2007年11月13日火曜日

本「クチコミはこうしてつくられる」

1週間に1冊の読書マラソン、お次はこの本でした。

ネーミングの次はクチコミ。
どっちも、自分としてはすごい大事だと思ってること。

自分のやってることを誰かに伝えたいと思ったとき、どんな手段で伝えるのが一番効果的なのか。まずは、どんな手段が考えられるか。
テレビ、ラジオ、雑誌、新聞、看板、電車、、、既存のものに自分の伝えたいことを載せるのがまず1つ。
次に、自分で出版、自分のWebsite立ち上げ、自作の紹介DVD、チラシ作って配ってみたり、ML作ったり、、自分の手作りで何かを作って伝えることが1つ。
最後、クチコミ。

いろんなイベントに参加したり、企画したりしてきたけど、自分の経験談から言えば誰かのクチコミってのは確かにいきなり効果は出ないけど、一番信頼していいもんだと思ってます。
自分の信頼してる人からの情報は、それがホントならその人をもっと信頼するようになるだろし、ウソなら「あいつの言うことなんて」って信頼しなくなる可能性もある。下手すりゃ、関係が切れる場合もあり得る。
だから、下手にいろんなことを薦めるなんて普通はできないハズで、ほんとに自分が薦められる場合に限って自分の仲間に教えるってのが筋だと思います。
てことは、それなりのフィルターを通ったものしか相手も伝えてこないだろうから、多分信頼していんだろなっていう認識の元に、それを信頼してみるってことになんのかなと思います。

パーティータイムも、そういう報知の仕方をしているし、ここを意識してるのは事実です。
やっぱ、イベント自体を信頼して欲しいと思うから。じゃなきゃ、おっかなビックリの参加じゃ楽しめるもんも楽しめなかったりするからね。

ま、そんな感じでクチコミの重要性は認識はしていましたが、じゃーどうすれば効果的に広めたり、コントロールしたりできるのか。そこがすごく弱かった。暗中模索で失敗しながら覚えてった感じ。

でも、この本読んで、著者が外人なんでちと考え方や文化は違うかもだけど、もうちょっと広い視野で見ることも必要だなと感じました。
前個別に書いたけど、ネットワークのハブになる人の特徴的な共通点や、ハブじゃなくて、あるコミュニティから外に広げていく為にはブリッジ(2つのコミュニティの架け橋になる人)になれる人の協力が必要になること、その他いろいろ自分になかった視点の話もあったりして、結構為になりました。

大学時代に、俺はずっと複数個のサークルに入ってたけど、「サークル掛け持ちしてる奴はダメ」みたいに考えてる人も中にはいた。部活で日本一とか目指してるならもちろんそうすべきだろうけど、サークルってそういうわけじゃないのに、正直、「なんでそんなこと言うんだろ?知り合いが増えることは歓迎するくせに、この人結局何がしたいんだ?」とか思ったことも何度かあった。けど、それって俺がブリッジ的な特性を持ってる方が「絶対にあとで意味を持つ」って考えの元で動いてたからだと思います。
いくつかのコミュニティに入っていることは、「リスク分散」て意味でも「他のサークルのいいとこをもう1つに還元できる」って意味でも、「単純に自分の視野を広げられる」って意味でも俺にとってはプラスだから、この人にどう思われようが俺はこうするってしてたのは他の人には自分勝手に写ったかもしれないけど、今でも俺はそうして良かったと思ってます。

こういう本なんて読まなくたってうまくやってる人はいる。でも、「知らないことは、失うこと」なんで、興味がある人は読んでみるといいと思います。知識があれば人生うまくいくってわけじゃないけど、知識がないことで人生損してるってことは往々にしてあると思うんで。
この本に限って言えば、人のネットワークについてわかりやすく書かれてる、わるくない本だと思います。

っとまぁ、こんなクチコミもしてみたりして。笑
つまんない本だったらごめんね。

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