2009年3月26日木曜日

本「第1感」

次はこんな本を読んでみました。

自分が何かを判断するとき、どんな風に決めてますか?
自分の好きなことって第1印象のなんとなくが大体合ってたり、嫌いなことや知らないことは「ヤマカン」が外れやすかったりして、その当たり外れの精度は情報があればある程上がっていくと思ったりしてませんか?

そりゃ、大事な判断をすぐに決めるってことはできないけど、、、それでも俺にとっては自分の瞬時の判断の精度を上げることって大事なテーマだったりします。

で、この本。

<本の紹介>
副題は「『最初の2秒』の『なんとなく』が正しい」。あれやこれやと悩んだ末に下した判断が間違えていた、という経験は誰にでもあるだろう。米国のジャーナリストであり、ヒット商品や購買者心理の研究などで知られる著者は、長時間考えてたどり着いた結論よりも、最初の直感やひらめきによって、人は物事の本質を見抜いていることが多いのではないかという疑問を抱いた。調査を進めると、それを裏づける数多くの事例や学術的根拠が存在することが分かったと言う。
芸術作品を一目見ただけで「贋作だ」と判断する人々がいる。そのように理屈ではなく一気に結論に達する脳の働きを「適応性無意識」と呼び、身体が持つ五感の延長線上にある「第六感」とは区別して解説する。夫婦の何気ない15分の会話を記録したビデオから、15年後の関係をほぼ予測し得るという心理学者がいる。「勘」や「経験」など曖昧な論拠ではなく、夫婦の1秒ごとの表情やしぐさを徹底的に分析した結果を示すのだと言う。

それとほぼ同様の作業を、我々の脳が瞬時に行っているとしたらどうか。日常生活やビジネスなどから様々な事例を示しつつ、「数秒の中にある一生を左右する判断の力」を理解し磨く方法を指南する。

まとめると、

1.自分の判断の精度は、その物事に対する習熟度(経験値)に比例するものであって、判断材料となる情報の量には大きくは依存しない。
2.判断の際に必要なポイント(分岐)は2,3に絞れるはずで、その情報さえ手に入れば判断の精度に大幅な間違いは激減する。

この2点かなと。
間違いやすい人は、単純に慣れてないとか、注意しなきゃいけないポイントがわかってないってことなんだと。

俺はこの本にすごく納得しました。
多分、そうなんだと思う。これは自分が大事にしてる「経験値のなさは経験することでしか埋められない」ってのと考え方としては一致する。

情報って大事だ。でも、経験の方が大事だ。
だから、もっと経験することを大事に動いていこう。失敗したっていいと思います。

死ぬこと以外かすり傷。
その先の自分の判断の精度をあげる為にも、失敗していくことは大事だと思うから、どんどん失敗しようと思います。

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