2008年10月9日木曜日

本「本は10冊同時に読め!」

この本は、いいですよ。すぐ読めるし為になると思う。

<本の紹介>
本は最後まで読む必要はない、仕事とは直接関係のない本を読め、読書メモはとるな―これまでの読書術の常識を覆す、画期的読書術!あらゆるジャンルの本からの情報を組み合わせることで、新しいアイデアが生まれる。「すき間時間」で本を読むことで、集中力が増す。どこを読み飛ばすのかを判断していくことで、決断力と情報収集力が身につく。本を10冊同時に読めば、10倍人生が面白くなる。

俺はこの著者の域にはまだ達してないけど、やっぱ読書もいろんなジャンルに触れることが大事だと思うし、趣味も読書以外にいろいろやるべきだと思ってたり並行させることって大事だなと思ってるんで、共感できる部分が多々ありました。

「一つのことが終わらないと次のことができない」って人と「やりたいことは断念せずに柔軟に並行させて進めてく」ことができる人は、頭の回転とか基本的な能力の部分で大きな開きがある気がする。
アイデアが出てくる早さも違うし、結局いろんな考え方に触れてる分モデリングが進んでるというか、「こういう考え方もできる」「俺ならこうするけど」「本来はこうあるべきだ」っていうのがすらすら出てくるような。

あと思ったのは、仕事の仕方。与えられた仕事をめちゃくちゃ頑張って、周りに評価される程の成果をあげるのは気持ちいいしすごいことだと思います。なかなかできることじゃないし、自分の為にもなると思う。さらなる成長も期待される。
でも、その仕事をやらされ感でやっているならそれは「超手帳法」でも触れたけど時間の浪費になる可能性もある。例えば週に2日くらい休んでたって企業はその人をよっぽどの理由がなきゃ辞めさせられることはない。「扱いにくい」「やる気あんのか」とか小言を上司に言われても、その人をクビにできない上司ができるのはその程度のこと。

考え方によっては、その仕事は本当は60点でいいのに、あえて100点を取りに行くこともないのかもなって思いました。もちろん、自分の絶対やりたい仕事でモチベーションがすごく高い状態ならどんどんやってけば良いと思うけど。上司の言葉を鵜呑みにする、部の方針達成の為に身を粉にして働く、それをその人が自分の考えなしにやっているのであればちょっともったいないと思いました。

「お金はなくなっても働けば手に入るが、なくした時間は取り戻せない」、だから今やるべきことって本当はなんなんだろって探すことは常にしておくべきだし、「読書とは”過去と未来を読み解くための道具”である」、これにも共感を覚えた。過去を知ることで自分の未来が変わるかも知れない。自分の未来にやりたいことや出会いたい人、行ってみたい場所や知りたいことがどんどん本を読んで知識をつけることでイメージできるようになるなら、それはどんどん読むべきだし読書の楽しみも増えるかなって思いました。

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