2008年3月7日金曜日

そして誰もいなくなった。。。

今日、うすうすわかってはいたけど衝撃の報告がありました。

うちの職場の庶務さんがついに今月末で離任することが決まった、と。
本人の嬉しそうな報告を聞いて、「そっかぁ」ってちょっと寂しく思ったけど、次も頑張って欲しいと思います。

本当に、うちの職場はこの子がいなきゃまわってなかった。
なんでもよく気がついて、誰とでもうまく付き合っていけて、職場の雰囲気明るくしてくれて。俺が来たときからずっといたから、彼女がいなくなった職場ってどーなんだろ、ってちょっと想像つかない。。。

で、その日に集まれる人集めて飲みに行ってきました。
当日でもこんだけ人が集まる庶務さん。人徳って奴ですかねぇ。

でも、離任に至った理由とか経緯を聞かせてもらって、ほんとに申し訳なく思った。。。
セクハラ、パワハラってホントやだね。俺はそんなに被害を受けてないから、実際にあってる人のホントの気持ちは理解してあげられてないと思うけど、同性として申し訳なく思いました。すいませんです。俺が謝ってもしょうがないんだけど。

でも、社会って難しいなぁと。

自分が会社に属してるのは、「生きてくためにお金を稼ぐ必要があるから」って理由は誰もが外せないと思う。すごい裕福なんだけど趣味で働いてる人ってそうはいないでしょ。

セクハラを訴えたところで、なにかしらの解決に至るまでどのくらいの時間が必要になるんだろ。その間、世間にさらされてしまう被害者ってどーなんだろ。精神的に参っちゃったら、そっちの方が良くない。白い目で見られて稼げなくなったら、てのもあり得る今後。
そして、解決できたとして、それで収まるかっていうとこも思うしね。職を奪われた人が八つ当たりしてきたり、ストーカーやエスカレートしたりもするかもしれない。
俺ら下っ端だって、訴えようにも今の仕事気に入ってたら、同じ仕事できなくなってまでそいつを追い出したいと思うか疑問。組織の割合の法則として、その人頑張って追い出してもまた新しい人が出てくる。キリがないと思えちゃう。そして、その人と自分のどっちが追い出されるかと言えば、動けばやっぱり下っ端の俺らの方が追い出されるんだろうな。とか。

なんか、そういうことを思って、日本の社会の仕組み自体が偉い人は何やっても許される、立場の弱い人は涙を呑むように出来てんのかなって思いました。悲しいね。

で、俺らがその庶務さんにできることを考えた。

「ずっと俺らの世話をしてくれてた庶務さんの為に、庶務さんと縁の深かった人たちみんな集めて送別会をしよう。」

はい、幹事やります。同い年だしね。
今残業規制かかってて動けるし。

で、そっから参加者リスト作って、出欠取って、知り合いの店にあたったりぐるなびで探してみたり。。。そんな中で、「kijiさん俺にできることないですか?」「私もやりたいです」「なんでも言ってください」「店とかどうするんすか、自分探しますよ」って、驚くほどみんな協力的に動いてくれて。なんだこのやりやすさ。参加率もめちゃ高くて、懐かしの人たちとか続々参加表明してくれてあっというまに20人超えてもう30人届きそう。
改めて庶務さんの人徳と、一緒に働いてる人たちの「庶務さんになんかしてあげたい」って思いが伝わってきて、実際やってて自分が元気もらえたりしてます。←というか、俺なんもしてないかも?笑

そんな感じで、男女平等とか言ってっけどまだまだ職場の女の人って大変なんだなって考えさせられたけど、それでもいい人たちも間違いなくたくさんいて、希望はあるのかなと思ったのでした。

これ読んでる人へ。俺も自分で気付かず、そういうマネしてたら遠慮なく言ってね。やんねぇけど。腐ってきてたら言ってね。腐んねぇけど。

・・・来月から庶務さんいねぇのかぁ。。。どうなんだろ。。。

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