2008年10月5日日曜日

本「バカの壁」

感想として、個人の意見としてはおもしろく読めました。けど、悪口が多い。
カチンて来る人も結構いるんじゃないかなぁと。

人それぞれ、育った環境や所属している組織によって常識があって、非常識があって。
自分の知らないことを認めない人は同じ情報でも受け取らなかったりもする。

人に何かを伝えるときは、多少角ばった表現でも言い切った方が相手に届くと思うんで、わざとそう書いてる面もあるかと思ったけど、なんとなく「どーせわかんない人にはわかんないから、わかる人にだけわかるように書けばいいや」的な印象が強かったです。
決め付けみたいな。俺様みたいな。

ただ、「ナルホド」と思える部分もあって。
例えば「人は変わるけど、情報は変わらない」とか。こうやってブログを書いてる俺自身は変わっていくけど、その書いたダイアリーは変わらない。何年か経って同じ文章を読んで感じ方が変わっても、それは情報が変わったわけじゃなくて自分が変わっただけなんだってこと。
ネット社会になって情報量は格段に増えたし、日々刻々と新しい情報が入ってくるからどんどん変わる情報に振り回されちゃいけない、みたいに言われてるけど、流れてくる情報によってどんどん変わるのは自分自身だから。

そういう意味じゃ、流れてくる情報よりもその情報を得た自分がどう変わるかに興味がいくようになりました。結局、情報や人にどんだけ会ったかで見えてくるのは自分のことなのかも知れないですね。

いろんなことに好奇心を持って、壁の向こうが見える人間になりたいです。

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