2019年10月14日月曜日

多摩地域新着ポータルをつくってみた

台風19号も過ぎた3連休最終日、久しぶりにブログを更新していこうかと。

というのも、今回の台風と、その直前にあった立川市の観光関連の会議を受けて考えたことが1つあったから、その記録をしておきたいなと。

それは一言でいうと、「リアルタイムで必要な情報にリーチできるようにすること」。

まず、時系列で話をするなら台風が来る直前の会議の話から。
その日の会議は約2ヶ月振りで、ボードメンバーもその間にいろいろまちで仕掛けて経験値を積み、仕事も兼ねて情報収集をし、準備をして参加していたように思う。

これまでの数回の成果もあり全体の方向性は合ってきて、では自分たちからどんなメッセージを次のアクションに盛り込むかという話の中で出た、「このまちで"今"どんなことが起こっているのかを知る方法がわかりにくいよね、そしてそれを計測する術も」という話。それをまず知らないと、必要な人に届かないと、次のアクションにはつながりにくい。うん。その通りだ。せっかくこの手にITスキルを持っているのだから、なにか考えたいなと思った。
その会議は他にもいろいろ楽しい意見交換ができて、「大きな台風前のちょっとしたワクワク感」とは別の、「まちの未来をつくるワクワク感」を持って終わったのでした。

そして買い出しばっちり籠城決め込んだ翌日、多摩地域は台風の恐ろしさに直面することになった。上流では十分にダムが機能するように事前に放流を始めていたにも関わらず、そんな貯水量をはるかに超える大雨。明るいうちはまだよかったけれど、夜になって多摩川は決壊しそうになる。今さら避難なんてみんなできない。何がどうなっているのか知りたくても、目に入るものからしか処理できない。いつもお世話になっているそんな知人・友人が流域にたくさんいただろうことを思うと、心配な思いと一緒に「次までにみんなにプラスになるなにかを準備しよう」とも思った。

そんな連続した2つの経験から、「まちの新着情報を一度に見れるようなダッシュボードがあったら嬉しいかも」と思って、早速こんな形でつくってみた。

▼多摩地域新着ポータル
https://www.netvibes.com/kijimasashi



必要な要件や考えたこととしては、
・それぞれが発信している情報を一発で見れること。
・「自分で取りに行かなくても見れる」ようにすること。
・災害時に一番早いtwitterは必須。(facebookの互換性より優先)
・行政からの情報も着信できることが必須。
・地域メディアのローカル情報こそ貴重。
・各施設の開館・閉館情報も見れる方がいい。
・市民活動団体のアクションも見逃せない。
・平時のイベント情報なんかも、見れたらきっとありがたい。
・まちの主要な団体の発信は「全部ある」を目指す。

まだまだ揃えている途中だけど、なかなかいい感じになってきたんじゃないかと。ひとつの情報収集ツールとして使ってもらえたら嬉しいし、「これも載せて」「こんなことはできない?」なんてフィードバックもお待ちしています。

0 件のコメント:

コメントを投稿