2008年10月15日水曜日

自分の好きな店なら、自分で守れ

今日はまたまた、Restaurant+Balanceへ。

野菜好きの職場の後輩が俺のブログを見て、「ぜひ行きたい」って言ってたんで連れてってみました。

職場からだと少し遠いけど、都内だし全然関係ないよね。
そんで、月明かりがキレイな店の屋上に案内してもらったりしながら、お店の中へ。

野菜についての思うことを思う存分語ってもらったり、俺と店長の母校での思い出話のガラの悪さに「漫画みてぇ」とか言われたり(苦笑)、今までに店長がどんなこと考えてこういう店やってるか、俺はその間どういうこと考えてきたから共感できたのかとか、仕事の話はそこそこに個人としてのそれぞれの生き方だったり、思いを語ってみたりしてました。

相変わらず料理もおいしくて、ほんとこういう料理ができることってうらやましいなと思うし、純粋に「楽しいだろうな」って思います。

思ってるだけ、言ってるだけじゃダメで、どんどん形にしてブラッシュアップしていくべきですよね。今なら全然失敗できんだから。はい、すいません。頑張ります。

後輩も、この店をすげぇ喜んでくれてて良かったです。
でも、喜ばせるだけじゃなく、そいつの意識も変えたくてここに連れてきたってのも俺にはあって。

「料理が好き」「働いてる人が好き」「バイトの子がかわいい」「家から近くてうまい」「お客さんが楽しい」、理由はいろいろあるにせよ、それぞれみんな自分の気に入ってる飲食店ってあると思います。服屋でも、スーパーでも、TSUTAYAとかでもいいです。
で、そのお店を自分が好きだ、必要だって思うのであれば、そこを潰さないようにするのは俺らの責任だと思います。

「そのスーパーがなくなるとすごく離れたとこまで行かなきゃいけない、なんかあったときスーパーが近くにないのは困る」なら、多少高くたってそこで買い物をして、近くのスーパーを潰さないようにするのは、その地域に住む人たちがやらなきゃいけないことなんじゃないかなと。逆に、いらないなら行かなくていい。潰せばいい。新しい店ができるかもしれない。気に入るかはわからないけど。

「そこに行けば自分の好きなものが食べれるし、いい話もできるし、気分よく帰れる。仲間との思い出も詰まってるから、できればそこで飲みたい」なら、その店に通って、その店の売り上げに貢献して、その店を潰さないようにすべきなんだ。「あー潰れちゃった、いい店だったんだけど」って、何もしないで他人事みたいに言うのは個人的にはなんか違うと思います。
例えば、「2人の結婚式で2次会やった店が潰れちゃった。2人の思い出の店だからいつまでもあって欲しかったのに」って、何年も足を運ばずに言ったりするのは、聞いててちょっと違うかなと俺は思います。残したいなら、残したいことを示さなきゃじゃないのかな。

音楽も一緒。好きなアーティストがいて、まだまだその人たちの音楽が聞きたいならその人のCDを買って、ライブに足を運んで、その人たちが活動しやすい環境を作るのはその人たちじゃない。俺らだ。

そう、思います。

後日談だけど、店長が自分のダイアリーの中でこのことを、(以下転載)

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昨日、お店に来てくれた友達が、
「いいお店だと思ったらそこに通ってその店が続くようにするのが僕らの責任だ」
と、言ってくれました。

その価値がある、と言える自分でありたいです。
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こんな風に書いててくれました。
これ読んで、俺自身の伝えたいことが店長にも伝わってて嬉しく思いました。

これからも人を通わせる店であって欲しいと思うし、その価値があるなら俺も彼を守る為、引いては自分の好きな場所を守る為にいろんな人に紹介していきたいなと思います。

それだけじゃなく、俺自身も「来てもらう価値がある」と思ってもらえる人でありたいなと。
金持ちじゃないし、ローンいっぱいあるし限られた財布の中での話にはなっちゃうけど、どーせなら自分のそういう意志を込めた形で動いて、お互いにうまくやっていけたらいいのかな、とか思います。

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