2006年9月25日月曜日

本「これから取り組む企業のための日本版SOX法と内部統制」

今日読み終わった本。

著者 : 川上暁生
日本能率協会マネジメントセンター
発売日 : 2006-07-28
今の業務では使わないけど、なんかこれから取り組んでこーとしてるって話は聞いてたんで、「どんなもんかなぁ」って興味あって読んでみた。

内容は、日本版SOX法に沿って2008年度会計年度から上場企業とそこに関わる全ての企業で開始されなきゃいけない「内部統制」とはどんなことかって話。

経営者に向けたような話が多くて、今俺に直接関係するような話ではなかったけど、これを今ある会社に適用していくって結構大変な作業だなーって思った。

全部の業務の手順作って、業務にチェックが2重にも3重にもかかっているかどうかをチェックして、かかってなければ業務フローを変えてでもチェックさせる、と。
で、それを定期的もしくは突発的に経営者でチェックを行い、有効に機能しているかを今度は経営者がチェックする、と。
で、その報告書を元に今度は監査人が報告書の内容に虚偽がないかをチェックし、正当性を証明することで、ライブドアみたいな真似をする企業が今後出てくるのを防いで、株式市場の信頼性を取り戻していこー。って取り組み。

新しい会社なら、今後のフローにこれを取り入れるだけでいいから楽チンだと思うけどまず、「全部の業務の手順書を作る。」この作業を行うだけでも、数年かかるんじゃないか?ってのが正直なとこ。

でもまぁ、俺が今自分の中で管理してるのとかと本質的にやってることは変わらないし、やった方がいいのは間違いないと思う。
だから、作業者や下っ端の俺らにとって今後重要になってくるのは、資料や手順書をパパッとまとめられる能力になるかもね。ワードやエクセル・パワポなんかを思い通りに早く使えるスキルを持ってる人と持ってない人の差が結構出てくるのかもしれない、と思った。
あとは文章力。誰でもわかる文章を書いてあげないと意味ないし。

同じことを違う書き方で書かれるだけでも読んでる方は戸惑うし。

ん~、今の仕事にこれも足してやるの?大変だなぁ。。。

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