2009年3月2日月曜日

本「時間とムダの科学」

この本は良かったなー。
いろんなとこで活躍してる経営者陣が、自分の時間の使い方とか考え方を提供してくれてて、ナルホドなって思う部分が多々ありました。

おもしろいなーと思ったことをメモがてらいくつかあげておきます。

・4つのスケジュールを作る
 まずは現場の仕事のスケジュール
 次は、自分が職業人として身につけていくべきスキルを習得する為のスケジュール
 次は、家族とのスケジュール、「子供を守る、育てる」
 最後に、老後の人生の為のスケジュール、「会社とは無関係に、死ぬまで生き甲斐を持てる仕事を
 今から作るべき」

・優先順位と劣後順位
 優先度の判断も大事だが、なすべきでない仕事の順位を決定することも大事。
 「この仕事をまったくしなかったら何が起こるのか」を考えて、「何も起こらない」が結論なら直ちに
 その仕事は辞めるべき。

・父としてやるべきこと
 これから日本は大混乱に陥る。一寸先は闇のジャングルの中で生きることのできる人間を
 育てないといけない。その訓練を世間知らずの教師に任せていたら、生贄になるための
 人間を育てるようなもので、世の中に出たら即死すること間違いなしだ。社会経験が浅い
 母親にもこれはできない。塾の教師はこれを知っているが、金にならないので教えない。
 会社の厳しさ、マーケットの激しさといった「ジャングルのルール」を教えられるのは父親だけ。
 エクセルの使い方やプレゼンの方法、また100万円をどこまで増やせるか競争する、といった
 ことでもいい。

・世代別の特徴
 「少年ジャンプ世代」:今の40代。「努力、友情、勝利」といった単純な図式で世の中を
           計りがち。状況が向こうからやってくるという起承転結しか
           知らない。与えられたものに盲目的に従い、自分で道を
           切り開けない。日本人の民族病とも言える。
 「ドラゴンクエスト世代」:少年ジャンプ世代の次代。こらえ性がなく嫌になればオールクリアして
           しまうが、主体的に選択し行動することができる。

・よく働く割に成果のあがらない人の特徴
 ひとつの仕事に必要な時間を過小評価する人
 急いでやろうとする人
 同時にいくつかのことをする人

・優先順位をつけるときの法則
 過去ではなく未来を選ぶこと
 問題ではなく機会に焦点を合わせること
 横並びではなく独自の方向を決めること
 無難で容易なものではなく、変革をもたらすものに照準を高く合わせること

・今日の仕事を今日しないこと
 今日提出しなければならない仕事はその前日、前週、できうるものは前月のうちに準備し
 片付けてしまうこと。
 他人とする仕事はスタート時間だけを、1人でやる仕事は締切時間だけを設定している。
 この習慣を変え、スタート~締切までの時間を設定することで時間管理はしやすくなる。

みんないろいろ工夫もしてるし考えてんなって思います。
こういう人に直接話を聞かなくても考え方を盗めるんだから、本ってやっぱすごいすね。

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