2008年6月22日日曜日

山本寛斎、日本の美


今日は、雨で予定もなかったんで「東京を知ろう!」キャンペーンの続編をしてました。

今回の目的地は「江戸東京博物館」。
「あそこはいいよ!」って言われてたし、近いうちに行こうって思ってました。

で、両国着いたらなんかやたらと人がいる、、、「なにこれ?俺こんな混んでるとこ行こうとしてんの?マヂ?」ってちょっと考えたんだけど、どうやら国技館でイベントがあるらしくそれで並んでただけでした。
江戸東京博物館はそんなに人もいませんでしたね。
ま、雨の中無理して来る人も少ないだろうしね。

で、中入ってびっくり!ひれぇ~。
日本橋と呼ばれるナガーイ橋を渡って全体感を押さえて、江戸と東京をつなぐってコンセプトの元での展示品をいろいろと見たりして。
ちょうど、山本寛斎さんの「熱き心展~寛斎元気主義~」って展示会も同時開催してたんでそれも見させてもらって。この人ほんっとアツイすね、こういう人大好きです。
一度でいいから、一緒に仕事してみたいです。
ほんっと心に残るモンがあると思います。

江戸東京博物館に来てるのに、デビッドボウイのステージ衣装とかも見たりして。笑
「日本人として、世界と勝負がしたい。」
それをホントに実現した寛斎さんは実際すごいと思うし、かっこいいっすね。
「日本が好きだから、日本にいる人たちと日本の良さを見つめなおす機会として、まさに日本の中心を江戸から東京につなぐこの博物館でこういう形で自分の展示会が開催できることを嬉しく思う。」って。

海外に目を向けるのもいいけど、自分達の昔から培ってきたものにもっとスポットライトを当てて大事に育てていくのも必要だな、この博物館が伝えたいことって多分そういうことなんだろなって思いました。

で、ドンドンドンドン、ドンと来い!ってドンドン太鼓から始まる寄席があったんで落語を聞いてみたり、大空襲前の東京の景色を眺めてみたり、新鮮な感じで過ごしてました。

最後は「ペリー&ハリス」展へ。これは今日が東京最終日でしたね。
特別に思い入れがあって行ったわけではないけど、せっかくだからね、見させてもらいました。

ペリーもハリスも当時は相当変な目で見られたんじゃないかって思うけど、今や歴史の超有名人すからね。時代を動かせる人って何人もいたわけじゃないし、すごい人だったんだろなと思います。
この展示会では、国内でも初公開となる「日米和親条約」の原本が展示されてて。
何書いてあるんだかわからなかったけど、日本語版、英語版、オランダ語版とかいろいろあるのを初めて知りました。しかも、当時の日本代表が「自分の国の言葉以外で書かれた条約にサインはしない」ってドタキャンしたおかげで日本人とアメリカ人が同じ文書にサインした条約は一つも存在しないっていう、なんとも不思議な条約になってるのも初めて知った。この条約、ホントに有効なのか?

まぁ、そんなこんなでいろいろ勉強にもなったし、刺激も受けていい時間を過ごせました。
この博物館、すごいいいっすね☆まだ行ったことない人にはぜひぜひオススメしたいと思います。

今度はどこに行こうかな。

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