2007年10月27日土曜日

映画「ザ・エージェント」

著者 :
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
発売日 : 2011-01-26
この週末は台風が凄かったですね。
さすがにマンションが揺れるのには慣れたけど、どっか行こうと家出て5秒で傘が折れ、、、

断念。orz

てことで、家で本読んだり、映画観たりしてました。
で、またまた勝手にレビューさせてもらいます。笑
ネタばれありなんで、興味ある人だけ読んでくださいな。

今回の映画は「ザ・エージェント」。

「人生の挫折を乗り越えるスポーツ・エージェントをトム・クルーズが名演した感動のヒューマン・ドラマ。」だそうです。

確かに、感動して泣きました。
感動シーンに弱くて、すぐ泣いちゃうんだよなぁ。。^^;

「本当の仕事はこうあるべきだ」って経営方針と真逆の夢を綴った"提案書"を提出して、それによって業界屈指の大会社の反乱分子とみなされエージェントの仕事をクビになった主人公は、自分のクライアントの中で残ってくれた人たちと再起を誓う。その、会社を辞める際に、一緒に働いてた仲間を連れてこうとするけど、手を上げてくれたのは1人だけだった。。。

でも、現実的に考えて、このときに手をあげる選択は難しいと思いました。
その象徴的なセリフが、同僚の放った「あと3ヶ月で昇進するの。だから・・・」って断ったセリフになるかなと。

よっぽど会社に不満があるか、自分の夢がそこでは実現できないと思ってるなら、手はあげられるかもしれない。でも、そこそこ会社での人間関係に満足してて、会社も安泰っちゃ安泰で、そこで積み重ねて少しずつ上がってきた収入と、これからも見込める昇進とがあったら、普通は手はあげないのが妥当な判断だと思う。例え、仕事に多少の窮屈感や強引さを感じていたとしても。これを組織におぼれるっていうのかな。
でも、その「安泰」を求めてる人が世の中にどれだけいるだろうって考えてみれば、悪くない選択だって納得してもおかしくないと思う。

エージェントは、転職を手伝う為にいるのかな。
より良い条件を結ぶために存在しているのかな。
その人が仕事に集中できる環境を作る為に存在しているのかな。

そのまま、自分に移行して考えてみる。

俺は、今の会社で誰に何をしてあげることが存在意義になるんだろ。
仕事が忙しいとか、目の前の仕事に追われて、大事なことが見えなくなってたかもしれない、とか思いました。

エージェントも職業の1つなわけだから、職業として成り立つだけの仕事(=誰かの困ってること)があるってことになるわけで。そのニーズが何で、それを満たす為に自分は仕事できてるかなって観点は他の職業でも見えてなくちゃいけない部分かな、と思いました。いちお理解してるつもりだけど、グレーな部分って実際俺は結構あるなぁ。。。
でもそれがわかってる人としてる仕事の方が、きっと困ってることが解消していく実感は沸くのかな、とか思うんで、その辺はきっちりしておきたいと思った台風の土曜日でした。

0 件のコメント:

コメントを投稿