生殺与奪ができる代わりに誰にも見えない天使と、見えないはずの天使が見える女性の物語。生きているものだけがすべてではなく、ふいに人の気配を感じるときはそんなことが起こっているのかもしれないと思うと不思議と背筋も伸びる気もする。自分もこれまで危なかったシーンはあったけど今日まで生きている、それは独力以外に偶然的なものもあったのだと思うと、今使える時間を自分のためだけじゃなく、誰かにいいことが起こるように使っていきたい、とも思えたり。選ぶ道が平坦なものでなくても、自分で悔いなく選んでいくことが大切かなと改めて思いました。
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