2009年3月20日金曜日

本「傷つきやすくなった世界で」

この本は職場の先輩が教えてくれて、R25の最後のページに「空は、今日も、青いか?」をまとめたエッセイ集。ブクロに住んでた頃にIWGPがあったのがきっかけで、石田衣良が好きな俺としては読んでて楽しい本でした。

<本の紹介>
格差社会、勝ち組負け組、ネットカフェ難民、少子化、サービス残業、いじめ―時代の風がどんなに冷え込んでも、明日はきっと大丈夫。若い世代に向け、著者が優しく力強いメッセージを贈る。「R25」の好評連載「空は、今日も、青いか?」をまとめたエッセイ集。

問題は山積みだけど、問題がいっぱいあるから解決も楽しかったり、個人的にはそう悪いことじゃないと思ってます。ただ、1人で解決するのは難しいことばっかりだから、誰かの力が必要だったり、知ってもらうことが大事なのかなと。そういう意味じゃ、活字にするって温度差が出る危険を冒しても意義のあることなのかなと思ってます。
それは、俺がこういうブログを通して自分のしてることを知ってもらう理由にもなってたりして。

この本は読んでて短編短編なんでテンポが良くて、昔R25で読んだ話を改めて読むことになったりもして、新鮮なものもありつつ懐かしく読めるのもありつつで読んでて楽しかったです。
楽しいだけじゃなく、「そうだよなー」とか同情したり感情移入したり。

著者は著者なりに、俺は俺なりに、そういった問題に取り組んでいければいいのかなと思います。「俺だったらどうする。」を常に考えておくことって次の行動を早くしたり、今持ってる材料同士をつなげていくことにもなったりするからね。

世知辛い世の中だけど、みんなで持ちつ持たれつやっていけっといいですね。

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