2006年10月7日土曜日

映画「トンマッコルへようこそ」

授賞式の後に、試写会が用意されてた。

観たのは2005年韓国で最も愛された映画、「トンマッコルへようこそ」。

800万人が観たらしい。
韓国の総人口って4500万人ちょっとだから、国民の6人に1人が観たっていう数字はすごいよね。
日本でそんな映画ってあったかな。。。「ジブリ」でも「踊る」でもそんないかないんじゃない?

んで、どんな映画だろ、って期待してた。

ストーリーはざっくり言うと南北戦争時代に、立場の違う兵士達がトンマッコルっていう争いを知らない村に迷い込み、純粋な村人達と暮らすうちに心を開いて笑顔を取り戻していく。でもその先には。。。って感じ。

国内が二分されるような戦争を知らない俺らには、そうなったときの悲惨な状況とかってリアルにわかるわけじゃないけど、戦時中でも争いを知らない、こんな村があったら同じ時代に生まれても幸せだったんだろーな、て思った。
そいつは世界レベルで見ると中東の争いを知らない俺らの国のことを言っているようにも見えた。ま、それじゃ日本が平和かって言われるとこっちもこっちで大変なんだけどさ。笑
でも、大変のレベルが全然違う。
命を取られる心配がないってだけ全然マシかな。

理想郷、桃源郷、竜宮城、エルドラード、黄金郷、、、いつだって、俺らは自分達の生活にどっかで不満を持ってるから?
こんな場所があったらいいなーってのを思い描くんだろね。

どんなに溜まったストレスの吐き出し方がうまい人でも、結局ストレスの溜まらない人には敵わないってことを感じた。

笑いあり、涙ありのいい映画でした。
大切な何かを守るためなら、犠牲になるのは自分でいい。

そんだけの想いを込めて、守りたいもんがある人ってかっこいいなって思いマス。

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