2008年8月17日日曜日

ウルルンでウルルン

日頃はあんまりテレビとか見ない俺ですが、今日は久々にテレビの話。
俺、世界ウルルン滞在記って番組を初めてちゃんと見ました。

テレビっ子なみなさんからしたら「今さら何言ってんだ」って感じかもだけど、だってホントだもん。
理由は一つ。知り合いが出るから。
というか、俺はスポーツ番組か知り合いの出る奴、基本的にテレビはこういうのばっかだな。

今回、自分の会社の元同期(しかも最初に配属された部も一緒だったし研修の班も奇跡的に全部同じだったすげぇ仲良し同期の1人)が今年の初めに退職した(詳しくはコチラ)。

そっから先のどーしていくかは詳しく聞かなかった。
「みんなと離れるのは寂しいけどどーしてもずっとやりたかったことがあったんだ」って言われて、「そっか。寂しくなるけど応援してっから頑張れよ。」と。

あれから半年、今回の番組で取材してた「ドイツ国際平和村」で彼女はボランティアで働いてた。世界中の、大人たちのエゴに傷ついた子供たちに手を差し伸べてた。中には戦争中に被爆して体に傷を負ってる子供たちもいれば、核の影響で生まれたときから先天的な障害を持つ子供たちもいて、「こんなの大丈夫なの?」って目を覆いたくなるような症状の子供もいたりして。でも、彼女はその真っ只中で現実から目を背けずに、そんな子供たちがいつか回復して自分の国に帰るまでの間、持ち前の明るさを持って"母親代わり"として子供たちに接してる。

すごく、胸を打たれました。気づけば涙出てきてた。

一緒に飲みながら「ドイツ行く」って聞いて、W杯思い出して「ビールとソーセージか~、いい人多いし最高だね☆ほんとおめぇも好きだねぇ。」とか言ってた俺は何も知らなかったんだなぁと思いました。この世界のリアルが映し出される村で、自分のほんとに近くにいた奴が世界中の子供たちを相手に頑張ってる。それはすごく、意味のあることに思えたし逆に俺って何やってんだろ?って思いました。

決して、自分の人生に手を抜いてるわけじゃない。
自分に対して前向いて、自分の周りの少しでも多くの人たちに自分ができることを増やしていきたいと思って動いてはいる。でも、あんな状況でも一生懸命頑張ってる子供たちの姿見せられちゃったら、今よりもっとできることあんじゃない?って思わなきゃ嘘だ。

彼女と同じことをすることはできないけど、俺は俺のやり方で世の中に笑顔を増やそう。
あの村は、世の中が平和ならないハズなんだ。でも現実には、戦争は続いてるし村の規模は拡大し続けてる。あっちゃいけない村を作り出し、拡大させてるのは、子供たちの先を生きてる俺らだ。犠牲になってるのは、それぞれが誰よりも愛されて生まれてきたハズの子供たちだ。あの村が存在しなくてもいいくらい平和な世の中に少しでもしたいです。その為に、みんなができることを一つ一つ積み上げていくしかないと思います。

そんな自覚を俺は持ちたいし、持たなきゃいけないよな、と思いました。

これからもずっとこの先もみんなで笑ってられるって確信できる、そんな未来になりますように。
そうなりますように☆★☆

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