2007年11月27日火曜日

本「いい「ことわざ」はいい人生の案内人」

「金言」って言葉がある。

「手本とすべき内容を持つすぐれた言葉」には、俺は力が宿ってると思ってます。
ことわざも、映画のセリフでも、歌詞でも、インタビューや対談で誰かが話してた言葉でも、つるんでる仲間が言った一言でも。

伝えたいのは言葉じゃなくて、その言葉に込められた気持ちだろうけど、その気持ちの強い言葉や力をもらえる言葉は自分にお金や時間とかの犠牲を払わせてでも、知りたいと思います。

今までそんな力にたくさん助けてもらってきた。
背中を押してくれたあいつの一言だったり、尊敬する先輩がくれた感謝の気持ちだったり、好きなアーティストがみんなに対して放ったメッセージだったり。

そんなわけで、この本が目に留まった瞬間に自分の手に収まってました。俺のモンだ。笑

日本語って、世界で一番マスターするのが難しいんだってね。
その日本語を使える俺らって、実は天才だったりして。
みんな天才だから普段天才に見えないのが玉にキズなわけだけど。笑

で、その難しさはどこから来るのか。
表現の多様性だって聞いた。

仕事をしているときは、認識齟齬を防ぐために同じ現象を違う言葉で表しちゃいけない。
それは、「これとこれって、同じこと?違うこと?」って余計な混乱を招くだけだから。

でも、仕事を離れれば、その多様性は活かすべきだと思う。
その引き出しは、持てるだけ持ってたい。特に、若いうちから。
だから、こういう本が好き。

いくつか本の中から紹介します。

「飽きずにやるから商いだ」
とはよく言ったもので、継続は力なりなんだよね、何事も。こうやって日記を書き続けてきたことも、いつか商売につながったりして。なんちって。
でも飽きっぽい奴には、商売はできない。初めから成功する為にやるけど、普通初めから成功なんてしないもんだ。成功するまでやるから成り立つようになるんだからね。
俺も頑張ります。

「春夏冬 1升5合」
これで、「商い 益々繁盛」って読むんだって。こういう暗号的なのっておもろいすね。
よく考えたもんだ。

「運・鈍・根」
成功する為には、この3つの要素がいるんだそうな。
最初に、運。運がある人は何やってもそれなりに成功する。うん、確かに納得。でもこれって自分じゃどーにもなんねーじゃんか。笑
次に、鈍。繊細だと気にしすぎて逆にダメなんだってさ。何言われても、どんなひどいイジメを受けても、効かない。これが大事だっていうのも、わかる気がするね。でもこれも勇気がいるんだよな、人と違うことやろうとしてるときは特に。ここも性格的な向き不向きはある気が・・・。
最後に、根。これは、みんながこれからでも手に入れられる部分だね。根気よく、根性見せてくこと。一番大事な気もするけど、他の要素が揃わない人がこれだけ持ってても結局波が来なきゃ乗れないし、繊細すぎる奴が根性見せてもボロボロになるだけかも。。。

「義理も人情も儀礼も欠く」
お金を貯めたかったら、こうするとイイんだとさ。通称、三カクの法。そりゃ、貯まるかもね。大事な何かを失いそうだけど。でも、こう言われると、お金を貯められない人たちは逆に言えば義理固く、人情が厚く、儀礼を欠かさない。人間としてめちゃできてる人なんぢゃん~♪すげぇすげぇ☆っとはしゃいでても明日のメシが食えないんじゃ続かないしね。
何事もバランスが肝心なのかも。

自分の知らなかったことわざやいろんな故事成語、キーワードとして覚えやすい言葉が散りばめられてて読んでてとってもおもしろかったです。そういうのに興味ある人はぜひ☆

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