかってないんじゃないか。

日本人は体格は確かに昔と比べればよくなってるかもしれないが、体質的には脆弱になってる。
体育で跳び箱に手をついただけで骨折する人がいるんだって。へぇ。牛乳を飲んでるのに?
牛乳は、出来立てなら牛の子供には最高の食事になる。でも、人間と牛は違ってて、日本人はずっと牛乳なしでも生きてこれた。跳び箱だって飛べた。なぜ、牛の乳を加工して、飲まなきゃいけないの?

食生活を見直す必要があるなと思いました。
食生活を改善するには詳しくはこの本を読んでみて欲しいけど、まずは、カタカナをひらがなに変えるだけで、だいぶマシになるんだって。あと、丼。副食と主食のバランスを手っ取り早く整えるには丼を試してみるといいらしい。

もっと知ろう。考えなきゃ。
あと50年くらいの間直接自分に返ってくることだから、もっと大事にしなきゃと思いました。

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