2007年11月27日火曜日

映画「雪のビッグ・ウェーブ」


本の紹介が続いたけど、ここらで映画も鑑賞してみたり。

見たのはこの「雪のビッグ・ウェーブ」。
ディズニー映画だってのは、見始めてすぐに知りました。
ジャケ買い的にタイトルで「これ、見よ」って。笑

話はビッグウェーブで遊び慣れた伝説のサーファー(とは言ってもまだ子供)が、転校により南国から北国へ。
スノボと出会うも、環境の変化に戸惑い、問題児となり一度は南国へ逃げ出すけど、、、て感じ。

家族で見るといい映画だと思います。

思ったのは、子供を親の思惑で育てちゃいけないってことでした。
これは、ほんとに思う。今でこそ俺は「ゆとり教育の申し子」とか「自由人」て言われてるけど、別にずっとやりたい放題だけを通して勉強とか何もしなかったわけじゃない。
けど、俺は親に「勉強しろ」って言われて勉強したことは基本ない(ま、ちょっとはあったかもだけど)。自分が必要と思ったことを、自分で認識して必要なレベルまでやった。受験なんかで塾や夏期講習とかがどうしても必要なときは、そりゃ援助してもらったけど、援助してもらうなりの成果を見せる必要があった。だって、スポンサーとの契約ってそういうものじゃんね。これは、サッカーやバスケみたいなスポーツをやってて憧れの選手を追っかけたりしながら身につけた感覚かも。マイケルジョーダンと同じように、自由とそこに対する責任は、同時に与えられた。自分のしたことで、怒られたときもあった。でも、理由はいつも明確にわかった。

親の方が人生を知ってるのは知ってる。親が経験した苦い後悔を、子供にして欲しくないってのもわかる。だから、アドバイスするのは問題ない。けど、その通りにするかしないかを決めるのはいつもそいつ自身であるべきだと思います。体で感じた方が早い間違いもある。親も、聞かれてないことまで答える必要はないし。

親の希望には沿わなかったかもしれない、けど、そんなことは俺にとってはどうでもいい話だし。昔の親の希望には沿ってない今の俺の方が、もしか楽しんでもらえてるかもしれないしね。

他人に迷惑をかけない。
致命的な大怪我や命に関わる危険を冒さない。

この2つが守られているなら、あとはなんだっていいと思います。
まずは仲間を作ること。そこからは、そのコミュニティから学んでいけばいいかなと。
そいつの人生はそいつ自身のもんだ。

実際、子供の方が親より利口で素直で、我慢してたりする部分ってあると思う。
お金も、腕力も、家庭内での権限も。いろんな意味で力じゃとても敵わない子供は、力を誇示する親には「やらされ感」で従うことになる。自分の最大限の譲歩なのに、過剰な期待をする親には足りなくうつることもあるのかもね。

そんなことを思った映画でした。だから、親子で見たらいいと思います。
今んとこ俺にはないんで、家族のいる、もしくは新たに家族ができる予定の人たちへの俺からのメッセージでした。^^;

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