2009年1月31日土曜日

中大理工OBOG訪問@後楽園キャンパス

今日は、久々に大学に行く日。

こないだ高窪センセが刺されたって聞いてから、色んな人に連絡をもらったし、連絡もした。高窪センセの授業は受けてて(いや、受けてるって言えるような生徒ではなかったか。苦笑)、そんな「自分と関わりのあった人が殺された」のは初めてだったんで、ちょっと怖かったです。何年か前に自分のいた場所、そしてまだ知ってる人がいる場所でこんな事件が起こるなんて。。。

で、あんまりこういう動きはしたくはないけど「誰かが動かないと何も解決しない」、と思ってマスコミに勤めてる奴らから情報収集して、逆に犯人捜す為に研究室だった奴らに手がかりないか聞いたり情報提供して、「電電の王様」だった頃みたいに俺をコントロールタワーに同世代の情報がやり取りされるのを懐かしく感じてました。でも、結局センセのことは少しわかった程度で、犯人に直接つながるようなことは何も出てきませんでした。無力なんだなぁ。。。

高窪教授のご冥福を心よりお祈りします。

とかそんなのもあって、「大学どうなってんだろ」ってちょっと心配して行ったら、門が閉まってる。警戒態勢が解かれてないみたいでした。

「関係者ですか?」って警備員に聞かれて、「OBで大学に呼ばれてきました。」と。
で、身分証の提示を求められたり入場記録をつけさせられたりして、中に入って。

とりあえず早めに来たんで就職課に挨拶に行ったら、いましたいましたY課長☆
熱くて話好きで人懐こい、本当に大学のときにお世話になった課長さん。この人がいなかったら当時、俺らの世代でこのイベントは始められなかっただろう。毎年そのイベントを大事にしてくれてるこの人たちがいなかったら、今ここに呼ばれることもなかったと思います。

そんで思い出話に花咲かせて、事件や就職戦線、他のOBOGの話を聞いたりしてたら「kiji君CREWとN達で会場準備してて、昼飯も用意してあるから食べておいでよ。」って。
で、挨拶行って昼飯もらって今年のCREWと話してたりしました。

ちなみにCREWってのは就活を終えた4年生で「後輩の為に何かを」「お世話になった大学に何かを」って集まってくれた学生側のお手伝いさん。
Chuo Relationship Encourage Win out.(中大理工で築いたネットワークからいい影響・刺激をお互いに受けながらより良く生きていこう)
そんなコンセプトで動いてくれる仲間達と交流しながら、続々と集まってくる元・元氣会のメンバや同期仲間とも再会を果たして。いやー、久々に会うのってやっぱ楽しいっすね。
全部で45社60名のOBOGが集まったそうな。

そんな感じであとはいつもの流れに乗って、就活を控える学生側(100人限定イベントなのに、朝から順番待ちで並んだ学生総勢130人・・・)とのOB訪問。
ブースに分かれて、来てくれた学生に会社や仕事の話、それと就活の進め方(情報収集、SPI等の試験対策、面接)や自己分析のアドバイスとかとかいろんな話をして。結局20人くらいの学生と一気にOB訪問した形になったのかな?楽しく話せたけど、ちょっと疲れた。。。^^;

そのまま懇親会、聖地「水道橋」にて飲み会に突入。
いやー大学生の頃を思い出すわ。思い出話をしてみたり、新たに挨拶させてもらったり、学生だけじゃなく社会人としての自分にも為になる楽しい飲み会でした。

CREWの1人に、「なんでCREWになったの?」って聞いたら、「去年は学生側で参加していて、お世話になったから自分も後輩につなげたいと思った」って言ってる奴がいて嬉しく思いました。
去年CREWで手伝ってくれた奴が俺のこと覚えてくれてて、「お久しぶりです。自分も社会人になりました。大変ですけど、頑張ってます。」って挨拶に来てくれて。「いや、卒業してもここに来てくれるお前みたいな奴がいるから、俺らはつながってられるんだよ。ありがとう。」って。
今年の学生にポロッと「このイベントを始めたのは俺たちだったんだ」って言ったら、「こんなことできる大学、他にないですよ。俺ここに入って良かったです、こんなに力になってもらえるなら、俺頑張れます。」って。「そっか、気に入ってもらえたんなら良かったよ。このイベントがずっと続いてくことは社会人になった俺らにとっても嬉しいことだから、来年は君が就職課を手伝って後輩をサポートしてやって欲しいんだ。」って。

はじめた当初は、大学側からも怪しまれて、宗教団体とみなされてたこともあった。
でも、ニーズがあったから大きくなった。納得した就職活動をする為にも社会人と内定者に力になって欲しい就活生、社会人同士の同窓会、いい人材なら欲しがる会社、、、「俺たちは絶対間違ってない」って続けた結果、就職活動で成果を上げる必要のある大学側が「協力してやらないか?」って折れた。自分のことばっかりじゃなく、偏見に惑わされずフラットに"今必要なことは何か"が本当に見えてる人たちが揃ってんだなって思いました。
そこから、学生・大学・社会人全てのニーズを満たす形でできるようになったのが、このイベント。

  • 就活生への情報提供の場として
  • OBOGの同窓会の場として
  • 現役CREWとOBOGのネットワーク形成の場として
  • CREWの卒業イベントとして

一朝一夕で築いたものじゃないからこそ、愛着もあるし今も大学の中で大事にされてるのを嬉しく思います。「この大学を選んでやっぱ良かったな」って心から思えるし、これから大学を選ぶ学生にも自信持って「自分の後輩になってみせろよ」って薦められる。大学に入ることより、その先の就活のサポート体制が違う。大学がやるんじゃなく、みんなでサポートするんだ。そういう意識を持った先輩たちがいる大学だってことを何年も先、自分の仲間の子供が成長して、大学を選ぶときまで言えるようであって欲しい、と思います。

CREWのみなさん、就職課のみなさん、楽しいイベントをありがとうございました。
就活生、頑張ってくださいな。
力になれることならなんでもするから、納得のいく就活ができることを祈ってます。

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