2008年1月26日土曜日

本「マユツバ語大辞典」

今週読んでた本。

【マユツバ語】眉に唾をつけながら聞かないといけない怪しい言葉、いかがわしい言い回しのこと。一見、美しい言葉や、もっともらしい言葉が人を化かすことも多々あるので要注意。腹に一物ある人物、霞が関や永田町の住民がよく使う――(著者)。「愛国心」、「格差」、「終戦」、「誤解を招く」、「ノーコメント」等々、どんな辞書にも載っていないマユツバ語の真の意味、用法を次々看破、粉砕する痛快無比の大辞典!

だそうです。
いろんな「確かに」と思えるとこがありました。

・「地球温暖化」って、危なさが伝わってこないですね。いいことにすら思える。「地球高温化」の方が良くないか?
・コメントって評論家とかがするならわかるけど、当事者が「ノーコメント」って言うのってどういう了見なんですかね。他人事?あんたはそう言える立場にないと思うんですけど。
・ぜいたくは敵だ?いや、たまのぜいたくは素敵です☆笑←これがみんなの本音でしょ。
・豊島区にない建物に「池袋」は使えないらしいけど、東京ディズニーランドって「東京」にないですよね。まずはあいつをどうにかしなきゃ他がならわなくないですか。
・言語明瞭、意味不明。よく言ったもんですね。いるいる。
・春は曙、僕はウナギ。どちらもその後()で意味を持つけど、省略された形で通用する。日本語って難しいですね。

断じて「辞典」ではない、普通の本でしたけど、普段あんまり意識せずに使ってる言葉を改めて認識したりしてました。おもしろい言い回しもあるもんですね。

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