2006年10月15日日曜日

映画「マディソン郡の橋」

著者 :
ワーナー・ホーム・ビデオ
発売日 :
日曜2本目。
「俺ってほんと暇なんだな」とかブツブツ言いながら、TSUTAYAで借りてきた映画を見てる。

ま、パーティーやるといつもその後こうだから、副作用なのかもしれないけど。
いつも一晩であれだけの人数に会ったあとは、ちょっと1人で過ごしたくなって。
人って、そんなもんだよね。

今回は、そんな大勢の人と絡むことのないド田舎で暮らして、夢を諦めていた専業主婦さんが、家族のいない間に偶然街を訪ねてきた男と出会い、久しく忘れていた恋愛感情を思い出して、、、って話。

これもローマの休日と並び、めっちゃ有名な1本。
この橋にまつわる観光話やコバンザメ的な作品も何本もあったりする。

俺は、これすごい昔に見たことがある。うろ覚えだけど。
そのときはただ、「こんな橋の映画もあるんだ。」ていう感想しかなかった気がする。
もう10年くらい前なんじゃないかな。

今回見て、改めてこの作品が大衆に受け入れられる理由や、映画としての価値が見えてきて、嬉しかった。
同時に自分の成長が感じられたし、映画の趣味が変わってきてんのかなってのも感じた。
昔はアクションもの、危機一髪ものがやっぱ好きだったけど、今は落ち着いたヒューマンドラマ的なもんの方が落ち着いて見れたりして。
人って、そんなもんかもね。

監督も主演男優もクリント・イーストウッドが務めていた。
てことは、紛れもなくこの作品はクリント・イーストウッドの色が濃く出てる。

奇しくも近日中に、「父親たちの星条旗」「硫黄島からの手紙」の2本の映画が公開される。
その双方の映画の監督を務める、クリント・イーストウッド。

ちょっと、いい時期にこの一本に巡り合ったかも。

旅に出続けることには、賛成反対いろんな考え方があるだろう。
同じように結婚にも、賛成反対いろんな考え方があっていいと思うし、実際あると思う。

自分の決断を正当化する為には、どっかで相手の決断を否定する、もしくは聞こえないフリをしなきゃいけないのかもしれない。
でも、どっかで相手の生き方に対して憧れみたいなもんも持ってて。
ただ、そいつを掴もうとすれば、やっぱ掴んだ分だけ、下手すりゃそれ以上に手放さなくちゃいけないもんもあるかもしれなくて。
それは実際、リスキーで、怖いもんで。
強い人間じゃない俺らは、やっぱそんなもんだよね。

この先がどーなるかはわかんないけど、1人1人みんなが自分の考えを大事に持って、自分なりの人生をお互いに自慢し合えるような、そしてお互いが出会えたことをほんとに感謝し合えるような、そんな関係のまま年を取っていけたら、最高なのかなって思いマス。

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